FC2ブログ

ボッティチェリ 聖母子(書物の聖母)

 公園で遊ぶ母子は平和な日常の象徴ですね。
 そこでボッティチェリの「聖母子(書物の聖母)」を紹介します。

聖母子(書物の聖母)  
  
 2016年2月に東京都立美術館で開催されたボッティチェリ展で見ました。
 
 この作品は、我が子が受ける受難を想って憂いを帯びた表情と解説されていましたが、目じりの下がったところは、幼い子供のいるお母さん感がよく表現されてていいなと感じました。
 公園で幼い子を連れたお母さんをよく見るので、聖母子像は親しみを感じています。この作品は絵本を読んでる母親と「もう一回よんで!」とか「これなに?」と聞き返している子供にも見えなくもないです。

 ルネッサンス期の絵画は、主にテンペラ画です。テンペラ画の特徴は劣化しにくいことだそうです。そのためどの作品も色鮮やかです。色鮮やかなせいか、描かれている聖人達も浮き上がって活き活きと見えました。このブログでは「パラスとケンタウロス」という作品も紹介しているのでよろしければどうぞ!
スポンサーサイト



受胎告知 ティツィアーノ

 今月の土日は晴天のため、私が良く通り過ぎる王子神社や王子稲荷は七五三で賑わっています。
 まだ7歳、5歳、3歳と祝われる子供が小さいせいか妊婦さんも目立ちます。そこで今回紹介する作品はティツィアーノの「受胎告知」です。

2016082321374303c.jpg

 子育ては身ごもった日から始まります。我が家は結婚が遅かったのでやっぱダメかな、、、、と思ったところ妻が身ごもりました。その時の気持ちを表すと大げさかもしれませんが「受胎告知」になります。多くの親御さんにとっては身ごもることはこの作品のようにとても尊いことだと思います。 

 この作品は2016年の8月に国立新美術館で開催中された「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」に展示されていました。
 「受胎告知」は数多くありますが、人生は不安と不満がいっぱいです。そんな現実も、正しく立ち向かえば救われると当時(2016年)は思い、実際その通りになった吉兆ともいうべき作品だからこの作品を紹介しました。

次の作品もどうぞ!
「タンバリンを演奏する子ども」
「ウルビーノのヴィーナス」

アルチンボルド 夏 秋

 先日、国立西洋美術館で開催中の奇想な寄せ絵で有名なアルチンボルドの展覧会に行ったので、この展覧会で見た作品を紹介します。

2017年07月19日21時45分02秒0003

2017年07月19日21時50分02秒0003

 上段は「夏」、下段は「秋」です。今の季節と次に来る季節の寓意であることから紹介することにしました。これらの作品は「四季」と呼ばれる連作で、「春」・「冬」」という作品もあります。
 いづれの作品も季節の野菜・果物を巧みに構成しており、ただただその技量に驚嘆するばかりです。「夏」はおしゃれな若者、「秋」は渋みを身につけた紳士のようです。

 この展覧会に展示されている各作品は、作品に描かれている人物(?)を構成する静物一つ一つの精密さ等、鑑賞のポイントが多いですが、アルチンボルドはこれらの作品をいわばエンターテインメントとして描いたそうです。
 理屈抜きに構成の妙を楽しむことができる愉快な展覧会で、そのせいか子連れが目立っていました。夏休みに親子で行くのもよいですね。

 このブログでは日本一有名な寄せ絵である歌川国芳の「みかけハこハゐがとんだいい人だ」も紹介しています。(こちら
 

ティッチアーノ タンバリンを演奏する子ども

 9月23日にBunkamuraザ・ミュージアムで開催の「風景画の誕生 ウィーン美術史美術館蔵」に行きました。
 今回紹介するのは私が一番気に入ったティッチアーノの「タンバリンを演奏する子ども」です。

2015年09月25日21時09分58秒0003

 ウィーン美術史美術館が所蔵する風景画を、風景画の発展に合わせて時系列に並べた展覧会でした。
 さて、我が家には2歳児がいるので、普段から赤ちゃんが目につきます。児童館に行くと音の出るおもちゃで遊ぶ赤ちゃんをよく見ます。その姿は大変ほほえましいのでこの作品が一番気に入りました。

 この作品が描かれた背景は不明ですが、ティッチアーノが貴族から「孫を描いてほしい」という依頼を受けて描いたと思われます。洋の東西・古今を問わず赤ちゃんは音の出るおもちゃが好きなようですね。赤ちゃん特有のむちむち感もよく描かれています。この作品が描かれた時代で赤ちゃんといえば幼いキリストですが、純粋に赤ちゃんのかわいらしさを描いているのでぜひ鑑賞ください。

このブログでは「ウルビーノのヴィーナス」も紹介しています。

 | HOME |  »

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
当ブログへようこそ!
当ブログではお勧めのアート、御朱印の情報を発信します。


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (220)
アメリカ (17)
イギリス (27)
イタリア (12)
オランダ (28)
オーストリア (7)
スイス (15)
スペイン (4)
ドイツ (8)
東欧 (6)
フランス (52)
ベルギー (27)
北欧 (7)
ロシア (10)
日本人画家 (159)
江戸 (19)
浮世絵 (37)
明治~昭和 (35)
現在美術 (15)
現代美術(洋画) (38)
現在美術(日本画) (15)
寺社巡り (314)
足立 (1)
荒川 (5)
板橋 (8)
江戸川 (1)
大田 (2)
葛飾 (4)
北 (11)
江東 (16)
渋谷 (12)
品川 (5)
新宿 (9)
杉並 (11)
墨田 (5)
世田谷 (8)
台東 (34)
中央 (17)
千代田 (17)
豊島 (20)
中野 (1)
練馬 (9)
文京 (33)
港 (25)
目黒 (3)
東京多摩地域 (13)
神奈川 (10)
千葉 (24)
埼玉 (7)
その他地域 (3)
名所・旧跡 (30)
庭園・公園 (5)
建物 (8)
博物館 (6)
動物園・水族館 (11)