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ムンク 太陽 庭のリンゴの樹

 今回の展覧会に行くまで、ムンクは暗い作品を描く画家と思ってましたが、今回紹介する2作品でその考えを改めました。 まず紹介する作品は「太陽」です。

ムンク 太陽

 太陽の光は活力の源です。
 フィヨルドから上る太陽の光に希望が湧きそうです。

ムンク 庭のリンゴの樹

 次は「庭のリンゴの樹」です。
 素朴な美しさです。画面右上のカップルの姿がこの作品に愛しさを感じます。

 さて、私自身、この2年一難去ってまた一難でしたが、ムンクの作品に出会い今の自分が会いたかった作品はこれだと感じました。つらいことと向き合あい、昇華することは大事です。ムンクはつらいことを絵画で昇華し、そして人々のいろいろなつらいことを代弁しているとこの展覧会で感じました
 
 代表作を見ることができる充実の展覧会でしたが、最も気に入ったは今回紹介した2作品です。先ほどの暗い感情もこの希望が湧き、愛しくなるようなこの2作品で昇華された気分になりました。皆さまもぜひご覧になってください。
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ムンク 生命のダンス

 ムンクの代表作が一堂に会する展覧会に行くことができたのは、まさに僥倖。
 今回紹介する作品もムンクの超有名作品である「生命のダンス」です。

2018年11月17日21時43分38秒0005

 ノルウェー南西部の小さな漁村、オースゴールストランの夏祭りをモチーフにしています。
 祭をモチーフにしているのに作品から伝わるのはもの悲しさです。宮沢賢治の小説を読んでるような気分になりました。

 白い服、赤い服、黒い服を着た女性は、「無垢」「官能」「死」を現しています。また、月を女性、月明かりを男性の象徴として描いています。
 中央の女性が「官能」ということは性の美しさと言えますが、その隣のスキンヘッドの男性は性の狂暴な部分のような気がしてたまりません。性の両面性が描いてると解釈しました。

 ルノアールのように見て優雅な気分になるわけでも、ミュシャのようにおしゃれな気分になるわけでもなく、暗めの作品が多いのに人々を引き付けるムンク。次回は明るい作品を紹介します。

ムンク マドンナ

 ムンクは有名な画家ですが、意外と展覧会が開催されることは少ないようで、展覧会いくのが趣味になったのは社会人になってからですが、この展覧会以外では1作品のみです。(その時の記事はこちら)。
 そのため、今回の展覧会は今年で一番素晴らしかったです。今回紹介する作品もまた代表作の「マドンナ」です。

2018年11月17日21時43分38秒0003 (2)

 この作品の実物を見るまでは、淫らで病んだ女性を描いたとても怖い作品と解釈していました。
 しかし、恍惚の表情を描いたという解説を見て解釈が変わりました。ムンクが想いを寄せていた女性がモデルなので、彼女への抑えきれないリビドーを描いた作品といえます。この作品は他にもバージョンがあり、美しいものもありますが、今回の展覧会には出展されていません。

 さて、モデルになった女性は恋多い方でいろいろな男性との恋愛を重ねた挙句、殺されたそうです。
 恋多い人は一方で得体のしれない不安を抱えていて、それから逃れるため男性を変えることもあるそうです。モデルになった女性もそういう人だったのかもしれません。そんな彼女の不安を代弁するために、よく見れば美しくも不穏な作品を描いたのではと思いました。次回もムンクです。ではまた! 

ムンク 叫び

 11月17日に東京都美術館で開催中のムンクの展覧会に行ったので、しばらくの間、この展覧会でみた作品が続きます。
 まずは代表作の「叫び」です

2018年11月17日21時43分38秒0002

 超代表作なので技術的な素晴らしさ、この作品が描かれた背景はプロにお任せします。
 
 人は常に不安と向き合ってます。一番でなければいやだとか、今の地位を守りたい、不幸が続いたらから自分もそうかetc、、、不安と向き合った結果、しかるべき対価を得ることができれば幸いです。
 しかしながら、人はそんなに強くありません。不安と向き合うのはとてもつらいです。そんな時それを発散する何かが必要です。

 ムンクは幸いにして絵画という発散するものがあったのでしょう。
 正直言って禍々しい作品ですが、不安が極限が高まった場合は叫びたくなります。この作品はそんな人々の気持ちを代弁しているようです。だからこそこの作品は人々に受け入れられているのでないかと思いました。

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