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東灌森稲荷神社 北区東田端

 1月のある日、北区東田端にある東灌森稲荷神社をお参りしました。

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 「とうかんもり」と読みます。田端駅から歩いて5分の場所にあります。

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 太田道灌が江戸城築城の際に方除け守護神として江戸周辺に祀った稲荷社のうちの一つだといいます

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無人ながらも端正な境内は地域に愛されている証。地域の人に愛されてる神社はお参りして気分がいいです。

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 さて、 太田道灌は江戸城築城の際、方除け守護神として、江戸周辺に柳森稲荷社・烏森稲荷社・杉の森稲荷社・雀の森稲荷社・吾嬬森稲荷社・宮戸の森稲荷社、東灌森稲荷神社を祭ったそうです。
このうち、柳森稲荷社烏森稲荷社杉の森稲荷社は紹介しているので、よろしければご覧ください。

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 この神社がある田端と尾久はJR東日本の車両基地がある鉄道の街なので「鉄道神社」がありますが、車両基地の敷地内にあるので当然一般人はお参りできません。(イベントで車両基地公開の際はお参りできるらしい)

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 子供の頃、上野へ行くとき田端を通過する際に、車両基地を見るのが好きでした。
 当時はEF81はピンク、EF65は貫通扉なしの初期型も現役、EF60、62、58、15、70と様々な電気機関車があったものです。
この街には他にも見どころのある寺社もあります。田端は鉄道好きかつ寺社好きにはたまらない街です。

装束稲荷神社・十条富士神社と王子装束ゑの木大晦日の狐火

 歌川広重は名所江戸百景で王子界隈を描いており、その中で有名なものは「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です
 季節外れではありますが、今回お参りした装束稲荷神社に関係する作品なので紹介します。

2016年05月05日20時10分44秒0001

 名所江戸百景は人々の営みを描いた作品ですが、この作品は人ではないものを描いた妖しい作品です。
 関東八ヶ国の稲荷のお使いが、大晦日に王子稲荷神社へお参りする前、榎の下で装束を着替えたと言い伝えられています。作品の右側は王子稲荷神社の杜で、着替えた狐がそこを目指している様子が描かれています。

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 この榎は戦前に切り倒され、その記念として装束稲荷神社が設けられました。意外と新しい神社です。

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 狐のお面が飾られているのが特徴的です。現在では大晦日から元日にかけての深夜に、狐のお面をかぶった裃姿の人々が、装束稲荷から王子稲荷神社までの道のりをお囃子と一緒に練り歩くイベントが行われています。

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 十条富士神社は装束稲荷神社から自転車で10分程度の場所にあります。1615年頃にこの地にあった古墳を利用して築かれたそうです。

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 富士山講の塚が多く立ち並んでおります。現在は階段がありますが、本来は左右に登山路があったようです。

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 頂上の祠です。この神社は高台にあるので、江戸時代は富士山と筑波山そして隅田川の両岸に広がる平野を見渡すことができる江戸市中の富士塚では見れない雄大な景色が見れたかもしれないです。
 なお、この神社は王子神社の境外末社です。(王子神社はこちら) 

王子稲荷神社と名所江戸百景

 歌川広重といえば「名所江戸百景」が有名です。いわゆる「府内」ではなく、江戸近郊の風景も多く描いてます。
 王子界隈は江戸時代は景勝地としてしられていたこともあって5作品あることを知り、先月この界隈の神社を散策したので、王子界隈を描いた作品と神社を2回に分けて紹介します。まずは王子稲荷です。

2016年05月05日20時10分48秒0001
 
 「王子稲荷の社」という作品です。作品に見える山はおそらく筑波山です。近年は都内から富士山を見る機会が増えましたが、筑波山は展望台からでないと見えません。富士山ほど高くないからでしょうか。。。現在境内から見える風景は東北新幹線の高架です。

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 さて、都内には多くのお稲荷様がいらっしゃりますが、壮麗さではこの王子稲荷神社が一番です。新緑の季節は特に美しく、 稲荷社の関東総社にふさわしいです。

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  この社殿は1822年に建立されたものです。この神社自体は平安時代にはすでに創建されていたそうです。

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 この神社の見どころは壮麗な社殿ですが、天井絵も見どころです。

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 さて、お参りしたのが晴天なのでいまいち伝わりにくいですが、お稲荷様の魅力は妖しさです。社殿から見て右奥はうっそうとしております。妖しさは十分です。

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 伏見稲荷には持ち上げてみて思ったより軽ければ願いは叶い、重ければまだまだ頑張れという重軽石というものがありますが、この神社にもあります。ちなみに私は「まだまだ頑張れ」という御神託でした。

王子稲荷 御朱印

 江戸中期より授与されはじめたと伝えられる「火防守護の凧守」がポイントの御朱印です。この神社の近くには王子神社もあります。壮麗な朱色が魅力の王子稲荷神社 に対し黒くて重厚な王子神社の社殿もいいですよ(こちら

正受院 北区滝野川

 東京都北区は、江戸6大阿弥陀という霊場と王子稲荷・王子神社といった、台東区と比べれば地味ながらも見どころのある寺社が多い地域です。先日北区滝野川にある正受院をお参りしました。1557年に創建されたお寺です。

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 北区滝野川は昭和の住宅街・商店街の雰囲気を残す地域です。そんな地域に溶け込んだお寺です。上の画像は明治時代に建てられた山門です。

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 春らしい風景をと思い写した白木蓮です。白木蓮は寺社の境内がよく似合いますね。

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 本堂です。お彼岸なので墓参りの方でにぎわってました。またこのお寺はあることで有名なせいか参拝客も多かったです。
 時間も昼近くなので御朱印を頂くのは遠慮しました。無理して御朱印を頂いたことを載せるブログもたまにありますが、慎みたいものです。

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 江戸時代に千島方面を探検した近藤守重の石造です。長年の風雪で風化しておりますが、このお寺の見どころです。

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 このお寺は「赤ちゃん寺」という名前のほうが有名です。上の画像は赤ちゃんの為の納骨堂(慈眼堂)です。最近不幸な赤ちゃんが報道されます。わが家にも赤ちゃん(元)がいるので心がより痛みます。そのせいか自宅に近いこのお寺をお参りしようと以前より思っていました。 

 このお寺のある滝野川はフランス人学校があるので、周辺にはフランス人が結構住んでます。最近では大塚~巣鴨~滝野川は映画や漫画で見た昭和の風景に似ているということでフランス人に受けてるらしいです。 

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