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原雅幸 Bluewaterの並木道

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでます。
 この小説は20代のころ読んだことがありますが、内容が理解できず、40代になって始めてやっと読めるようになりました。この小説は村上春樹がビッグデータや電子通貨を巡る昨今の覇権争いを予感していたのではといいたくなる作品です。
 この記事を書いてる時点では博士が拉致され、「世界の終わり」に冬が来たあたりです。

原雅幸 Bluewaterの並木道

 この小説は多層世界で「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終わり」という話が同時進行で進み最後につながります。
「世界の終わり」は静寂さと遠い記憶を呼び出すような作風のヴィルヘルム・ハンマースホイを連想します。また、ポール・デルヴォーやフェルナン・クノップフも連想します。

 「世界の終わり」は人気がない壁に囲まれた街が舞台で壁の中には林や森もあります。、原雅幸の「Bluewaterの並木道」という作品こそが小説の世界観にあっていると思います。
 この作品は千葉県にあるホキ美術館が所蔵していますが、昨年の水害で美術館は長期休館を余儀なくされています。ホキ美術館を応援したいと思い、上段でいろいろな画家を挙げた中で、この作品を選びました。
次回の絵画ネタの頃には読み終えていると思うので第二弾を紹介します。

次の作品も紹介しています。
 「Kendalの思い出」と「光る海」
「クリストファーロビンの聲」
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川越寺社巡りその1

 3月4日は会社が休みだったので、川越の寺社巡りをしました。3回にわたり紹介します。 
 まずは東武東上線の川越駅から喜多院に行く道中にある川越八幡宮です。

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 1030年に源頼信が平忠常の乱平定の祈願をここで行い、戦勝に感謝したといういわれがある古社です。
 八幡宮の「八」の字が鳩をかたどっているところが素晴らしいです。

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 赤いマフラーが印象的な狛犬さまです。境内社である民部稲荷神社は足腰が強くなる御利益があるそうです。
 
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 参道の赤い灯篭が綺麗でした。

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 次にお参りしたのは喜多院近くにある日枝神社です。
 慈覚大師が830年に喜多院を創建した際、その鎮守として坂本の日吉大社を勧請したものであるといわれています。

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 本殿は朱塗りの三間社流造、銅板葺で国の重要文化財に指定されています。
 川越は太田道灌が戦略上の拠点と位置づけ開発をした地域です。そのことも関係して東京赤坂の日枝神社(こちら)は太田道灌が江戸城築城の際に、この川越日枝神社から分祀したものだそうです。

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 国の指定文化財である喜多院の鐘楼門です。
 川越は江戸幕府にとっても戦略上の拠点だったので主要な幕閣が代々藩主を務めました。そのため江戸時代は栄えていたのでお寺の装飾も豪華だったようです。

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 表側には龍、裏側には鷹の彫刻が施されています。守護者としてにらみきいた龍です。
 この日は雨でテンションが低めでしたが、そのような気分が吹き飛ぶような勇壮な龍でした。次回は喜多院の境内です。

葛飾北斎 朱鍾馗図幟

 美術館がのきなみ休館になったのでコロナウィルスにはうんざりですね。
 そこで今回紹介する作品は葛飾北斎の「朱鍾馗図幟」です・

葛飾北斎 朱鍾馗図幟

 ボストン美術館が所蔵する作品で過去に2回ほど見たことがあります。
 
 古来より朱は病魔が嫌う色だそうです。また、鍾馗様は疫病退散の御利益がある神様です。本来は5月に鑑賞するのが正しいのですが、疫病が蔓延する時勢だからこそこの作品はありがたみがあります。
 
 今回はコロナ終息を願って紹介しました。大きな災いは、あらゆる災難と一緒に去ると聞いたことがあります。コロナが収束した社会がより良くなっていることを祈っております。

品川宿の寺巡り

 東海道の主要な宿場であった品川宿はお寺も多いです。
 品川寺・海雲寺は京浜急行線の青物横丁駅周辺ですが、今回は新馬場駅周辺のお寺を紹介します。

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 まずは本光寺です。京都にある顕本法華宗の総本山妙満寺の江戸触頭であったことから有力な寺院だった思われます。
この三重の塔は昭和60時代に建てられたとのことです。 
 さて、千葉県市川市にも「本光寺」があります。こちらは自由すぎるCMが一時youtubeで有名になりましたが、電子マネーによるお賽銭をいち早く導入したり、写経しないと御朱印・御首代をいただけない等、伝統と革新が両立したお寺のようです。

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 東海寺です。徳川家光により創建され幕府による手厚い保護を受けていたお寺です。江戸時代の名僧である沢庵和尚のお墓があります。この建物は古学殿と呼ばれており、威厳を感じるお堂がかつてこの地域で一番の権勢があったことを伝えているようです。
 今回この地域のお寺を巡るにあたりリサーチはしたところ、この地域のお寺は戦災を免れた江戸時代に建てられたお堂が比較的多いようです。

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 法禅寺です。山門のレンガ塀が特徴です。このお寺の特徴はレンガで建てられていることです。

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 法禅寺流民叢塚碑です。江戸時代の天保の大飢饉のとき品川宿には流民が押し寄せたそうです。このお堂は流民を弔うために建てられました。

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 本堂です。今回このお寺をお参りした目的はこのレンガで建てられた本堂を見たかったからです。
 レンガで作られた祠や社殿は例が少ないですが、本堂となるとさらに少ないです。レンガの建物はヨーロッパの街並みを連想するせいか和洋折衷な独特は美しさを感じます。 
 前回の海雲寺とこの法禅寺は近代建築物がお好きな方には是非お勧めしたいです。

このお寺の近くにある荏原神社品川神社の記事も合わせてご覧ください。

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