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ルノワール 田舎のダンスと都会のダンス

 自分でいうのもなんですが、音楽に関してはふり幅が大きいです。
 ヴォーカロイドも聴きますが、一方でデスメタルも聴きます。
 仕事帰りはクサクサするので萌えっと気分に浸りたくなり、奮い立ちたい気分になりますが、ゆったりと優雅になりたいときはクラッシックが一番。最近はチャイコフスキーの「花のワルツ」が気にいってます。そこで今回紹介するのはルノワールの「田舎のダンス」と「都会のダンス」です。

2016年05月14日21時45分

 先ずは「田舎のダンス」です。ダンスに興じる女性の福よかな表情が見ていて楽しい気分になります。ドレスの流れるような動きになぜかさざ波を見ているような安堵感を感じます。

2016年05月8日20時43分

 次に「都会のダンス」。女性の服装が洒落ていてまさに「都会」のダンス。白いドレスに反射する光の描写の技能の高さが魅力的です。
 
 チャイコフスキーの「花のワルツ」を聴くたびに、両作品を連想します。いずれも2016年のGWに国立新美術館で開催中の「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」で見ました。
 この両作品はプージヴァルのダンスとともに「ダンス3部作」として知られています。
 この3部作は光の粒子が踊るといってもよいです。ちなみにプージヴァルのダンスは2011年頃、国立新美術館で開催されたボストン美術館の展覧会で見ました。
 
 さて、仲睦まじいカップルは見ていて幸せになることもあります。この2作品は幸せなオーラが満ちているので気分が良くなりますね!
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エゴン・シーレ 指を広げている自画像

 今年の初夏は都内の3箇所でクリムトの展覧会が開催されていますが、そんな中、前回紹介した国立新美術館で開催のものはエゴン・シーレの作品も出展されています。
 今回紹介する作品はエゴン・シーレの「指を広げている自画像」です。

2019年07月05日21時33分18秒0003

 この作品も前回紹介したクリムトの作品同様、2009年に日本橋高島屋で開催された展覧会で見たことがあります。
 
 展覧会会場によると、自画像後ろのポットはもう一つの顔の様に描かれておりエゴンシーレの二面性を表現しているとの解説がありました。
 心理学の専門家ではありませんが、エゴンシーレはたぐいまれな才能とスキャンダラスな行動からサイコパスと思われます。
 (サイコパスは殺人鬼というわけではなく、特別に秀でた才能も持ち主でもあります)

 多分エゴン・シーレはやってはいけないことを理性で分かっていながら、スキャンダラスなことを衝動的・本能的にやってしまう自分が怖い・抑えたいという葛藤があり、その葛藤を描いたのが本作品であると思いました。
 絵葉書がなくスキャンできなかったので紹介してませんが、この展覧会に出展されていた「ヒマワリ」はノーガードで立ち向かうボクサーのようでした。この作品も素晴らしかったです。 

グスタフ・クリムト 牧歌

 6月29日に新国立美術館で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 」に行きました。今回と次回はこの展覧会で見た作品を紹介します。
 まずはグスタフ・クリムの「牧歌」です。

201607092154.jpg

 この展覧会は、クラッシックに疎い私の脳内BGMがシューベルトやモーツアルトになるくらい、ウイーンの繁栄ぶりを伝える工芸品も数多く展示されていました。

 中央の女性と子供達の柔らかな曲線美もよいですが、左右の羊飼いの官能的な肉体美も魅力的です。クリムトが象徴主義に目覚めた作品のひとつに位置付けられているそうです。 
 この作品を見てお寺の山門の前にいるかのような感じました。お寺の山門には隆々した仁王様がいらっしゃるからです。
 中央の女性が女神だとしたら左右の男性は羊飼いというよりは守護神といえます。

 グスタフ・クリムトの作品はこれ以外にも多く展示されていましたが、2009年に日本橋高島屋 の「ウィーン・ミュージアム所蔵 クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」で見たことあがあり、再会できたことが嬉しかったので紹介しました。
 この展覧会に出展されていた次の作品も2009年の日本橋高島屋での展覧会で見ました。よろしければ合わせてご覧ください。

「愛」
「パラス・アテネ」

キース・へリング 

 「羊をめぐる冒険」の続編「ダンス・ダンス・ダンス」も読みました。
 キース・へリングの作品はこの小説を連想するので紹介します。

キース・へリング

 「ラディアントベビー」と呼ばれるキース・へリングのアイコンともいうべき作品です。
 この小説は東京ディズニーランドが開園した年が舞台です。私は小学校3・4年生の頃です。この時代に脚光を浴びたのがキース・へリングです。小説の主人公もキース・へリングのバッチを身に着けています。

2012年11月07日22時17分02秒0001

 もう一つ有名なアイコンは踊る犬です。この小説のタイトルでもあり、キーワードは「踊る」なので合わせて紹介しました。
 
  「ダンス・ダンス・ダンス」は、当時流行っていた洋楽が度々登場したり(YESは登場してないな、、、)、 主人公は渋谷や麻布で飲んでたりと一見オシャレな小説ですが、常に「死」がつきまとい、読んで華やいだ気分になるものではありません。「喪失」を抱えて生きる主人公の気持ちがよく理解できるので我がことのように読みました。

 今回この2作品を紹介したのは80年代を象徴するからでもありますが、私はキース・へリングが夭折したこともあって「死」のイメージを持っています。 華やかに見えつつも「死」という喪失がつきまとうところが、「ダンス・ダンス・ダンス」の世界観に合っていると思い紹介しました。

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