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エドヴァルド・ムンク 夏の夜の夢(声)

 夏は夕暮れは明るいせいか特に幻想的に感じます。そこで今回紹介する作品はエドヴァルド・ムンク の「夏の夜の夢(声)」です。

夏の夜の夢(声)

 この作品は2014年に世田谷美術館で開催されたボストン美術館華麗なるジャポニズム展で見ました。連作「生命のフリーズ」の一つで浮世絵の遠近法を採用した作品です。同じような構図の「声・夏の夜」という作品もあるそうです。

 ヨーロッパの夏の夜は暗いようで明るい幻想的なイメージがあります。9月上旬のオランダを旅行した時、夜の9時なのに明るいことに不思議な感覚を覚えました。オランダよりも緯度が高い北欧の夏の夜はもっと明るいのでしょうか?
 
中央に描かれているのは夕日ですが、人にも見えます。
 この作品に逝ってしまった人と夢で会えたような気分を感じました。日本でも夏はお盆という死者があの世から戻ってくる季節ですが北欧でもそうなのでしょうか?死者のささやきが聞こえてきそうでしたが、とてもせつない声に感じます。
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ピーテル・デ・ホーホ デルフトの中庭 その2

 夏はビールがおいしい季節。ビールはいろいろな種類がありますが夏は飲み心地さわやかな白ビールがお勧めです。ヒュールガルデンもいいですが独特な風味が苦手な方には銀河高原がよいです。 そこで今回お勧めするのはこのブログではおなじみピーテル・デ・ホーホの「デルフトの中庭」です。
 なお、このブログではロンドンのナショナルギャラリーが所蔵する同名の作品も紹介しています。(こちら

2015年06月19日20時48分52秒0001

 この作品はフェルメールの真珠の首飾りの少女と一緒に来日した作品です。ピーテル・デ・ホーホはフェルメールの展覧会には必ず寄り添うように出展されます。光と影のように見えますが、フェルメールに影響を与えた画家の一人です。

 オランダは砂地に濾過された良い水が多く、おいしいビールも多いそうです。
 この作品を見た展覧会は夏に開催されました。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」がメインなので暑い中行列して、美術館なので水分補給もできないなかこの作品を見たので、ビールうまそう!!という印象が特にありました。

 ピーテル・デ・ホーホの時代の風俗画は何らかの戒めも描いているそうですが、この作品からは夏の夕暮れのほっとするひと時を描いた作品にしか見えません。フェルメールの作品は見る側に良くも悪くも作法をしいる感じがしますが、ピーテル・デ・ホーホの作品はゆったりと見ることができるのがいいですね。

エドワード・バーン=ジョーンズ いばら姫

 美術館も再開しました。
 今までは思いついたらすぐ行けたのですが「新しい日常」では事前予約が必要な場合もあるので煩わしさを感じるとともに雑踏の中で鑑賞することがないから落ち着いて見れるとも感じています。
 「日常」が愛しくなる作品を紹介していますが、今回紹介する作品はエドワード・バーン=ジョーンズの「いばら姫」です。

20151125180727236.jpg

 王女の清らかさではあるが無防備で官能的に姿と、美しいが不穏ないばらといった対比のせいか、一見静寂に支配されてるこの作品に嵐の前の静けさといいましょうか、緊張感を感じます。コロナと共存する日常は緊張感の連続ですね。
 
 さて、、理想の「日常」とは、枕高くして眠れることだと思います。「いばら姫」のあらすじを踏まえると、この作品に「理想の日常」を見出すのことは無理があるかもしれません、しかし、寝顔が美しい=枕高くして寝ていると思いこの作品を紹介しました。

ボッティチェリ 聖母子(書物の聖母)

 公園で遊ぶ母子は平和な日常の象徴ですね。
 そこでボッティチェリの「聖母子(書物の聖母)」を紹介します。

聖母子(書物の聖母)  
  
 2016年2月に東京都立美術館で開催されたボッティチェリ展で見ました。
 
 この作品は、我が子が受ける受難を想って憂いを帯びた表情と解説されていましたが、目じりの下がったところは、幼い子供のいるお母さん感がよく表現されてていいなと感じました。
 公園で幼い子を連れたお母さんをよく見るので、聖母子像は親しみを感じています。この作品は絵本を読んでる母親と「もう一回よんで!」とか「これなに?」と聞き返している子供にも見えなくもないです。

 ルネッサンス期の絵画は、主にテンペラ画です。テンペラ画の特徴は劣化しにくいことだそうです。そのためどの作品も色鮮やかです。色鮮やかなせいか、描かれている聖人達も浮き上がって活き活きと見えました。このブログでは「パラスとケンタウロス」という作品も紹介しているのでよろしければどうぞ!

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