ヴァージナルの前に座る若い女 フェルメール

 音楽は心を癒します。ブログを一旦休止してましたが、その間、音楽の好みが変わり、ロックはあまり聞かなくなりました。落ち込んでるときは、盛り上がるような音楽は逆効果のようです。その代わり聞くようになったのはクラシック。
 特にバッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番 第一楽章」のチェンバロの調べは癒されます。そこで今回紹介する作品はフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女」です。

2016年10月24日21時39分45秒0001

 まず、バッハとフェルメールは活躍した時代が異なること、「ヴァージナル」は「チェンバロ」の一種であるが異なる楽器であることは脇に置いて頂きたいです。
 
 音楽のド素人なので、専門的なことや的確な表現は分りませんが、ストレスフルな会社帰りの電車の中でバッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番 第一楽章」のチェンバロを調べを聞いていると、チェンバロはピアノと比べると揺らぎがあるせいか、美しいもの包まれるようなような安心感を感じます。そして、この曲を聴くたびに、フェルメールのこの作品を連想します。
この作品は、以前紹介した「手紙を書く女」同様に、慈愛を感じる微笑みがいいですね。

関連する次の作品の記事もどうぞ!
手紙を書く女
「ヴァージナルの前に立つ女性」と「ヴァージナルの前に座る女性」
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ピーテル・デ・ホーホ 中庭の女性と子供

 日本人男性の平均寿命が80歳でこれからも上がる可能性があることを考えると、今がちょうど人生の折り返し、会社員人生は20年目、結婚して10年目。人生の節目のせいか、これからいかに生きるかを深く考える日々です。よりよく生きること=幸せということで今月は「幸せ」をテーマにした作品を紹介しましたが、今回はその最終で紹介する作品はピーテル・デ・ホーホの 中庭の女性と子供」です。

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 以前、日本橋界隈の寺社巡りの記事で、日本橋界隈はマンションが増えて夕方は帰宅する親子の姿をよく見るということを書きました。先日の夕方、日本橋の浜町・人形町界隈を会社帰りに散歩してたら、安どの空気が感じました。
 保育園や学童保育かた帰宅する親子、夕飯の買い物帰りの親子、帰宅する親子には安どを感じます。 さらに仕事が終わって帰宅するサラリーマン・OLの姿にも安堵感があります。夕方の浜町・人形町界隈はそういう理由で大好きです。

 その景色はまさに今回紹介するこの作品のようです。結局のところ幸せとは安堵感を多く得ることに違いないです。また、この作品のように穏やかな日常を保つことではないでしょうか?
 このブログで紹介している他の作品もどうぞ!
デルフトの中庭(ロンドンのナショナルギャラリーが所蔵している作品)
デルフトの中庭
食糧貯蔵庫の女と子供
 

絵画芸術 フェルメール

 今回紹介する作品は「絵画芸術」です。

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 最近は工場見学等、何かの作業工程を見学するのが流行ってますね。フェルメールの作成風景を舞台裏から見ているような画面構成が見事です。

 右手に名声を象徴するトランペットを、左手に歴史を象徴する書物を、そして頭に月桂樹の冠を被った歴史の女神クリオに扮した女性を画家がアトリエで描く場面です。作品に寓意を込めることを避けたフェルメールにしては珍しい作品です。いうまでもなく、はフェルメールの画家という職業への誇り、絵画そのものへの称賛を表しています。
 
 もうすぐ4月。新社会人も多いでしょう。どんな仕事でも、それがいわゆるブラック企業またはあらゆるハラスメントに合わない限り、誇りをもって取り組むべきだと一人の大人として言いたいです。。。。。 実は昇進お預けになったので、先ほどのことを言い聞かせてモチベーションを上げるべく紹介してみました。

似たような主題の次の作品もどうぞ。
「コローのアトリエ、画架の前に座る若い女」・「芸術家のアトリエ 」
四芸術―音楽」・「四芸術-舞踏

青衣の女と手紙を書く女 フェルメール

 2012年に「フェルメールからのラブレター展」という展覧会がありました。この展覧会はフェルメールの作品が3作品出展された、大変充実度が高いものでした。
 この展覧会の解説によると、当時のオランダは識字率が高かったので、手紙を読む・書くということが一般的だったことが3作品の背景とのことでした。
 そのうちの1つ「手紙を書く女と召使い」は紹介済みなので、残り2つを紹介します。まずは「青衣の女」です。

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 前回、当時のオランダは海洋国家で。。。。と話しましたが、この作品にある世界地図は、手紙の送り主が海外にいることを暗示しているそうです。前回とは違い、こちらの作品には柔らかな光が満ちているので、海外から無事を知らせる手紙が届いたかのような安堵感があります。

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 次は手紙を書く女フェルメール作品によく登場する黄色の服を着た女性のまなざしが特徴的な作品です。
 女性な聡明さに魅かれます。何でしょうか?美人の女医に問診されているような、、、、悪さして職員室に行くとやさしい女教師と目があって何か赦されたような気分です。下世話な例えで恐縮でしたがつまり慈愛も感じます。フェルメール作品をいろいろ紹介しましたが、フェルメール作品は次回で最終にして、次々回以降は現在にフェルメールが生きていたら?な作品を紹介します。

手紙を書く女と召使い
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