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ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス デカメロン

 コロナウィルスは早く収束してほしいですね。
 そこで今回紹介するのはジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「デカメロン」です。 

2015年12月31日21時33分02秒0002

 この作品は2015年の12月26日にBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「英国の夢 ラファエル前派展 」で見ました。
 デカメロンはペストから逃れるために邸宅に引きこもった男3人、女7人の10人がユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などのは話をするという物語です。 
 
 2015年に見た際は、学生のコンパを傍から見ているのような気分になりました。場所は渋谷なので近隣の居酒屋ではこんな風景が繰り広げられてるのかなと思いました。
 画面の左は早々に切り上げて道玄坂にいくカップル。赤い帽子の男子は得意げに俺様全開な話をする先輩、黄色っぽい服の女子はそんな先輩に気があるので話を聞いている、紫と緑と服の女の子は聞いちゃいないて感じです。

 しかし、国によっては外出が禁止され、我が国においてはできれば家でひきこもるべきである状況がこの作品と似ているので、ユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談でペストの恐怖に堪えているように見えます。早く先ほどのようにお気楽な気分で絵画を見れる日が来てほしいものです。
 
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「シャロットの姫」も紹介しています(こちら
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ターナー ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス

 3月3日から国立西洋美術館で開催されるナショナルギャラリーを心待ちされている方も多いと思います。
 ナショナルギャラリーは新婚旅行で行きました。新婚旅行で見た作品に再開できることが嬉しいです。
 そこで今回紹介する作品はターナーの「ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス」です。

ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス

 この作品はホメロスの叙事詩「オデュッセイ」のひとつ目の巨人ポリュフェモスの棲む火山島に漂着した英雄ユリシーズ
一行がポリュフェモスを倒して脱出する場面です。

 ターナーといえば湿潤な空間を照らす光が、見る者を幻想的な世界に引き込む作品ですが、この作品は「戦艦テメレ―ル」以上に引き込まれます。
 ラファエル前派のような作風を良しとする文化があるから、のちにデヴィッドボーイやT-REX、クイーンのようなアーティストが誕生したのかもしれないように、ターナーのような作風を良しとする。音楽でいえばイエスやエンヤのようなアーティストが誕生したのかもしれないですね。

 また、空の色は常に一定ではなく光かげんで実に多様な表情をするものですだからこそ私は夕暮れ時の空が好きですが、ターナーは多様な空を描かせたら天下一なのでとても好きです。

このブログで紹介している主な作品もどうぞ!
「戦艦テメレ―ル」(こちら
「雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道」(こちら
「ノラム城、日の出」(こちら

ヴィルヘルム・ハンマースホイ ライラの風景

 前回に引き続き、ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。
 今回は風景画で「ライラの風景」です。
ハンマースホイ Landscape, From Lejre

 この作品も国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイの懐かしさを感じる画風は美しい思い出を呼びだしてくれます。

 この作品に描かれている森はキャンパスから見えた吾妻連峰や阿武隈山地を思い起こします。
 母校の福島大学周辺は起伏のある地形なので連なる丘は大学周辺を思い出します。講義をさぼって近所の山や池のほとりでぼけっとするのが好きでした。
 この作品はそんな学生時代の幸福なひと時を思い出します。また学生時代に流行ったスピッツの「空も飛べるはず」またはマイリトルラバーの主だった楽曲が脳内BGMとして流れます。皆様はどのような思い出を連想しますか?

 さて、この展覧会で見たおすすめした作品はダンクヴァト・ドライアの「ランスー島のドルメン」。以前このブログで紹介したカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雪の中の巨人塚」を連想します(こちら)。また、ヴィゴ・ヨハンスンの「きよしこの夜」はピースフルで素晴らしいです。ぜひ心地よい空間を味わってください。 

 ヴィルヘルム・ハンマースホイ 背を向けた若い女性のいる室内

 デンマークの画家であるヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会に行きました。今回紹介する作品は「背を向けた若い女性のいる室内」です。

背を向けた若い女性のいる室内

 レゴ、マリメッコ、ボルボ等北欧の製品は身近ですが。芸術家となると意外となじみが薄いです。北欧には知られざる巨匠がいっぱいるようですね。
 デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品は、静寂な室内画を多く描いています。この作品は国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。実に12年ぶりの再会であり実に嬉しいことです。
 
 この展覧会のキーワードはデンマークの言葉で心地よさを意味する「Hygge」です。
 この作品は休日に彼女と自宅でまったり過ごしているような心地よさを感じます。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイ以外の画家の作品も出展されていましたが、印象派絵画と比べるとくすんで見える作品達ですが、休日に自宅で寛ぐような幸福感を感じる作品が多いです。次回もヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。

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