上野稲荷巡り その5

 上野稲荷巡りの最終回です。
 今回紹介するお稲荷様は駅でいえば地下鉄新宿線の岩本町駅からJRの御徒町駅までの一帯にあるお稲荷様です。

 台東1丁目にある稲荷大明神です。由緒は残念ながら不明ですが、鳥居は綺麗で、祠は停車している車が映るぐらい磨かれたガラスに覆われているので、大切に祀られてることが分かります。

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 同じく台東1丁目にある千代田稲荷神社です。太田道灌が江戸城を築城した際、城内に祀った千代田神社の分社です。
 (※千代田神社は徳川家康の江戸城改築に伴い、現在の渋谷に遷座)
 このお稲荷様もひさしがあります。上野界隈はこのようなお稲荷様が多いようです。(境稲荷神社と箭弓稲荷神社

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 台東2丁目にある桜稲荷神社は、藤堂家邸内に鎮座していた稲荷神社を関東大震災後に奉受したものです。

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 建物に挟まれた薄暗い路地の奥にあるお稲荷様です。提灯がこっちにおいでと誘っているようです。
 下町の路地裏にあるお稲荷様巡りの良いところは、異世界への扉がすぐそこにあるような不思議な感覚を味わえることです。

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 台東3丁目にある矢場稲荷神社です。民家の2階程の高さに社がありますが鉄に扉は倉庫でしょうか。。。?
 由緒は不明ですが、江戸時代には矢場(射的ゲームの店)が多かったのでしょうか?今回のシリーズで一番個性的なお稲荷様でした。

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 台東区は23区で一番小さい区ですが寺社の数はとても多く、このブログでも多くの寺社を紹介しています。
 しかし、これでも台東区の南側半分の地域のみであり、まだお参りしたことのない寺社は多数あります。台東区の寺社は奥深いです。
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上野稲荷巡りその4 下谷神社周辺

上野周辺のお稲荷様を紹介するシリーズを再開します。
今回紹介するお稲荷様は前回紹介した下谷神社周辺のお稲荷様です。

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 先ずは、東上野1丁目にある西町太郎稲荷神社です。
 筑後柳川藩主立花宗茂の母堂みほ姫の守り本尊として、立花藩中屋敷に建立されたものです。華々しく散った真田幸村よりも、自分の実力で旧領を取り返した立花宗茂こそ日本一の兵といえます。その武勇にあやかれそうなお稲荷様です。

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 東上野3丁目にある地護稲荷大明神です。
 1180年頃に建立。その後廃れましたが、江戸時代にこの地を拝領した旗本が再建したそうです。霊感はある方ではないのですが、今までお参りした下町の小さなお稲荷様の中で一番神なびてました。

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 台東2丁目にある、地下鉄の駅でいえば大江戸線新御徒町にある竹町金刀比羅神社は、高松藩主の生駒一正の邸内鎮守として建立されました。
 撮影時刻は17:45分頃です。夕方は門が閉まっているので柵越しでの撮影です。小さな神社ですが境内社としてお稲荷様がいらっしゃいます。

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 台東4丁目、先ほどの竹町金刀比羅神社の近くにある佐竹秋葉神社は、秋田佐竹藩上屋敷跡地に明治22年秋葉神社の分霊を勧請して建立されました。 この神社も夕方は門が閉まるので柵越しに撮影しました。

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 この神社は銀杏の古木が印象的でした。
 この神社の近くにある佐竹商店街はアーケードの昭和レトロな雰囲気の商店街です。商店街で生まれ育った私的には懐かしい場所に戻ってきたような安堵を感じました。
次回は上野のお稲荷様巡りの最終回です。次回の下町の小さなお稲荷様を紹介するシリーズは日本橋編の続編です。

上野稲荷巡りその3 下谷神社

 下谷神社は横山大観の天井絵です。前々より見たいと思っていたのでGWにお参りしました。

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 この神社は730年に創建されました。当初は不忍の池周辺にありましたが、寛永寺の建設による移転、関東大震災後の区画整理を経て現在の地(台東区東上野)にあります。

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 お参りした日は例大祭でした。GWに行われる下町で1番早い夏祭りです。
 境内には浴衣姿の方もいました。日本人の少女を一番可愛らしく見せる服装は浴衣ですよね。

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 この神社は限定御朱印が多いことで知られております。この日は例大祭限定の御朱印が授与するための行列があり、2時間待ちとのことだったので、空いてる時期に普通の御朱印を頂くことにしました。
 
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 拝殿です。例大祭の日にお参りすると特別なご利益がありそうです。
 
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 横山大観が描いた天井絵です。流れるような身体と風雨の描写は、絵に溶け込まれそうな迫力があります。
 社務所に見学したい旨を伝えると見ることができます。

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 手水舎には水鳥の彫刻が施されてます。これはこの神社のアイドルにちなんでいるのでしょうか?

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 この神社はアイドルガーちゃんです。アヒルはぺたぺた歩く様が可愛らしいです。都内に神社は数多くありますがアヒルの可愛らしい姿を愛でることができるのここだけです。

※ 国立市にある谷保天満宮は境内の鶏が有名です。(こちら
この神社から歩いて約10分の矢先稲荷神社も天井絵が有名です(こちら
 

上野稲荷巡りその2 池之端周辺

上野稲荷巡りその2は池之端周辺のお稲荷様を紹介します。台東区はお寺も多いので境内社のお稲荷様も多いですが、このシリーズではきりがないので省略しています。先ずは境稲荷神社です。

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足利義尚(9代将軍、応仁の乱の原因を作った義政の実子)により創祀されたと伝えられております。

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拝殿です。あずまやのような建物が特徴です。これなら雨の日も安心してお参りできます。
前回紹介した箭弓稲荷神社同様、個性的なお稲荷様でした。

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境内裏の「弁慶鏡ヶ井」です。江戸時代は名水として知られておりました。この神社は本郷台の崖の下にあり、崖の上は東京大学のキャンパスです。

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七倉稲荷神社です。江戸幕府の米蔵のあった浅草蔵前に鎮座7つの倉の守護神として崇められていましたが、明治9年当地に遷座しました。

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境内は比較的広く、近隣の方々の憩いの場でもありました。この神社周辺は下町の風情が色濃いです。

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七倉稲荷神社から花姫稲荷神社へ向かう途中の公園に保存されている都電荒川線の車両です。

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花姫稲荷神社です。住宅街の中にひっそりと鎮座しておりますが、由緒は不明です。
撮影時刻が夕暮れ時であり閑静な場所にあるせいか、鳥居をくぐると本当に異世界に行ってまうような恐れと畏れを感じました。

下町の小さなお稲荷様を紹介していますが、今回は他の記事と異なり、東京の地形を肌で感じることができるコースです。

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