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セーヴル橋とクラマールの丘、サン=クルーとベルヴュの眺め  ルソー

 先日、パスポートを更新しました。多分10年以内には海外旅行にも行けるかもしれませんね。
 海外旅行といえば飛行機です。そこで今回紹介するのはルソーの「セーヴル橋とクラマールの丘、サン=クルーとベルヴュの眺め」です。

2013年01月18日22時58分05秒0001
 
 ルソーの魅力は童話的なほのぼのとした雰囲気です。
 橋の上の人物と飛行機の距離感がつかみずらいというよりありえないです。この大胆な構図が不思議な均整を保っているところもよいです。(この作品はいつどこの展覧会で見たかは不明です。)

 飛行船と気球はなぜか見ていてのんびりとした気分になれる乗り物です。休日の昼下がりを川辺でのんきに散歩したい気分になる作品です。そのままビール飲んでボケ~っとしたい!

 しかし、この作品を見てそんな気分になれるのは飛行機が当たり前のようにある現代人だからで、19世紀末の人間は人間が空を飛べるようになったこと自体驚きの事実で、この作品は技術の進歩をルソーなりにダイナミックに描いたつもりかもしれません。
 このブログでは「赤ん坊のお祝い!」という作品も紹介しているのでよろしければどうぞ!(こちら
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クロード・モネ 印象 -日の出-

 これからの季節は朝日が昇るのを見ながら朝の支度ができますね。
 そこで今回する作品はクロード・モネの「印象 -日の出-」です。
2015年10月02日21時10分58秒0003

 2015年の10月2日に都立美術館で開催の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 」で見ました。
 いうまでもなく「印象派」という名称の由来となった名画です。「印象」という言葉は当時のメディアには嘲笑として語られたそうですが、この作品以前の風景画と比べると質感がなく、製作中の絵?と思うのも無理もないかもしれません。
 
 朝日描いた作品は数多いです。その中でこの作品を選んだのはこの作品は「1872年11月13日7時35分頃」の風景を描いた可能性が高いとされており、もしそうだとしたら今月鑑賞するのがふさわしいと思ったからです。
 
 工場・船が朝日とともに現れていく様は、古典の授業で習た枕草子の「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」という一節のようです。静かな感じの作品ですが朝日が美しく風景を照らしていく過程を閉じ込めた感じです。それにしても、朝日はいつ浴びても新鮮で神聖ですね。

ルドン 目を閉じて

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えました。
 そこで、今回紹介する作品はルドンの「目を閉じて」です。

眼を閉じて

 この絵画は小説の最後のシーンのようなので、前回いろいろな画家を並べたのにルドンの「目を閉じて」を選びました。
 
 目をつぶると浮かび上がる世界は、その人の内面世界のような気がします。この小説は内面世界と現実世界が交差します。 
 
 この物語に登場する博士の娘と両方の世界の図書館の女性は主人公をこの作品の女性のように慈愛を感じます。
 
 この小説は、主人公が地上に戻ってからと影が脱出を試みるあたりから引き込まれました。主人公の意識が「世界の終わり」に近づく前に図書館の女性とデートし別れるまでのシーンはこの絵画のように色彩が豊かです。このシーンを読んで日常が愛おしくなりました。
 そう感じたのはこの最近の世の中の情勢のせいでしょうか?早く戻ると良いです。

アングル トルコ風呂

 前回、昼から銭湯すなわち大浴場という贅沢を味わった話をしました。
 そこで今回紹介するのは大浴場の魅力が伝わるアングルの「トルコ風呂」です。

トルコ風呂

 
 名前からして官能的な作品です。フランス語はよくわかりませんが原題が「Le bain turc」なので直訳したのでしょう。
 「トルコの浴場」という邦題もありますが、ルーブル美術館の日本語サイトは「トルコ風呂」なのでこれに合わせました。

 官能的な西洋絵画は何か?と問われたらこの作品を挙げる方は多いと思います。 大浴場のゆったりとした気分のせいか、皆様しどけない様子です。画面左端の3人の女性は特に官能的で、男ならだれでも憧れる空間ですが、実際こんな場面に出くわしたら、ごめんさい!!って逃げちゃうかもしれません。
 清らかさが魅力の「泉」(こちら)とは対極的な作品ですね。

 さて、大浴場といえば新宿十二社温泉、浅草の観音温泉(黒湯ではない) が好きでしたが今はありません。。。太田区界隈の銭湯は東京特有の琥珀色のお湯なのでお勧めします。池上本門寺をお参りして名物の羽根つき餃子を食べて入浴なんて考えただけでも至福です。

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