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ヴィルヘルム・ハンマースホイ ライラの風景

 前回に引き続き、ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。
 今回は風景画で「ライラの風景」です。
ハンマースホイ Landscape, From Lejre

 この作品も国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイの懐かしさを感じる画風は美しい思い出を呼びだしてくれます。

 この作品に描かれている森はキャンパスから見えた吾妻連峰や阿武隈山地を思い起こします。
 母校の福島大学周辺は起伏のある地形なので連なる丘は大学周辺を思い出します。講義をさぼって近所の山や池のほとりでぼけっとするのが好きでした。
 この作品はそんな学生時代の幸福なひと時を思い出します。また学生時代に流行ったスピッツの「空も飛べるはず」またはマイリトルラバーの主だった楽曲が脳内BGMとして流れます。皆様はどのような思い出を連想しますか?

 さて、この展覧会で見たおすすめした作品はダンクヴァト・ドライアの「ランスー島のドルメン」。以前このブログで紹介したカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雪の中の巨人塚」を連想します(こちら)。また、ヴィゴ・ヨハンスンの「きよしこの夜」はピースフルで素晴らしいです。ぜひ心地よい空間を味わってください。 
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 ヴィルヘルム・ハンマースホイ 背を向けた若い女性のいる室内

 デンマークの画家であるヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会に行きました。今回紹介する作品は「背を向けた若い女性のいる室内」です。

背を向けた若い女性のいる室内

 レゴ、マリメッコ、ボルボ等北欧の製品は身近ですが。芸術家となると意外となじみが薄いです。北欧には知られざる巨匠がいっぱいるようですね。
 デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品は、静寂な室内画を多く描いています。この作品は国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。実に12年ぶりの再会であり実に嬉しいことです。
 
 この展覧会のキーワードはデンマークの言葉で心地よさを意味する「Hygge」です。
 この作品は休日に彼女と自宅でまったり過ごしているような心地よさを感じます。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイ以外の画家の作品も出展されていましたが、印象派絵画と比べるとくすんで見える作品達ですが、休日に自宅で寛ぐような幸福感を感じる作品が多いです。次回もヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。

ムンク 太陽 庭のリンゴの樹

 今回の展覧会に行くまで、ムンクは暗い作品を描く画家と思ってましたが、今回紹介する2作品でその考えを改めました。 まず紹介する作品は「太陽」です。

ムンク 太陽

 太陽の光は活力の源です。
 フィヨルドから上る太陽の光に希望が湧きそうです。

ムンク 庭のリンゴの樹

 次は「庭のリンゴの樹」です。
 素朴な美しさです。画面右上のカップルの姿がこの作品に愛しさを感じます。

 さて、私自身、この2年一難去ってまた一難でしたが、ムンクの作品に出会い今の自分が会いたかった作品はこれだと感じました。つらいことと向き合あい、昇華することは大事です。ムンクはつらいことを絵画で昇華し、そして人々のいろいろなつらいことを代弁しているとこの展覧会で感じました
 
 代表作を見ることができる充実の展覧会でしたが、最も気に入ったは今回紹介した2作品です。先ほどの暗い感情もこの希望が湧き、愛しくなるようなこの2作品で昇華された気分になりました。皆さまもぜひご覧になってください。

ムンク 生命のダンス

 ムンクの代表作が一堂に会する展覧会に行くことができたのは、まさに僥倖。
 今回紹介する作品もムンクの超有名作品である「生命のダンス」です。

2018年11月17日21時43分38秒0005

 ノルウェー南西部の小さな漁村、オースゴールストランの夏祭りをモチーフにしています。
 祭をモチーフにしているのに作品から伝わるのはもの悲しさです。宮沢賢治の小説を読んでるような気分になりました。

 白い服、赤い服、黒い服を着た女性は、「無垢」「官能」「死」を現しています。また、月を女性、月明かりを男性の象徴として描いています。
 中央の女性が「官能」ということは性の美しさと言えますが、その隣のスキンヘッドの男性は性の狂暴な部分のような気がしてたまりません。性の両面性が描いてると解釈しました。

 ルノアールのように見て優雅な気分になるわけでも、ミュシャのようにおしゃれな気分になるわけでもなく、暗めの作品が多いのに人々を引き付けるムンク。次回は明るい作品を紹介します。

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