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中村岳陵 婉膩水韻

 暑い日は水浴びをしてさっぱりしたいですね。
 去年の夏は息子と虫捕り三昧の夏でしたが、今年はプールまたはじゃぶじゃぶ池で水遊び、海水浴にいきました。そこで今回紹介する作品は中村岳陵の「婉膩水韻」です。

2014年08月13日20時23分22秒0001

 中村岳陵は静岡県出身の日本画家で、この作品は静岡県立美術館が所蔵しており、4年前の2月に都立美術館で開催された「日本美術院 再興100年 振り返る「世紀の日本画」にも出展されていました。
 
 いまでこそ日本画で裸婦像は珍しくないです。服を脱ぎ捨てた美女が泳ぐ様は当時(昭和16年)は物議をかもしたそうですが、、昭和16年という抑圧的な時代がそうさせたのではないかと思ってます。
 
 この作品のタイトルは「えんじすいいん」と読みます。「膩」は女性の白く滑らかな肌を意味する漢字らしいです。
 文字通り色白の美女が涼しげに泳ぐ様を描いた清らかな色気がたまらない作品です。画面左下と右下に浮かぶ花が散花のようなので、天女が地上で涼んでいるように美しいです。

 それにしてもこの酷暑。
 どうかにならないものでしょうか。。。。。
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上村松園 「焔」と「花筐」

夏といえばホラー。今回は涼しくなりそうな作品を2つ紹介します。まずは上村松園の「焔」を紹介します。

焔
 
 幽霊画といえば松井冬子も有名で長い黒髪だけを描いた、怨念だけがいつまでも続くような怖い作品もありますが、この作品はその先達といえます。

 この作品は六条御息所が光源氏の正妻、葵の上への屈辱と嫉妬から生霊なった場面を描いた作品で、怖い日本画は?と聞けばこれと答える方も多いと思います。指をかむしぐさが色っぽくも恐ろしいです。 女性の黒髪は美しさの象徴ですが、同時に怖さの象徴。貞子も茶髪だったら怖くないです。
 さて、次は同じく上村松園の「花筐」です。

花かたみ
 
 能の演目花筐の一場面です。
 愛しさのあまり狂った様を描いた作品です。私が注目しているところは花筐にある手紙(?)です。私のもとに戻ってきてと手招きしているように見えるので病んでる女性より手紙のほうが怖く感じます。手紙は書いた人の思いが宿るからでしょうか?

 あの手この手で涼を得る季節です。私もついに日傘を買いました。かなりいいです!。。。話がそれましたが怖い絵を見て涼を得るのも一興ですね。

滝田ゆう ぬけられます

 パソコンが復旧しました。出荷状態で戻ってきたのでOSはWIN8.1。またすごく時間がかかるWIN10への更新が面倒ですが、なにはともあれ思ったより早く復旧したのでよかったです。
 さて、弥生美術館では「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」という展覧会が3月25日に開催されており、1月13日に見にいきました。今回紹介する作品は「ぬけられます」です。

2018年01月27日15時12分40秒0001

 漫画家・滝田ゆうの傑作「寺島町奇譚」の原画の他、「泥鰌庵閑話」の原画や関連資料などを多数紹介している展覧会です。

 「寺島町奇譚」は作者の出身地である下町「玉の井」(東京都墨田区東向島)の裏通りの庶民の日常を描いた作品です。 
 私娼街であった玉の井の路地の入り口には、あちこちに「ぬけられます」あるいは「近道」などと書いた看板があったそうです。この作品はタイトルが街を象徴しているので紹介しました。


 滝田ゆうの作品の良いところは情緒豊かな画風と、独特の擬音です。 最近の読んだ漫画は「孤独のグルメ」、「ワカコ酒」、「深夜食堂」、「「荷風になりたい」ですが、これらの作品の先達といえば「寺島町奇譚」・「泥鰌庵閑話」です。
 美しい思い出は明日への活力になり、心を浄化します。情緒豊かな画風と、独特の擬音も魅力ですが、滝田ゆうの一番の魅力は懐かしいとしい日常を美しく表現しているところです。昭和時代(おそらく40年代)を生きた方々の心に響くことが請け合いです。

東郷青児 笛

 去年の今頃は一旦ブログを休止するぐらい人間関係に悩んでいました。一つの大変が終わるともう一つの大変が始まるようで、、、、今は女性だらけの部署で気苦労絶えません。
 一方で、私がYOUTUBEからDLする音楽はなぜか8割がた女性アーティストで、ディーヴァ達の歌声に励まされ、癒されているので今回紹介する作品は東郷青児の「笛」です。

笛

 
 この作品は損保ジャパン東郷青児美術館が所蔵されております。
 ディーヴァを描いた作品は数多くありますが、この作品を選んだのは、柔らかな曲線の美しさに癒しを、優しいまなざしに励ましを感じるからです。
 このブログでは「日蝕」という作品も紹介しているので、よろしければどうぞ!

 さて、癒されるディーヴァといえば20代のころよく聴いた王菲です。最近は活動していないようですが、「夢中人」とか「但願人長久」は歌声が美しいので最近また聴きだしました。FiestやYael Naimはゆったりしたかんじが心地よいです。

 また、励まされるディーヴァ達はというと、まずはArch Enemy、ボーカルのアリッサ・ホワイト=グラズ、クサクサしているときはデスメタルを聴きたくなります。デスヴォイスに励ましを感じますが、ソプラノヴォイスも美しいです。
 そして初音ミク。「Hand in  hand」は励まされる曲です。Babymetalの「Karate」も同様です。10代の女の子が世界を相手に活躍している姿にも感動しますね。

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