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歌川国芳 国芳もやう正札附現金男 野晒悟助 

 骸骨と女性を描いた作品が続いたので、今度は骸骨と男性を描いた作品をお一つ。
 紹介する作品は歌川国芳の「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」です。

2016年04月03日21時12分05秒0001

 2016年4月3日に 練馬区立美術館の「国芳イズム -歌川国芳とその系脈」で見ました。
 なお、同時期にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」でも展示されていました。

 「国芳もやう」とは国芳が考案した柄ことです。猫が寄せ集まった髑髏がユニーク。 PSYCHO BUNNY というブランドのマークはウサギ耳のついた髑髏ですが、 「国芳もやう」にインスピレーションを得たのか?と思いました。
 
 この作品はお前を髑髏にしてやろうか!!という啖呵のように見えます。ご時世がらこの作品には鍾馗様と同様な御利益がありそうです。このブログでは「相馬の古内裏」も紹介しているので合わせてごらんください。
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月岡芳年 地獄太夫悟道の図

 私が推しているBABYMETALというアイドルグループが紅白に出場します。
 ヘビーメタルと童謡、ヒップホップの組み合わさった独特のサウンドと若い女の子が海外で頑張る姿に感動ものです。
 そこで今回紹介する作品は月岡芳年の「地獄太夫悟道の図」です。

20145.jpg

 BABYMETALの動画を見ればわかりますが、ギターやドラム、ベースは髑髏のボディースーツを着て演奏してます。その姿はこの作品のようなので紹介しました。なお、BABYMETALの魅力を冒頭で語りましたが、最近は華丸さんの娘さんががサポートダンサーをしてしいます。華丸さんは東京進出前の鶴屋華丸亀屋大吉の頃から応援しています。だからBABYMETALには昔からの知り合いの娘さんが立派に育ったのを見るような気持ちもあります。

 さて、話はこの絵画についてに戻しますが、地獄太夫が生きていた時代は戦国時代が始まろうとした殺伐とした時代だったので、地獄と現生になにも変わりがなかったことが想像できます。だから骸骨と戯れることができたのかもしれません。
 ちなみに地獄太夫は一休さんと恋愛関係にあったそうです。ウィキピディアに「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」という狂歌は、一休が太夫に贈ったものとする説が紹介されてました。この狂歌は歌丸師匠の新春の笑点でいうネタか思ってました。このブログで紹介している主な月岡芳年の作品もどうぞ!


清姫
南屏山昇月曹操
幽霊之図 玉兎孫悟空

月岡芳年 悟道の月

 中学生の頃「戦え!軍人君」を読んで以来、吉田戦車のファンです。先日は「吉田戦車 不条理ギャグのパイオニア〈大増補新版〉」を読みました。
 そこで2回程、吉田戦車の作品を連想する絵画を紹介します。まずは月岡芳年の「悟道の月」です。

月岡芳年 悟道の月

 布袋様が笑って月を見上げて、細かなことは気にせず楽しく生きることを説いている作品です。月が綺麗な秋だからこそ愛でたい作品ですね。ではこの作品が吉田戦車の作品とどう関係があるのか?

 吉田戦車の描く女性は可愛いという評判を良く見ますが、一方でごつごつした体育会の若者た(昔風の角刈り・丸刈り)、ニキビ面で汗っかきな若者、中年男性等、男性特有のむさ苦しさを描かせたら右に出る作家がいないと思います。バイト君なんか秀逸ですね。
 布袋様は神様というフィルターを外してみると、太った毛深いむさ苦しい中年男性そのものです。このあたりが吉田戦車の描く男性に似ていると思い紹介しました。あと3回は続きます。次回は吉田戦車の初期の作品を連想する絵画です。

このブログで紹介している他の月百姿の作品もどうぞ! 
 玉兎孫悟空
 南海月
 月夜釜 小鮒の源吾 島矢伴蔵と垣間見の月
 金時山の月
 南屏山昇月 曹操

歌川国芳 相馬の古内裏

 FACEBOOKで小学校時代の友人と再会し、お友達になりました。
 そこで、今回紹介する作品は歌川国芳の有名作品「相馬の古内裏」です。

2016年04月03日21時12分05秒0003

 平将門の遺児滝夜姫が亡父将門の遺志を継ぎ謀反を企て、それを討とうとする源頼信の臣大宅太郎光圀に対して巨大な骸骨を妖術で呼び出して戦っている場面を描いてます。 いつ見ても巨大な髑髏の造形に圧倒されます。
 「姫」であるからには美少女に違いないです。今風にいえば魔法少女が髑髏を召喚して戦っているというところですね。

 さて、友人との再会と魔法少女になんの関係があるのかですが、、、、、
 小学4年生の友人がビデオデッキを買ったのでキン肉マン録画したから見ないかと誘われました。
 友人と「GO!GO!マッスル~!!」というOPを期待していたら、再生されたのは「魔法の妖精ペルシャ(クリーミーマミかミンキーモモだったか?)」が友人の兄によって上書きされていました。要するに1980年代の魔法少女ものです。いけないものを見るような気持ちで見ました。
 今では魔法少女を愛でることは一般的ですが、私が4年生の頃は少数派だった気がします。
 しかし、日本男子の好みは幕末から変わらないようですね。友人と思い出話をしているうちにそんなことを思いこの作品を紹介しました。 次回の絵画ネタも1980年代のアニメの関連した作品です。

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