御嶽神社 大田区北嶺町
最近は千葉県北部の神社をお参りしては彫刻が素晴らしい!という記事が多いですが都内にも彫刻が見事な神社はあります。そこで10月12日に大田区にある御嶽神社(おんたけじんじゃ)をお参りしました。

木曽御嶽信仰に基づく神社で、関東における拠点です。

「みたけ」神社同様、この神社も狛犬様は狼です。重厚なお賽銭箱にも注目です。

水行堂です。23区にある神社では大変珍しいです。

この神社の見どころは江戸時代に彫られた彫刻です。各彫刻のは神社のHPで解説されています。
なお、この彫刻は水垢離で心身を清めている図です。

浦島太郎です。思いやりを説いています。

温公甕割の図です。

水行堂があるせいか、水の神である龍の彫刻も随所にありますが、波の彫刻も見事です。まさに水の呼吸ですね。

浦島太郎を見送る乙姫様の彫刻です。

養老の滝の彫刻です。

社殿右側です。
この神社の特筆すべき点は浦島太郎の彫刻です。中国の故事の知識がないと彫刻の意味が分からないことが多いですが、この神社は誰もが知ってる物語の彫刻があるので親しみやすかったです。

木曽御嶽信仰に基づく神社で、関東における拠点です。

「みたけ」神社同様、この神社も狛犬様は狼です。重厚なお賽銭箱にも注目です。

水行堂です。23区にある神社では大変珍しいです。

この神社の見どころは江戸時代に彫られた彫刻です。各彫刻のは神社のHPで解説されています。
なお、この彫刻は水垢離で心身を清めている図です。

浦島太郎です。思いやりを説いています。

温公甕割の図です。

水行堂があるせいか、水の神である龍の彫刻も随所にありますが、波の彫刻も見事です。まさに水の呼吸ですね。

浦島太郎を見送る乙姫様の彫刻です。

養老の滝の彫刻です。

社殿右側です。
この神社の特筆すべき点は浦島太郎の彫刻です。中国の故事の知識がないと彫刻の意味が分からないことが多いですが、この神社は誰もが知ってる物語の彫刻があるので親しみやすかったです。
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池上本門寺 大田区池上
先々週、大坊本行寺をお参りした後に訪れたのが日蓮宗の大本山池上本門寺です。(小さい画像はクリックすると拡大します。)

まずは「総門」です。お寺の参道入口にある門としては簡素ですが質実剛健とした趣があります。参道の右側には河津桜が咲いていました。

左は参道を登りきったところです。このお寺は高台にあり周りは墓地のため、マンションやら看板やらが目立たないため神聖な雰囲気が保たれています。右は仁王門です。「総門」は戦災を免れましたが仁王門は戦後に再建されたものです。左右の仁王様はアントニオ猪木がモデルをつとめたことで知られています。力道山のお墓があるこのお寺は格闘家の聖地です。

このお寺の守護神「長栄大威徳天」を祀っている「長栄堂」です。要はお稲荷様を祀っているお堂ですが、お寺と鳥居の組み合せが不思議な趣でした。(もっとも神仏混合は江戸末期までは普通だったそうですが)

高台にあるため、景観を邪魔するものがなく堂々さが引き立ちます。護国寺は歴史的な重みを、増上寺は伝統と近代(借景が東京タワー)を、浅草寺は人々のパワーを感じる大伽藍ですが、本門寺は堂の巨大さを十二分に堪能できます。

左が御首題で右が御朱印です。いずれも「日蓮大聖人御入滅之霊蹟」という印が他の御首題より重みを与えています。
さて、このお寺の魅力は江戸時代からある建築物が発する音楽のような心地よさです。

経蔵です。内部には法華曼荼羅が掲げられています。

五重塔と宝塔です。この日は天候が残念だったのでこの2棟は2011年9月に撮影したもので紹介します。
奈良の薬師寺の東塔は「凍れる音楽」と形容されています。寺社の垂木と組物等をじっ~と見ているとその調和が心地よく感じてきます。この心地よさを「音楽」と形容したのかもしれません。
経蔵の垂木と組物は合唱団の歌声、五重塔からは清らかな声明が、宝塔からは勇壮な日蓮宗の読経が聞こえてくるようです。ぜひ、垂木と組物の調和がおります心地よさを堪能してください。ではまた!!
このお寺の支院、大坊本行寺の記事はこちら
同じく日蓮宗の大本山、千葉県にある法華経寺の記事はこちら

まずは「総門」です。お寺の参道入口にある門としては簡素ですが質実剛健とした趣があります。参道の右側には河津桜が咲いていました。


左は参道を登りきったところです。このお寺は高台にあり周りは墓地のため、マンションやら看板やらが目立たないため神聖な雰囲気が保たれています。右は仁王門です。「総門」は戦災を免れましたが仁王門は戦後に再建されたものです。左右の仁王様はアントニオ猪木がモデルをつとめたことで知られています。力道山のお墓があるこのお寺は格闘家の聖地です。

