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鳥越・蔵前周辺のお稲荷様その4 新御徒町駅周辺

 鳥越・蔵前周辺のお稲荷様を紹介するシリーズの最終回は新御徒町駅周辺です。
 
 元浅草にある孫三稲荷神社です。細長い社殿が特徴的です。台東区の街角のお稲荷様は特徴的な意匠が多いです。

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 徳川家康が、「孫三」と名乗る者に馬の轡を取らせ安倍川を渡ったが、後にその孫三を探したところ該当者はなく、安倍川の川辺に「孫三」の名を持つ祠があったことから、この稲荷の化身であったという霊験により、1590年に関東入国の際、家康の命により稲荷の神体ごと江戸に遷座その後当地に移転したそうです。

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 小丸山稲荷神社です。路地裏にある秘密基地を見つけたような気分になる神社です。

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 清川稲荷神社・梅森稲荷神社です。小さいながらも木が植えられており箱庭のような趣の神社です。

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 昭和3年に建てられて台東区立旧小島小学校です。台東区のアパレル、アクセサリー、工芸関連の創業者支援施設「台東区デザイナーズビレッジ」として使用されています。灯台のような校舎は今見てもおしゃれです。
 最近は寺社周辺にある近代建築物を見るのも好きです。理由は前回の記事のとおりです。
 
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 今回紹介した神社周辺の神社は次の通りです。
上野稲荷巡りその4 下谷神社周辺
上野稲荷巡りその3 下谷神社

 この記事により台東区の南半分は紹介したつもりですが、北半分(浅草寺から見て北千住方面)はあまりなく、まだまだお参りしたことのない寺社が多い地区です。
 また、手前みそですが、この記事により神田、日本橋、上野、本所・深川と下町の街角のお稲荷様は8割方紹介したと自負しております。

 次回からは千葉県内の寺社が続きます。

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蔵前・鳥越周辺のお稲荷様その3 浅草駅周辺のお稲荷様

 今回紹介するのは都営浅草線の浅草駅から大江戸線の蔵前駅にかけての寺社です。

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 まずは浅草といえば、スカイツリーとスーパードライホールの「フラムドール」です。右の建物は駒形橋ですが改修工事のため足場が組まれていて屋根付橋のような趣です。

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 浅草寺の駒形堂です。ご本尊の観世音菩薩が示現された場所にあり浅草寺発祥の地と言われています。
 さて、通常の寺社巡りではこの後浅草寺に向かいますが、蔵前方面に向きを変えた場所にあるのが寿三島神社です。

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 元寇の弘安の役の際に、河野通有が伊予国大三島神社に必勝祈願した後、上野金杉村に分霊を勧請して金杉に創建したといわれており、1710年(6代将軍の頃)この地に移りました。

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 台東区には同じ由緒の三島神社が2社あります。愛嬌のある狛犬様がいい感じです。

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 寿三島神社から大江戸線蔵前駅に方面に進んだ場所にある黒船神社です。

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 祭神はお稲荷様です。平将門の乱を平定した藤原秀郷が財宝を積んだ黒船に白狐がいる霊夢を見て、この地に創建した古社です。江戸っ子は神田明神をお参りする一方で打ち取った藤原秀郷も好きなようですね。

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 境内は小さいながらも重厚な趣で波間を飛ぶ鶴の彫刻が見事です。
 浅草駅から浅草橋駅は古代に創建された神社が多く改めてこの土地は聖地に違いないと思いました。次回は新御徒町駅周辺です。

鳥越・蔵前周辺のお稲荷様その2 蔵前駅周辺

 今回紹介するのは地下鉄浅草橋駅の隣にある蔵前駅周辺の教会・神社です。
 
 まずは廣澤稲荷神社です。 
 元々は浅草寺近くに田原町にあったとのことです。 

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 宗右エ門稲荷神社です。由緒は不明ですが長屋のお稲荷様がそのまま現在に残ったのでしょうか?

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 揖取稲荷神社です。かじとりいなりと読みます。
 街中のお稲荷様としては堂々とした社殿です。

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 慶長年間に江戸幕府米倉造営用の石材を船で運搬中の遭難を避けるため創建したといわれております。
 ちなみにこの神社はポケGOのスポットらしく、それらしい人たちで賑わっていました。

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 最後に日本聖公会浅草聖ヨハネ教会です。

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 1929年(ブラックマンデーの年)に建造された鉄筋コンクリート造の教会です。
 国登録有形文化財で、端正な雰囲気がいいです。

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 このブログは寺社巡りといいつつ教会や戦前の建物が登場します。それは教会は寺社同様、神聖な場所で東京の戦災・再開発の嵐を生き延びた建物は存在自体が神聖です。つまり私の中では寺社と同列です。
 次回は浅草線の浅草駅周辺の神社を紹介します。

蔵前・鳥越周辺のお稲荷様 その1浅草橋駅周辺のお稲荷様

 5月から6月の仕事が早く終わった日に台東区の蔵前・鳥越周辺のお稲荷様を巡りました。今回を含め4回連続で紹介します。
 まずは浅草橋駅周辺です。

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 まずは柳橋1丁目にある笹塚稲荷神社です。
 創建時期は不明ですが、新田義貞の家臣篠塚伊賀守重廣が当地にあった稲荷社に祈願を続けていたことから、「篠塚稲荷」と称されたとのことです。近辺に日本武尊が創建した第六天榊神社(こちら)があることから古代から中世にかけてこの辺りは聖地だったのかもしれません。

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 石塚稲荷神社です。浅草御蔵前元旅籠町の居住者有志が創建し、元禄元年にこの地に移転したとのことです。稲荷巡りの上野界隈編でも紹介しましたが、台東区は「カギかっこの閉じる」形をしたお稲荷様が多い気がします。

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 浅草橋2丁目にある扇稲荷神社です。桑名藩松平家の江戸屋敷の屋敷神でしたが明治時代にこの地に移転しました。

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 浅草橋3丁目にある加賀美久米森稲荷神社です。「カギかっこの閉じる」形をしています。
 江戸時代初期当地に住んでいた加賀美太夫が邸内社として創建したそうです。加賀美太夫は猿回しであると同時に高名な祈祷師で将軍の大病を治した褒美にこの地に邸宅を構えました。

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 同じく浅草橋3丁目にある甚内神社です。
 武田家再興をはかって江戸市中を乱したものの瘧(マラリア)に苦しんでいたところを幕府に捕えられた高坂甚内を祀った神社です。
 処刑される際に「瘧に悩む人もし我を念ぜば平癒なさしめん」といったことから、甚内霊神として尊崇を集め現在に至っております。下町の街角の神社を多く紹介してきましたが、多くは武家、商家の屋敷神、有志による創建が多いですがこの神社は謂れが特異です。そのせいか今まで紹介した中で一番畏れを感じました。
 次回は地下鉄蔵前駅周辺です。

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