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クロード・モネ 印象 -日の出-

 これからの季節は朝日が昇るのを見ながら朝の支度ができますね。
 そこで今回する作品はクロード・モネの「印象 -日の出-」です。
2015年10月02日21時10分58秒0003

 2015年の10月2日に都立美術館で開催の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 」で見ました。
 いうまでもなく「印象派」という名称の由来となった名画です。「印象」という言葉は当時のメディアには嘲笑として語られたそうですが、この作品以前の風景画と比べると質感がなく、製作中の絵?と思うのも無理もないかもしれません。
 
 朝日描いた作品は数多いです。その中でこの作品を選んだのはこの作品は「1872年11月13日7時35分頃」の風景を描いた可能性が高いとされており、もしそうだとしたら今月鑑賞するのがふさわしいと思ったからです。
 
 工場・船が朝日とともに現れていく様は、古典の授業で習た枕草子の「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」という一節のようです。静かな感じの作品ですが朝日が美しく風景を照らしていく過程を閉じ込めた感じです。それにしても、朝日はいつ浴びても新鮮で神聖ですね。
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ルドン 目を閉じて

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えました。
 そこで、今回紹介する作品はルドンの「目を閉じて」です。

眼を閉じて

 この絵画は小説の最後のシーンのようなので、前回いろいろな画家を並べたのにルドンの「目を閉じて」を選びました。
 
 目をつぶると浮かび上がる世界は、その人の内面世界のような気がします。この小説は内面世界と現実世界が交差します。 
 
 この物語に登場する博士の娘と両方の世界の図書館の女性は主人公をこの作品の女性のように慈愛を感じます。
 
 この小説は、主人公が地上に戻ってからと影が脱出を試みるあたりから引き込まれました。主人公の意識が「世界の終わり」に近づく前に図書館の女性とデートし別れるまでのシーンはこの絵画のように色彩が豊かです。このシーンを読んで日常が愛おしくなりました。
 そう感じたのはこの最近の世の中の情勢のせいでしょうか?早く戻ると良いです。

アングル トルコ風呂

 前回、昼から銭湯すなわち大浴場という贅沢を味わった話をしました。
 そこで今回紹介するのは大浴場の魅力が伝わるアングルの「トルコ風呂」です。

トルコ風呂

 
 名前からして官能的な作品です。フランス語はよくわかりませんが原題が「Le bain turc」なので直訳したのでしょう。
 「トルコの浴場」という邦題もありますが、ルーブル美術館の日本語サイトは「トルコ風呂」なのでこれに合わせました。

 官能的な西洋絵画は何か?と問われたらこの作品を挙げる方は多いと思います。 大浴場のゆったりとした気分のせいか、皆様しどけない様子です。画面左端の3人の女性は特に官能的で、男ならだれでも憧れる空間ですが、実際こんな場面に出くわしたら、ごめんさい!!って逃げちゃうかもしれません。
 清らかさが魅力の「泉」(こちら)とは対極的な作品ですね。

 さて、大浴場といえば新宿十二社温泉、浅草の観音温泉(黒湯ではない) が好きでしたが今はありません。。。太田区界隈の銭湯は東京特有の琥珀色のお湯なのでお勧めします。池上本門寺をお参りして名物の羽根つき餃子を食べて入浴なんて考えただけでも至福です。

ベルト・モリゾ ゆりかご

 この季節の神社は七五三で賑わっており、その風景を見て子供の成長ぶりを思い起こす親御さんが多いと思います。
 しばらくの間、子供の成長がテーマの作品が続きます。まずはべルト・モリゾの「ゆりかご」です。

2014年08月29日15時50分10秒0003

 この作品は2回見てます。1回目は損保ジャパンの美術館で開催されたベルト・モリゾの展覧会、2回目は2014年9月の「オルセー美術館展 印象派の誕生—描くことの自由—」です。作品の女性はベルト・モリゾの姉なので、赤ちゃんは彼女の姪です。

 この作品は母性あふれる作品ですが、子供の寝かしつけに苦労している世の中のお母さんに頭が下がる思いがする気持ちになります。
 子育ては不思議なものでいうことはきかない、親の嫌がることは平気でする等頭のくることが多いですが、寝顔を見ると許す気になります。
 この作品は寝かしつけ四苦八苦したけどようやく寝入って安堵と愛しみの表情に戻った瞬間を描いた、女性だからこそ描けた作品といえます。ではまた!!

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