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マリー・ローランサン 女と犬 牝鹿と二人の女

アーティゾン美術館では3月3日まで「マリー・ローランサン —時代をうつす眼」が開催されており、会社帰りに行きました。

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上段は「女と犬」、下段は「牝鹿と二人の女」です。先日、ヒロシマ美術館でみたマリー・ローランサンの作品を2つ紹介しましたが、「牝鹿と二人の女」はひろしま美術館が所蔵しています

血色のよい健康的な肌の女性達は見ていて心地よいです。女性達の優しくもあり艶やかである眼差しは魅力的です。つい数分前は仕事をしていたことを忘れるくらいです。女性だけでなく動物達も可愛い。上段の作品の犬はいつまでも愛でたいですね。

作品の人物のほとんどが女性のせいか、会場を進んでいくうちに50代のおっさんがいていいのか?と場違い感を感じました。
牝鹿は同性愛の象徴らしいですね。、マリー・ローランサンは同性愛者だったそうです。下段の作品は「エス」な二人を描いたと感じ、おっさんには分からない場違いな気分になったと納得しました。
しかしながら、決していやらしくなく、仲睦まじいカップルは現実世界でも見ていて心地よいものです。だからこの作品がこの展覧会で一番お勧めしたい作品です。
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マリー・ローランサン  メゾン・ムブレ 花束を持つ婦人

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年から続くひろしま美術館で見た作品の続きです。今回紹介するのはマリー・ローランサンの「メゾン・ムブレ」(上段)と「花束を持つ婦人」(下段)です。

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「メゾン・ムブレ」は家具付きの家のことだそうです。子供の頃家の近所にあった画材屋の店名は「ローランサン」でした。マリー・ローランサンにちなんだ店名です。子供の頃、近所にある店の店名の由来となったマリー・ローランサンの作品を見たいと思い図書館で調べ上品なパステルカラーに素晴らしさを感じました。

「花束を持つ婦人」は血色のよい肌がとても上品です。この作品と限らずマリーロランサンの作品の良さは血色がよい健康的な美しさと思っています。
マリーローランサンと同様に社交界の華でもあった画家としてタマラ・ド・レンピッカも有名ですね。レンピッカの作品はアグレッシブで対照的ですね。両名の作品を並べた展覧会があったら是非行って見たいものです。

このブログでは「音楽」という作品も紹介しています。
またレンピッカの作品は「イーラPの肖像」と「ピンクの服を着たキゼット」と「緑の服の少女」を紹介しています。

アンリ・ル・シダネル エタプル、帰りくる羊の群れ 離れ屋

印象派の巨匠が続きましたが、今回は月夜、庭のテーブル、薔薇、夕暮れなど身近な題材を独特なタッチで描いたことで知られるアンリ・ル・シダネルの「エタプル、帰りくる羊の群れ」と「離れ屋」です。

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上段の作品は仕事が終わり雑談に興じる男女の姿が微笑ましいです。下世話ですが結婚してから10年以上が経ち初々しさがなくなったオッサンとには眩しいです。

下段の作品は仕事が終わり家に着いたような安堵感を感じます。また幻想的で夢の中にいるような気分にもなります。
この作品にたくさんのバラが描かれています。シダネルは自宅の庭をバラ園にし、住んでいるジェルブロワ全体をバラで埋め尽くすことを提案したそうです。村の人々はシダネルに共感し、現在バラが咲き誇る「フランスの最も美しい村」の1つに選ばれているそうです。感動続きのひろしま美術館編は年明けに再開します。

このブログでは「日曜日」という作品も紹介しています。

オーギュスト・ルノアール パリ、トリニティ広場 パリスの審判

前回はモネでした。とくればルノアールの作品を紹介しないわけにはいけません。
上段は「パリ、トリニティ広場」、下段は「パリスの審判」です。

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何気ない年の風景です。左側の教会はサントトリニテ教会です。1867年に竣工された教会です。この作品が描かれたのは1875年なので当時は比較的新しい教会だったようです。
いうなれば新しいスポットを描いたと思いきや、、、私見ではありますが、この教会はパリ・コミューンに一部破壊されたそうです。史実によるとルノアールはパリ・コミューンがパリを破壊したことを苦々しく思っていたそうです。この作品は暴徒による破壊から平穏を取り戻したことを物語っているのかもしれません。

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加齢により絵筆を持つことが困難になった最晩年の作品です。
ルノアールといえば豊満な裸婦像ですが、この作品はいわばルノアールの理想そのものです。個人毎ですが若いころは一言でいえばグラビアアイドルのような体形が美と思っており、豊満な裸婦像は興味が無かったです。年を得るにつれて豊満な女性がいいと思うようになりました。見ていて安心感を感じます。

さて、今までルノアール作品は光に満ちているところが魅力と思っていましたが、上段の作品とこの作品を見ると光や空気がらせんのように動いているように見えます。そのせいか躍動感を感じます。ルノアールの作品は今まで何回も見たことがあり、見返すとやはりらせんを描くような躍動感を感じる作品もあります。いままでの自分の鑑賞眼は何だったのか?と考え込みました。

ひろしま美術館編はまだ続きます。

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