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北区滝野川の建築物と寺社

 地元である滝野川は細かい路地も多く昭和レトロな場所なのでとても気に入っています。「滝野川」という響きも美しいですね。
 そこで滝野川の名物と寺社を紹介します。

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 滝野川のランドマークともいうべき「稲荷湯」です。
 昭和5年に建てられた破風造の銭湯です。
 結構有名な銭湯なので詳細は省きますが、昔の銭湯は寺社同様の破風造で私が子供の頃の近所の銭湯もこんな感じでした。 旧中山道と現在の中山道の間にある路地は23区生まれの40後半の人には懐かしい風景(初期のこち亀に描かれているような街並み)が残っています。

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 「稲荷湯」は和風ですが、「洋風」の建築物もあります。亀の子束子西尾商店の社屋は大正11年に建造されました。
 亀の子束子という伝統をこれからも受け継いでいく意気込みを感じる建物です。

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 先ほどの名所から歩いて20分程度の場所にある「四本木稲荷」です。 
 滝野川の住宅街にひょっこりと現れる林の中にあります。この付近に4本の大木があったので四本木稲荷大明神と名乗っています。大木があったということはうっそうとした林がかつてあったのかもしれないです。

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 小さいながらも二の鳥居があります。子供の頃茂みに入ってちょっとした探検ごっこをしたものですが、そんな感覚です。

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 この神社の創建は明治後半です。北区は旧日本陸軍の工場が立ち並んでいました。当初は現在の陸上自衛隊十条駐屯地付近にありましたが、戦後にこの地に移ったとのことです。

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  金剛寺は源頼朝が建立した古社です。近くを流れる石神井川は江戸時代までは、両岸に岩が切り立って松や楓があり、深山幽谷の趣をもっており、裏手あるさくら緑地公園は石神井川の蛇行による三日月湖(というより池)を公園に改装したものです。

 近所にある次の寺社も良いですが、この2つの寺社は滝野川の歴史の生き証人といえるのでお勧めします。
 
滝野川八幡神社
正受院
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七社神社 北区西ケ原

 JRの駅でいえば、田端駅から十条駅間は断崖が屏風の様に迫っており、それにそって神社が点在しています。

 その神社とは平塚神社王子神社王子稲荷社ですが、この他に今回紹介する七社神社があります。

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 飛鳥山公園の隣に位置する神社で、境内に咲く黄緑に咲くウコン桜が有名です。

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 境内は開放的です。創建時期は不明です。名前のとおり7柱を祀る神社です。

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 しめ縄で右目が覆われた感じが隻眼の戦士に見える、かっこいい獅子です。

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 境内にある銀杏を囲む咲くに絵馬が掲げられています。この神社の特製絵馬は丸くてかわいらしいですね。

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 冒頭の4社にはありませんが、この神社には神楽殿があります。

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 7柱を祀る神社なので境内社も多いです。ちなみにこの神社の御朱印はウコン桜の印が押してあります。
 ※ 御朱印は集めだしたらきりががないので、お参りしに行った自治体を代表するお寺または神社のみ頂くことにしています。

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 今回注目したのは画像左の石祠です。
 「疱瘡神」の祠です。この神は村の境界線にあることが多いそうです。かつて西ヶ原村の境界を守っていた祠がまだ大切にされている証といえます。(実際この神社は「西ヶ原」と「滝野川」の境界付近)
 「千葉にある神社に行ったらこの神様の祠が目立つ、千葉特有の信仰か?」と書きましたが、どうやら私の早とちりでした。
 
 さて、私の仕事は会社のシステム管理で、最近新しいシステムがサービスインしました。
 忙しくなるので冬にインフルエンザになるのは嫌だと思ってるときに、疫病から守ってくれる神様と出会いました。寺社巡りが趣味なので神仏・霊魂の存在は信じますが、願いたいことに応じて神様は現れるのかもしれません。

東灌森稲荷神社 北区東田端

 1月のある日、北区東田端にある東灌森稲荷神社をお参りしました。

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 「とうかんもり」と読みます。田端駅から歩いて5分の場所にあります。

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 太田道灌が江戸城築城の際に方除け守護神として江戸周辺に祀った稲荷社のうちの一つだといいます

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無人ながらも端正な境内は地域に愛されている証。地域の人に愛されてる神社はお参りして気分がいいです。

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 さて、 太田道灌は江戸城築城の際、方除け守護神として、江戸周辺に柳森稲荷社・烏森稲荷社・杉の森稲荷社・雀の森稲荷社・吾嬬森稲荷社・宮戸の森稲荷社、東灌森稲荷神社を祭ったそうです。
このうち、柳森稲荷社烏森稲荷社杉の森稲荷社は紹介しているので、よろしければご覧ください。

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 この神社がある田端と尾久はJR東日本の車両基地がある鉄道の街なので「鉄道神社」がありますが、車両基地の敷地内にあるので当然一般人はお参りできません。(イベントで車両基地公開の際はお参りできるらしい)

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 子供の頃、上野へ行くとき田端を通過する際に、車両基地を見るのが好きでした。
 当時はEF81はピンク、EF65は貫通扉なしの初期型も現役、EF60、62、58、15、70と様々な電気機関車があったものです。
この街には他にも見どころのある寺社もあります。田端は鉄道好きかつ寺社好きにはたまらない街です。

装束稲荷神社・十条富士神社と王子装束ゑの木大晦日の狐火

 歌川広重は名所江戸百景で王子界隈を確か6作品程描いています。その中で有名なものは「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です
 季節外れではありますが、GWにお参りした装束稲荷神社に関係する作品なので紹介します。

2016年05月05日20時10分44秒0001

 名所江戸百景は人々の営みを描いた作品ですが、この作品は人ではないものを描いた妖しい作品です。
 関東八ヶ国の稲荷のお使いが、大晦日に王子稲荷神社へお参りする前、榎の下で装束を着替えたと言い伝えられています。作品の右側は王子稲荷神社の杜で、着替えた狐がそこを目指している様子が描かれています。

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 この榎は戦前に切り倒され、その記念として装束稲荷神社が設けられました。意外と新しい神社です。

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 狐のお面が飾られているのが特徴的です。現在では大晦日から元日にかけての深夜に、狐のお面をかぶった裃姿の人々が、装束稲荷から王子稲荷神社までの道のりをお囃子と一緒に練り歩くイベントが行われています。

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 十条富士神社は装束稲荷神社から自転車で10分程度の場所にあります。1615年頃にこの地にあった古墳を利用して築かれたそうです。

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 富士山講の塚が多く立ち並んでおります。現在は階段がありますが、本来は左右に登山路があったようです。

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 頂上の祠です。この神社は高台にあるので、江戸時代は富士山と筑波山そして隅田川の両岸に広がる平野を見渡すことができる江戸市中の富士塚では見れない雄大な景色が見れたかもしれないです。
 なお、この神社は王子神社の境外末社です。(王子神社はこちら) 

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