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靏護稲荷神社 荒川区東日暮里

2月3日に荒川区東日暮里にある靏護稲荷神社をお参りしました。「かくご」と読みます。

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松坂屋が1815年に当地に京都伏見稲荷を勧請して創建しました。この日は蠟梅が満開で馥郁たる香りが心地よかったです。

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お隣は大型のスーパーですが、元々は松坂屋の物流センターでした。

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境内にあるお地蔵様です。台座の真正面に「伊藤」と彫られていました。奉納者のことと思いますが、一瞬伊藤さんの像?と勘違いしました。

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小さいながらも綺麗に整備された心地よい境内です。いまは草木が枯れた季節ですが春から秋は緑が多くより心地よいと思います。

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鳥居の左側にある納屋のような建物には古い神具が置いてあります。呉服屋である松坂屋を描いたと思われる絵馬がありました。

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禅寺のように凛とした社殿です。

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名力士の蹲踞のように美しい石灯籠でした。

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波のような、たなびく雲のような瓦もまたいいです。この神社がすごく気に入ったせいか見るもの全てが美しく感じました。

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この神社の最寄り駅は山手線の鶯谷駅です。道中にある1700年代後半に造られた庚申塔です。保存状態が極めて良いです。
鶯谷駅周辺のことを思うと、この庚申塔が聖と俗の境目のように思えてなりません。

靏護稲荷神社は松坂屋があった銀座と今も店舗がある上野にもあり、今回紹介した神社が本社です。このブログでは上野にある分社を紹介しています。(こちら
また、松坂屋は大丸と経営統合していますね、江東区木場にある大丸が江戸に進出した際に建立した繁栄稲荷神社も紹介しています。(こちら
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神々森猿田彦神社 荒川区東日暮里

1月21日に荒川区東日暮里にある神々森猿田彦神社をお参りしました。
「かんかんもり」と読みます。

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神々しい名称ですが、このとおり小さな神社です。
大正時代までこの辺りには深い森がありその様が神々しかったので「神々森」と名付けられたそうです。

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庚申塔です。地元のお年寄りから小さいけど由緒ある神社であると教えていただきました。
この神社は汐入の胡録神社の分霊を勧請して祀ったと伝えられております。当初は第六天社と称していましたが、明治に入り胡録神社、次いで猿田彦神社と改称しています。(ちなみに汐入の胡録神社も当初は第六天社と称して

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小さいながらも立派な神輿蔵があります。戦前に建てられた近代建築物らしいのですがいつ建てられたかは調べきれませんでした。

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この神社の最寄り駅は日暮里駅です。通り道に繊維街があります。元々浅草で商売をしていた繊維商たちが集団で日暮里に移転してきたのをきっかけに、他の繊維業者たちもこの地に集まるようになったそうです。実家が生地を扱う店なので街に漂う生地のにおいに親しみを感じます。同じく繊維関係の問屋が多い東日本橋を連想します。

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日暮里駅前の太田道灌像「回天一枝」です。日暮里には「道灌山」等、太田道灌ゆかりの史跡が多く、有名な「山吹」の話は地元の豊島区に伝わるものと思っていましたが、日暮里近くの三河島にもあることを初めて知りました。次回も日暮里周辺の神社です。

耳無不動三峰神社 荒川区荒川

三河稲荷神社をお参りした後、耳無不動三峰神社に向かいました。

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道中にある三河島竜神です。路地裏にひっそりとある祠は風情があります。三河島という地名は3本の川の中州だったことに由来する説があります。であれば水の神を祀る祠が残っていても不思議ではないです。

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耳無不動三峰神社の鳥居です。扁額の周りに鎖が巻かれていますが何か謂れがあるのでしょうか?鳥居の先には力石があり重さは46貫。なんと172.5kg!!

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創建時期は不明です。この日の天気はノスタルジックになりがちな曇りだったので昭和に戻った気分になります。

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三峰神社なのでお狗様がいらっしゃります。いままでお会いしたお狗様の中で一番かわいくてリアルです。

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三峰神社の隣にあるのが「袈裟塚の耳無不動」です。

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「耳無不動」にまつわる伝説を要約すると、、、
・かつて近隣にあった仙光院の住職光慧はお絹という女性を追って江戸に来たけどあきらめて僧侶になった。
・ある日お絹が吉原にいることが分かりお寺のお金で吉原がよいにはまってお寺を追い出された。
・その後、仙光院の住職として招かれるが、悪事の結果か、仏罰として腰が抜け、果ては耳まで落ちてしまう悪病に苦しみようになった
・ある夜、夢枕に仙光院の本尊のお不動様が立ち、「村人たちの救済に努めよ。そうすれば救われる」と告げられた。

この不動明王は、左耳が無く、耳の病などにご利益があると伝えられ、穴をあけたお椀を奉納する慣わしがあります。
街角の神社は地域で語りつがれてきた昔話も残っています。非常に有意義な神社でした。

三河島稲荷神社 荒川区荒川

2月3日に常磐線三河島駅周辺の神社をお参りしたので照会します。まずは三河稲荷神社です

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三河島駅は貨物線が分岐しています。ちょうど国鉄型の電気機関車であるEF65が通過したので写しました。国鉄型車両はライトが丸いので表情が柔らかいですね。

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三河島稲荷神社は三河島駅から歩いて10分の場所に鎮座しています。

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1578年頃創建されました。疫病から護ってくれる疱瘡神も祀られているそうです。まだまだコ××は余談が許さないから御利益がありです。

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脚気に効き目があるとして参詣する人が多く、祈願成就の時には草鞋を奉納したそうです。こちらは御神木です。樹齢650年の欅ですが、切株のみが残されています。見てのとおり大切に祀られています。

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三河島の地名の由来は、三本の川が交わる場所であった説があります。川の流れのような扁額がいい感じでした。

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荒川区は江戸近郊の農村地帯だったので、狐も多くいたと思われます。社殿に施された狐の彫刻もいい感じですね。
再開発が進んでいますが路地裏はまだまだ昭和な雰囲気です。次回紹介する神社への道中は昭和時代の商店街で生まれ育った私にとって既視感がありました。

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