ギュスターヴ・モロー 聖なる象(ペリ)

 毎度、ご訪問ありがとうございます。良い絵画は心を癒します。このブログで少しでも皆様が癒されたら幸いです。
 さて、今回紹介する動物を描いた作品は ギュスターヴ・モローの「聖なる象(ペリ)」です。

聖なる象

 象は神聖視されている動物です。逞しく、賢く、そして愛らしい姿を見ると納得です。

 よい作品は、自分がその絵の中にいるような気分になりますが、モローの作品の中ではこの作品がもっとも強くそういう気分になりです。澄んだ水、清らかな空気、天女と花々の甘美さ美しさに癒されます。
 モローの作品の女性は身を滅ぼしそうな女性が多いですが、この絵の女性は救ってくれそうです。それは象に乗った菩薩普賢菩薩を連想したからです。

 国立西洋美術館が所蔵する名画は数多いですが、この作品が一番神聖だと思ってます。

このブログで紹介しているギュスターヴ・モローの作品は次の通りです。
出現
岩の上の女神
聖ゲオルギウスと竜
一角獣
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モネ ヴェトゥイユの画家の庭 ルノワール ガーンジー島の子ども達

 夏本番です。最近の夏は凶悪ですが本来は光の美しさを感じる季節でもありますよね。そこで今回は豪華に印象派絵画を二本立てです。ますはモネの「ヴェトゥイユの画家の庭」です。

ヴェトゥイユの画家の庭

 青空とひまわりの見事なコンストラクションが素晴らしい!
 この絵に出てくる男の子はモネの次男ミシェルで、「「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」ではこの絵の左に展示されている「日傘の女、モネ夫人と息子」に登場しているのは兄のジャン君だそうです。モネは次男に「お兄ちゃんばっかずるい~」と言われたのでしょうか?
 ちなみに、道の奥の階段に立つ2人は当時モネ一家とともに暮らしていたオシュデ夫妻の子供達だそうです。

 この絵は大学生の頃の夏休みを思い出だします。
 出身は東京ですが、大学だけは福島にいました。サークルは児童文化研究会(通称:ジャリ研)で夏休みは県内を2週間ほど紙芝居を持って巡回しました。この絵は田舎の夏の風景を思い出します。
 同時に、サークルのメンバーは男女ともにいわゆる草食系。2週間も同じ場所に寝泊まり(宿泊場所は公民館)しながら何も起きないという超健全さ!美しい思い出とともに、微妙~な思い出も蘇りました。

 次はルノワールの「ガーンジー島の子ども達」です。
 
ガーンジー島の子どもたち

 ルノワールの名画には「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像」等少女を描いたものも多いですが、少女を描いた作品群の作品の中では、この子たちは取り繕った感じがなく素が出ているからこの作品が一番美しい。特に真ん中の子は優しいお姉さん感がとても良い!!明るい色彩で夏休みの楽しいバカンスの様子が伝わってくるこの季節にとてもふさわしい作品です。
  
 ルノワールもこの絵が気に入ったのか同じタイトルの絵があります。そのもう一つはバーンズコレクション(門外不出で有名)のものです。バーンズコレクションのにもこの4人は登場しますが、海水浴をしている人々と海の部分がこの絵より多く、島の海水浴場を俯瞰した感じで色彩は抑え気味です。
   
 さて、私は次男です。子供の頃兄というのは喧嘩になったら負けるし、いいようにいじられるしではっきりいって理不尽なものでした(今はそのようなことはないです)
 なので、姉がいる子がうらやましかったです。それをいまだに引きずっているのか年上の女(ひとと読んでください)に憧れます。。。だからこの絵がいい!!と言ってるのかもしれない。では良い週末を!!

ルソー フットボールをする人々

 リオオリンピックはいろいろな問題点が報道されていますが、無事に開催されてほしいものです。
 さて、今回は競技をしている風景を描いた作品を紹介します。ルソーの「フットボールをする人々」です。

201607092034.jpg

 ルソーの作品は、なんか脱力するものもありますが、この作品がその一つです。
 フットボール選手の迫力ある試合風景というより、ひげ面のおっさんがじゃれあってるようにしか見えないし、遠近感が???
な作品です。しかしそこがいいです。
 アスリートの技と技がぶつかりあう試合中はいわゆる珍プレーもあります。この作品はそんな気分です。

 さて、この作品は10年以上前に多分、文化村か世田谷美術館で見たような気がします。
 今でこそ、ピカソも絶賛した巨匠といわれていますが、当時の例えば古典派の作品と並べてみると下手に見えます。とんがっていた画家達には衝撃だったのがうなずけます。「へたうま」の元祖という人もいますが同感です。このブログでは次の作品も紹介しているのでよろしければどうぞ!

「セーヴル橋とクラマールの丘、サン=クルーとベルヴュの眺め」
「赤ん坊のお祝い!」

ルノワール 草原の坂道(夏の田舎道)

 今回紹介する作品は、ルノワールの風景画作品の中でも特に代表作として知られている「草原の坂道(夏の田舎道)」です。

20150820181644c72.jpg
 
 19世紀末になると鉄道網が発達し、近郊にピクニックに行くことも可能になったそうです。そんな時代の家族の休日の風景を描いた作品です。夏の日差しはまぶしく決して心地よいものではありませんが、らぎを感じる光の描写は見事です。家族の憩いのひと時により一層の安堵感を与えています。
 
 休日は子供を連れて公園に行くのが日課になってます。息子は公園の茂みに入り込んでいくのですが、都市部の公園なので茂みが少なくないので、思い切り茂みの中で遊ぶことで自然と触れ合ってもらいたいと思うことがあります。今回そんな私の願望もあり選んでみました。

 ルノワールの作品で夏の憩いのひと時を描いた作品として、「ガーンジー島の子ども達」も紹介しているのでよろしければどうぞ!(こちら
 次回は作風が一転して松井冬子の作品です。

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