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アクセリ・ガッレン=カッレラ ケイテレ湖

 今回紹介する作品は最近国立西洋美術館が所蔵することとなったアクセリ・ガッレン=カッレラの「ケイテレ湖」です。

Document_20220731_0003.jpg

 アクセリ・ガッレン=カッレラはフィンランドの画家です。現地では国民的画家と称されています。
 「ケイテレ湖」という作品はモネの「スイレン」のように多くの作品があるようです。国立西洋美術館に収蔵された作品は、1904年から1906年にかけて描かれた作品です。

 澄み渡った空気と湖面を走る波が美しい作品です。フィンランドの国土は森と湖が点在するそうですが、一度でもよいから実物を見てみたいものです。展覧会に行った日も灼熱だったのでこの作品は良い清涼剤でした。

 北欧の画家の展覧会は時々ありますが、フィンランドの画家の作品は初めてです。アクセリ・ガッレン=カッレラはフィンランドの国民的叙事詩『カレワラ』を題材にした作品群が有名です。この作品もフィンランドの国土同様、是非見たいものです。
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エドヴァルド・ムンク 夏の夜の夢(声)

 夏は夕暮れは明るいせいか特に幻想的に感じます。そこで今回紹介する作品はエドヴァルド・ムンク の「夏の夜の夢(声)」です。

夏の夜の夢(声)

 この作品は2014年に世田谷美術館で開催されたボストン美術館華麗なるジャポニズム展で見ました。連作「生命のフリーズ」の一つで浮世絵の遠近法を採用した作品です。同じような構図の「声・夏の夜」という作品もあるそうです。

 ヨーロッパの夏の夜は暗いようで明るい幻想的なイメージがあります。9月上旬のオランダを旅行した時、夜の9時なのに明るいことに不思議な感覚を覚えました。オランダよりも緯度が高い北欧の夏の夜はもっと明るいのでしょうか?
 
中央に描かれているのは夕日ですが、人にも見えます。
 この作品に逝ってしまった人と夢で会えたような気分を感じました。日本でも夏はお盆という死者があの世から戻ってくる季節ですが北欧でもそうなのでしょうか?死者のささやきが聞こえてきそうでしたが、とてもせつない声に感じます。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ ライラの風景

 前回に引き続き、ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。
 今回は風景画で「ライラの風景」です。
ハンマースホイ Landscape, From Lejre

 この作品も国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイの懐かしさを感じる画風は美しい思い出を呼びだしてくれます。

 この作品に描かれている森はキャンパスから見えた吾妻連峰や阿武隈山地を思い起こします。
 母校の福島大学周辺は起伏のある地形なので連なる丘は大学周辺を思い出します。講義をさぼって近所の山や池のほとりでぼけっとするのが好きでした。
 この作品はそんな学生時代の幸福なひと時を思い出します。また学生時代に流行ったスピッツの「空も飛べるはず」またはマイリトルラバーの主だった楽曲が脳内BGMとして流れます。皆様はどのような思い出を連想しますか?

 さて、この展覧会で見たおすすめした作品はダンクヴァト・ドライアの「ランスー島のドルメン」。以前このブログで紹介したカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雪の中の巨人塚」を連想します(こちら)。また、ヴィゴ・ヨハンスンの「きよしこの夜」はピースフルで素晴らしいです。ぜひ心地よい空間を味わってください。 

 ヴィルヘルム・ハンマースホイ 背を向けた若い女性のいる室内

 デンマークの画家であるヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会に行きました。今回紹介する作品は「背を向けた若い女性のいる室内」です。

背を向けた若い女性のいる室内

 レゴ、マリメッコ、ボルボ等北欧の製品は身近ですが。芸術家となると意外となじみが薄いです。北欧には知られざる巨匠がいっぱいるようですね。
 デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの作品は、静寂な室内画を多く描いています。この作品は国立西洋美術館で2008年に開催された展覧会で見ました。実に12年ぶりの再会であり実に嬉しいことです。
 
 この展覧会のキーワードはデンマークの言葉で心地よさを意味する「Hygge」です。
 この作品は休日に彼女と自宅でまったり過ごしているような心地よさを感じます。
 ヴィルヘルム・ハンマースホイ以外の画家の作品も出展されていましたが、印象派絵画と比べるとくすんで見える作品達ですが、休日に自宅で寛ぐような幸福感を感じる作品が多いです。次回もヴィルヘルム・ハンマースホイの作品です。

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