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ベラスケス 王太子バルタサール・カルロス騎馬像

23日は幸いにも早く帰社できたので、「日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」に行きました。
 今回紹介する作品はベラスケスの「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」です。

ベラスケス 王太子バルタサール・カルロス騎馬像

 5-6歳の王太子バルタサール・カルロスの堂々とした姿がかわいらしい、この展覧会の目玉の作品です。
 他にも傑作品はありましたが、息子は4月から年長で王太子と同学年なので選びました。うちのは自転車補助輪なしが微妙なのに、さすが世界を支配したスペインの王太子は馬を軽々と乗りこなすのだなと感心しました。

 生命力が一斉に芽吹く春です。子供は芽吹きの象徴ともいえるので、この季節に鑑賞するのにふさわしい作品といえます。
 上野で(一部は満開でした)桜を見たあと、この作品を愛でて、春をより一層満喫するのもいいですね。
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フランシスコ・デ・ゴヤ トビアスと大天使ラファエル

 11月13日の金曜日の会社帰りに三菱一号館美術館で開催中の「プラド美術館展 スペイン宮廷 美への情熱 」へ行きました。
 今回紹介する作品はこの展覧会で特に感銘を受けたフランシスコ・デ・ゴヤの「トビアスと大天使ラファエル」です。

2015年11月13日21時09分58

 光輪のドラマチックな輝き、大天使ラファエルの純白な衣装が特に映える描写は素晴らしいです。大天使ラファエルがトビアス少年にその魚は父親の目を治すという御神託をいう場面です。
  
 先月結膜炎にかかり、その後遺症で左目の視力が低下したのでこの作品をじっくり鑑賞するとご利益があるよな気がしました。
実際この日を境に視力は回復を始めました。優れた宗教画はご利益があるようです。数ある傑作の中でこの作品を選んだのはそういう理由です。

  実は一番良かった作品はムリーリョの「ロザリオの聖母」ですが、なぜか絵葉書は販売されていませんでした。パッチとした瞳が愛くるしい作品でした。この展覧会は年明けまで開催されています。

ムリーリョ エル・エスコリアルの無原罪の御宿り

 日曜日に腰に激痛!次の日接骨院に行ったら寒さのせいですと言われたので腹巻をしたら調子がいいです。若いころはダサいと思っていた腹巻ですが、いまや手放せません。
 さて、ウフィツィ美術館展はルネサンス期の絵画を展示しているので宗教画も多く神聖な雰囲気でもありました。そこでこれはいい!と思う宗教画を3作品紹介します。まずはムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」です。
 
エル・エスコリアルの無原罪の御宿り

 「無原罪の御宿り」は、キリストの母マリアは汚れなき存在であり、「情欲の交わりなしに」、母アンナの体に宿り、原罪なしに生まれてきたとする教義で、スペインでは特に熱心に信仰されているそうです。また、「聖母は12,3歳の少女で、白い着物の上に青いマントを着け、手を胸に当てて祈っている。月は下向きの三日月とする」というスタイルだそうです。

 「無原罪の御宿り」はウフィツィ美術館展でも展示されていましたが宗教画にありがちな堅苦しさ(仏くささ?)を感じましたが、この信仰が盛んなスペインでは親しみやすくするため美少女の姿で描くことが多いそうです。そういうわけか異教徒の私は「無原罪の御宿り」はキリスト教の宗教画では聖母子像に次いで親しみを感じます。

 特にこの作品は神々しいというよりかわいらしいです。数ある「無原罪の御宿り」の中で私が考えるもっともかわいらしいアンナなこの作品と思っています。次回は「受胎告知」を紹介します。ではよい週末を!!

無原罪の御宿り エル・グレコとフランシスコ・デ・ゴヤ

 東京都美術館で開催中のエル・グレコ展に行ったので、「無原罪の御宿り」を紹介します。

エル・グレコ無原の御宿り

 先ずはエル・グレコの作品です。
 「無原罪の御宿り」はスペイン人がよく描くもので、当地の美少女風に描くことが多いので愛らしいものも多いですが、アンナ様を取り巻く多くの天使達が奏でる荘厳な音楽が聞こえそうな作品です。陰影に富んだ画面が神々しさが魅力的ですね。

ゴヤ・無原罪の御宿り
 
 ついでながら、フランシスコ・デ・ゴヤの作品です。
 荘厳な音楽というより、御神託が聞こえそうな作品です。まばゆい後光が救世主の誕生を予感させます。合掌しているようにも見えるので観音様のようにも見えます。「聖母は12,3歳の少女」を描くそうですが、洋の東西を問わず、清らかな少女は神聖な存在なのですね。

 このブログではムリーリョの「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」も紹介しています(こちら

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