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パウル・クレー 蛾の踊り

 今年はスイスがテーマの展覧会が多いので前回に引き続きスイスにちなんだ作品です。そこで今回紹介するのはパウル・クレーの「蛾の踊り」です。

2014年08月13日20時23分22秒0002

 最近息子がお絵かきを始めました。
 1歳11ケ月児の描く絵は線をぐしゃぐしゃと描いたものですが楽しそうにぐしゃぐしゃ描いてる様を見ると、この線は「楽しい!!」という気持ちをストレートに表しているといえます。
 数あるスイスゆかりの画家の作品の中からこの作品を選んだ理由はぐしゃぐしゃ描かれた息子の絵を連想するからです。
 
 光の前で楽しげに舞う蛾の軌跡というよりはパウル・クレーの描くことの喜びが伝わってきます。パウル・クレーは作品数が多く見る機会の多いスイス人画家です。この作品と今まで紹介した作品も日本で見ることができます。
 
山への衝動
花ひらく木・花ひらいて

バルテュス 朱色の机と日本の女

 今年はヴァロットン、チューリッヒ美術館、ホドラーといったスイス関連の展覧会が多いです。チューリッヒ美術館、ホドラーは会社帰りに行こうと思ってます。幸い会期も長いのでその機会はありそうです。
 さて、今年開催のスイス関連の展覧会で最も衝撃的なものはバルテュスです。そこで今回紹介する作品は「朱色の机と日本の女」です。

2014年09月25日21時37分48秒0002

 少女特有のスレンダーな肢体、萌えるよな色気が衝撃的でしたが、、会田誠という輪をかけて衝撃的な作品を見たことがあるせいか、バルテュスの衝撃は鎮静効果のあるわさびのような衝撃、会田誠は超激辛のハバネロといったとこです。

 バルテュスの展覧会は少女を描いた作品が良くも悪くも語られていましたが、エロスをうまく表した作品といえばこの作品です。東洋美術に造詣が深く、日本人と結婚したバルテュスは日本人女性のエロスをうまく描いてます。情事の前後を見てしまったような気分になりました。 いままで日本人女性のエロスをうまく描いた画家は橋口五葉と思ってましたが、バルテュスはその双璧ともいえます。衝撃を残したバルテュス展。次の再会が楽しみです。

 この3連休は残念な天気になりそうです。台風にはお気を付けください~。 

※ 5月に紹介したバルテュスの作品です。 
美しい日々

※ 橋口五葉の作品です。
長襦袢の女
浴後の女

ヴァロットン ボール

 昨日は健康診断でした。前日21時から10時まで飲食不可!暑いこの季節は脱水症状になりかねないです。
 さて、今日紹介する作品はヴァロットンの代表作「ボール」です。

2014年07月21日20時40分26秒0001

 動と静、大人と子供、光と影、明と暗といった相反するものが見事に調和しています。歪んだ形をしていながらも均整がとれた織部焼のような魅力の作品です。
 
 子供を連れて公園に行き、女の子が走っている様を見るたびにこの作品を連想します。
 オルセー美術館が所蔵するこの作品とは2度目の御対面です。新国立美術館で現在オルセー美術館の展覧会が開催せれていますが、この美術館の作品は来日の機会が多いようです。

 この展覧会は会期が長く9月23日まで開催しています。是非この不思議な作風に触れてみてください。
   

ヴァロットン トルコ風呂

三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン展 冷たい炎の画家 」を金曜日の会社帰りに行きました。今回と次回はこの展覧会で見た作品を紹介します。まずは「トルコ風呂」です。

2014年07月19日22時12分14秒0001

 フェリックス・ヴァロットンはスイス人の画家です。「冷たい炎」の画家というキャッチコピーのように、同じくナビ派の画家であるモーリス・ドニと比べると冷めたか感じの作風ではありますが、構図の妙もあっていつの間にか摩訶不思議な作品世界に引き込まれます。
(モーリス・ドニの作品も出展されていました。一方、この画家の「ルーマニア人の女」という作品はその真逆で生気がありました。)
 
 この展示室に入ってすぐにあるこの作品は、摩訶不思議な世界の最たるものでした。ヴァロットンがアングルの「トルコ風呂」に感動して描いたという解説がありました。アングルの作品は風呂の熱気、湧きたつ色気で風呂の中にいるような気分ですが、こちらは「風呂」というよりプールにいるよな冷たさ、描かれている女性も色気というか現実感がないです。 例えていうなら近寄りがたいけなぜか気になる人に魅かれるような気分の作品でした。

 印象派絵画を見て色彩の妙を、浮世絵を見て人々の営みに感動することは多いです。
 一見不穏で好き嫌いは分かれるかもしれませんが、ぞくぞくする快感があった展覧会でした。印象派絵画の展覧会とは違った感動を得ることがうけあいです。ではまた!!

アングルの「トルコ風呂」(こちら

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