三宝寺 練馬区石神井台

 三宝寺は1394年(一休さんが生まれた年)に創建された古社です。西武池袋線の石神井公園駅から歩いて20分程の場所にあります。先日の山門の画像に「守護使不入」(しゅごしふにゅう)と刻まれた碑がありますが、これは守護の徴税使であっても入れないことを示しており、相当な格式を誇るお寺です。

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 大黒堂です。

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 本堂です。新緑に覆われた境内はとても清々しいです。

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 彫刻が見事でした。特に印象深かった飛天を写しました。今まで見た飛天の彫刻の中で一番美人です。

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 根本大塔です。平成8年に開創600年記念事業として建てられたものです。

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 八十八ヶ所お砂踏霊場と高野山の奥之院です。昭和47年に弘法大師ご誕生1200年を記念して建立したそうです。
 
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 同じく、弘法大師ご誕生1200年を記念して建立した大師堂です。
 高野山の奥之院を模した長命寺が同じ練馬区ありますが、こちらは都の指定文化財です(こちら

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 御朱印です。数種類いただけますがご本尊様の御朱印を頂きました。

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 長屋門です。これは勝海舟邸にあった門を移築したものです。台東区や多摩界隈には幕末の幕府側の人物ゆかりの史跡を見かけますが練馬区にあるとは思ってもなかったです。次回は道場寺と禅定院を紹介します。
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ターナー 戦艦テメレール号

 2回続けてターナーの作品を紹介しましたが、代表作といえば、そして来日してほしい作品といえば「戦艦テメレール号」です。
 
戦艦テメレール
                            
 イギリスは海軍力で7つの海を支配し、蒸気機関の発明で産業革命を起こした国です。
 したがって、この作品はまさに「イギリス」を象徴していると言えます。2005年に行われたイギリス国内の一般投票により「最も偉大なイギリス絵画」に選ばれたそうです。ちなみに私の新婚旅行はロンドン。理由はこの作品が見たかったからです。

 蒸気船に曳航される帆船はトラファルガー海戦では2番艦、大和に対する武蔵のような戦艦です。そんな栄光ある帆船が小さい蒸気船に曳航されて解体される風景です。
 そのため、新しい時代(産業革命)の幕開けと一つの時代の終焉を描いた絵でもあります。世界史の教科書には「産業革命」の象徴として載っていました。
 
 夕陽と雲を貫く光線、そして暮れなずむ空の描写が素晴らしいです。そしてキャンバス一杯に広がる空間の描写も素晴らしいです。私は特に雲を貫く光線の描写に感嘆しました。
 夕暮れ時の青空と夕焼けが混ざる瞬間を描いたのは、時代の終焉を夕陽で、新しい時代への期待を青空で表したかったのかも知れません。

石神井台氷川神社と三宝寺

 厳島神社をお参りした後、石神井台氷川神社をお参りしました。
 ちなみに厳島神社からこの神社に行く道中には石神井城の空堀というとても貴重な遺跡もあります。

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 豊島氏が応永年間(足利義満の頃)、現在の埼玉県にある氷川神社を石神井城内に勧請して創建されました。
 
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 石神井城は太田道灌によって落城しましたが、この日(4月29日)はその慰霊祭が行われていました。「豊島」という姓は豊島区から練馬区にかけて(豊島氏の支配地域)は今なお多い姓です。
 
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 多くの参拝者がいるようですが、境内ではバザーが行われていました。
 さて、このブログでもたびたび登場する太田道灌ですが、現在の杉並区、中野区、練馬区に豊島氏攻略に合わせて寺社を創建・改築したり祈願・奉納をしています。両者の争いは激しかったようです。
 
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 この神社周辺は風致地区ということもあって上品な住宅街です。参道はとても端正で雰囲気がいいです。

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 続いて三宝寺をお参りしました。朱印地を与えられていた格式の高いお寺です。

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 御成門です。1827年に建てられました。この寺は将軍が鷹狩の際は休憩所として使用したそうです。
 このブログで以前、練馬区の隣にある杉並区は見ごたえのある寺社が多いと言いましたが、練馬区も負けていません。次回は境内の様子とこのお寺の御朱印を紹介します。

ターナー 風景・タンバリンをもつ女

  郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「ターナー 風景の詩(うた)」は、福島県にある郡山市立美術館が所蔵するターナーの版画展といっても過言ではない内容だったことは先日紹介したとおりで、国内にはターナーの作品が案外多いことがわかる展覧会でした。
 そこで今回紹介する作品は、国内にあるターナーの作品の代表といっても過言ではなく、そしてこの展覧会にも出展されている「風景・タンバリンをもつ女」です。

風景・タンバリンをもつ女
 
 栃木県立美術館が所蔵しており、私自身この作品を見るのは3回目です。 

 先日、ターナーの作品を見ているとYESの楽曲を連想するといいましたが、この作品に関しては論語の 「子、川上に在りて曰く、 「逝く者は斯くの如きか。昼夜を舎(お)かず」」という言葉を連想します。
 
 孔子が滔々と流れる河を見て言った言葉です。解釈はいろいろあるようですが、河の流れのように大きな気持ちを持つことの大事さと河の流れのように日々大きくなっていくことの素晴らしさを感じます
  論語の言葉を踏まえてこの作品を見ると、滔々と流れる河辺で楽しげに歌う女達は迷った心を励ましてくれるもののように感じてきます。
 次回はターナーのあの名作を紹介しようと思っています。ではまた!

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