滝田ゆう ぬけられます

 パソコンが復旧しました。出荷状態で戻ってきたのでOSはWIN8.1。またすごく時間がかかるWIN10への更新が面倒ですが、なにはともあれ思ったより早く復旧したのでよかったです。
 さて、弥生美術館では「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」という展覧会が3月25日に開催されており、1月13日に見にいきました。今回紹介する作品は「ぬけられます」です。

2018年01月27日15時12分40秒0001

 漫画家・滝田ゆうの傑作「寺島町奇譚」の原画の他、「泥鰌庵閑話」の原画や関連資料などを多数紹介している展覧会です。

 「寺島町奇譚」は作者の出身地である下町「玉の井」(東京都墨田区東向島)の裏通りの庶民の日常を描いた作品です。 
 私娼街であった玉の井の路地の入り口には、あちこちに「ぬけられます」あるいは「近道」などと書いた看板があったそうです。この作品はタイトルが街を象徴しているので紹介しました。


 滝田ゆうの作品の良いところは情緒豊かな画風と、独特の擬音です。 最近の読んだ漫画は「孤独のグルメ」、「ワカコ酒」、「深夜食堂」、「「荷風になりたい」ですが、これらの作品の先達といえば「寺島町奇譚」・「泥鰌庵閑話」です。
 美しい思い出は明日への活力になり、心を浄化します。情緒豊かな画風と、独特の擬音も魅力ですが、滝田ゆうの一番の魅力は懐かしいとしい日常を美しく表現しているところです。昭和時代(おそらく40年代)を生きた方々の心に響くことが請け合いです。
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工藤麻紀子 「誰もいないと思った」と「もうすぐ衣替え」

 正月に実家へ行き、小学校・中学校の卒業アルバムを自宅に持ち帰りました。
 同学年は約450人。全ての人を覚えているわけではありませんが、彼ら、彼女らは今どこで何をしているのか?とても気になるところです。 また、クラス写真を見ていると瑞々しくもちょっぴり切ない気分になりました。そこで今回紹介する作品は工藤麻紀子の「誰もいないと思った」と「もうすぐ衣替え」です。

2013年01月23日23時03分56秒0001


20110208213943c9a - コピー
 
 工藤麻紀子は1978年生まれの画家です。上段が「誰もいないと思った」、下段が「もうすぐ衣替え」です。
 素朴な画風は見る者を瑞々しくもちょっぴり切ない子供時代を思い起こします。
 
 「誰もいないと思った」、は自分だけの秘密基地に行った見たら、クラス一の美少女がいてちょっととまどいつつも、キュンときたような、見ていて甘酸っぱくなるような子供時代の素朴な感情を思い起こします。

 「もうすぐ衣替え」は、子供の頃の時間がたつのを遅く感じ、けだるかった感じを思い出します。また、心の底にある子どもの頃見た夢、心象風景が解き放たれ、普段の緊張が解ける感じです。

 現代作家の作品は独自の世界観を追及したものも見受けられ、それはそれでよいのですが、正直理解できない場合もあります。そんな中、工藤麻紀子の作品はゆったりと作品の世界に浸れるのでお勧めします。

東郷青児 笛

 去年の今頃は一旦ブログを休止するぐらい人間関係に悩んでいました。一つの大変が終わるともう一つの大変が始まるようで、、、、今は女性だらけの部署で気苦労絶えません。
 一方で、私がYOUTUBEからDLする音楽はなぜか8割がた女性アーティストで、ディーヴァ達の歌声に励まされ、癒されているので今回紹介する作品は東郷青児の「笛」です。

笛

 
 この作品は損保ジャパン東郷青児美術館が所蔵されております。
 ディーヴァを描いた作品は数多くありますが、この作品を選んだのは、柔らかな曲線の美しさに癒しを、優しいまなざしに励ましを感じるからです。
 このブログでは「日蝕」という作品も紹介しているので、よろしければどうぞ!

 さて、癒されるディーヴァといえば20代のころよく聴いた王菲です。最近は活動していないようですが、「夢中人」とか「但願人長久」は歌声が美しいので最近また聴きだしました。FiestやYael Naimはゆったりしたかんじが心地よいです。

 また、励まされるディーヴァ達はというと、まずはArch Enemy、ボーカルのアリッサ・ホワイト=グラズ、クサクサしているときはデスメタルを聴きたくなります。デスヴォイスに励ましを感じますが、ソプラノヴォイスも美しいです。
 そして初音ミク。「Hand in  hand」は励まされる曲です。Babymetalの「Karate」も同様です。10代の女の子が世界を相手に活躍している姿にも感動しますね。

千住博 ウォーターホール

先日新宿へ行った際に、地下鉄副都心線の新宿3丁目駅の高島屋寄りの改札口にある千住博の「ウォーターホール」を見たので紹介します。

ウオーターフロー1
 
 まずは全体図です。

ウオーターフロー2

 作品の左側です。
 
 ウオーターフロー3

 右側です。
 滝というより、天地創造、銀河といった言葉も思い浮かびます。「ウォーターホール」はいろいろな解釈ができるので、解釈について語り合うのも楽しそうです。
  
 ウォーターホール 2004

 ちなみにこちらは軽井沢にある千住博の美術館にある「ウォーターホール 2004」です。爽やかな青空を見ているような気分になります。
 また、この美術館には蛍光塗料で滝を描いた「デイフォール・ナイトフォール」も必見です。ブラックライトに照らされて妖しく光る滝は鍾乳石のように幻想的で、映画マトリックスのオープニングやトロンのようにサイバーな不思議な作品もあります。

 千住博のパブリックアートは多くありますが、豊島区にある大正大学のキャンパスにある鴨台観音堂の「ウォーターホール」は夜景に映えて美しいのでお勧めします(こちら)。

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