このお寺の守護神「長栄大威徳天」を祀っている「長栄堂」です。要はお稲荷様を祀っているお堂ですが、お寺と鳥居の組み合せが不思議な趣でした。(もっとも神仏混合は江戸末期までは普通だったそうですが)

高台にあるため、景観を邪魔するものがなく堂々さが引き立ちます。護国寺は歴史的な重みを、増上寺は伝統と近代(借景が東京タワー)を、浅草寺は人々のパワーを感じる大伽藍ですが、本門寺は堂の巨大さを十二分に堪能できます。


左が御首題で右が御朱印です。いずれも「日蓮大聖人御入滅之霊蹟」という印が他の御首題より重みを与えています。
さて、このお寺の魅力は江戸時代からある建築物が発する音楽のような心地よさです。

経蔵です。内部には法華曼荼羅が掲げられています。


五重塔と宝塔です。この日は天候が残念だったのでこの2棟は2011年9月に撮影したもので紹介します。
奈良の薬師寺の東塔は「凍れる音楽」と形容されています。寺社の垂木と組物等をじっ~と見ているとその調和が心地よく感じてきます。この心地よさを「音楽」と形容したのかもしれません。
経蔵の垂木と組物は合唱団の歌声、五重塔からは清らかな声明が、宝塔からは勇壮な日蓮宗の読経が聞こえてくるようです。ぜひ、垂木と組物の調和がおります心地よさを堪能してください。ではまた!!
このお寺の支院、大坊本行寺の記事はこちら
同じく日蓮宗の大本山、千葉県にある法華経寺の記事はこちら
大坊本行寺 大田区池上
先週の土曜日に大田区にある大坊本行寺と池上本門寺をお参りしたので、今回は大坊本行寺を紹介します。
(小さい画像はクリックすると拡大します。)

このお寺をお参りする前に立ち寄った池上梅園です。7分咲きでした。おそらくこの週末(3月8・9日)頃は満開で見ごろかもしれません。この日は残念な天気でしたが、梅の香りがしっとりとそしてじっくりと園内に広がってました。

大坊本行寺は池上本門寺の支院ですが、ここで日蓮聖人が入滅されたことから生誕の地「誕生寺」、修行・布教の地「身延山久遠寺」とともに日蓮聖人3大聖地です。そのため本堂は堂々とした印象です。ちなみに良く晴れた日はこんな感じです。

上の画像は9月初旬に撮影したものです。池上本門寺周辺の支院は、境内が端正です。

このお堂は日蓮大聖人ご入滅の後、ご遺体を荼毘にふした際の御灰を安置している御灰骨堂です。

御灰骨堂の隣にある旅着堂の堂内です。旅姿の日蓮聖人像が安置されています。日蓮宗のお寺には精巧な日蓮聖人像があります。祖父祖母の墓は日蓮宗のお寺にあります。幼い頃、祖父祖母の法事のとき親に「小さいお坊さんがこっちをじっと見てる」と言ってしまったことがあるぐらいです。。。

左の御朱印は私が頂いた御朱印の中では5本の指に入る自慢の御朱印です。右の御首題はシンプルですが、日蓮宗の霊場であること示す印にありがたみを感じます。
祖父祖母の墓は日蓮宗、両親も日蓮宗のお墓を買ったので、今までも、これからも日蓮宗にはお世話になるので日蓮上人が入滅した臨終の間では、どの寺社よりも心をこめてお参りしました。次回は池上本門寺です。
(小さい画像はクリックすると拡大します。)


このお寺をお参りする前に立ち寄った池上梅園です。7分咲きでした。おそらくこの週末(3月8・9日)頃は満開で見ごろかもしれません。この日は残念な天気でしたが、梅の香りがしっとりとそしてじっくりと園内に広がってました。

大坊本行寺は池上本門寺の支院ですが、ここで日蓮聖人が入滅されたことから生誕の地「誕生寺」、修行・布教の地「身延山久遠寺」とともに日蓮聖人3大聖地です。そのため本堂は堂々とした印象です。ちなみに良く晴れた日はこんな感じです。

上の画像は9月初旬に撮影したものです。池上本門寺周辺の支院は、境内が端正です。

このお堂は日蓮大聖人ご入滅の後、ご遺体を荼毘にふした際の御灰を安置している御灰骨堂です。

御灰骨堂の隣にある旅着堂の堂内です。旅姿の日蓮聖人像が安置されています。日蓮宗のお寺には精巧な日蓮聖人像があります。祖父祖母の墓は日蓮宗のお寺にあります。幼い頃、祖父祖母の法事のとき親に「小さいお坊さんがこっちをじっと見てる」と言ってしまったことがあるぐらいです。。。


左の御朱印は私が頂いた御朱印の中では5本の指に入る自慢の御朱印です。右の御首題はシンプルですが、日蓮宗の霊場であること示す印にありがたみを感じます。
祖父祖母の墓は日蓮宗、両親も日蓮宗のお墓を買ったので、今までも、これからも日蓮宗にはお世話になるので日蓮上人が入滅した臨終の間では、どの寺社よりも心をこめてお参りしました。次回は池上本門寺です。