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レオン・フレデリック 花

目黒区美術館で6月18日目で開催されたいた「ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる」に出展されていた作品を紹介してきましたが、今回が最終です。紹介する作品はレオン・フレデリック「花」です。

kojimatira3.jpg

レオン・フレデリックはベルギーの象徴派を代表する画家でこの作品は大原美術館が所蔵しています。
鑑賞した6月3日の午前は雨のち曇りという梅雨空だったので、アジサイを描いたこの作品は目を引きました。

部屋から見える緑に満ちた庭園を描いた作品ではありますが、何となく不穏な印象も受けます。それはアジサイが取り残されたような寂しさまたはたどり着けない哀しさを感じているようにも見えます。
しかし、レオン・フレデリックは荘厳な宗教画で有名です。アジサイは庭に映える木々より上にいるので、アジサイを空の上から生きるもの達を見守る神に見立てたと個人的に解釈します。このブログでは「春の寓意」、「聖三位一体」という作品も紹介しています。
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エミール・クラウス フランドル地方の収穫

6月3日に目黒区美術館で開催中の「ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる」に行き、前回は児島虎次郎の作品を紹介しました。今回は師匠であるエミール・クラウスの「フランドル地方の収穫」です。

kojimatora2.jpg

エミール・クラウスは大好きな画家です。あふれる光が見ているだけで気分が良くなります。
この作品は絵葉書をスキャンしたものなのでいまいち伝わりづらいのですが実物は綺麗な青空に浮かぶ雲の描写が素晴らしいです。流れる雲を見ているとゆったりとした気分になります。この作品は2013年7月に東京ステーションギャラリーで開催された展覧会でも見た覚えがあるので再会できて嬉しいです。

この作品に限らず、東京ステーションギャラリーの展覧会に出展されていた作品の一部は目黒区美術館で開催中の「ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる」にも出展されていたことが分かりました。そのせいか既視感のある作品が多いと感じました。
さて、この作品は姫路市立美術館が所蔵しています。姫路市立美術館はベルギー絵画のコレクションで有名なので一度は行きたい美術館です。

テオ・ファン・レイセルベルへ ブローニュ=シュル=メールの月光

 7月31日に国立西洋美術館で開催中の「リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」の続きです。前回のカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ同様、日本で見る機会が少ない画家であるテオ・ファン・レイセルベルへの「ブローニュ=シュル=メールの月光」を紹介します。

Document_20220731_0002.jpg

 印象絵画はフランスの隣国ベルギーの画家達にも影響を与え、このブログでよく紹介するエミール・クラウスが筆頭です。
 エミール・クラウスは見ているだけで暖かさを感じるぐらい光の描写が優れていますが、テオ・ファン・レイセルベルも見逃せません。スーラの影響を受けた点描を始めましたが、スーラが亡くなってからは点描をしなくなりました。固い友情があったようです。この作品を含めて2作品しかみたことがないので作品をもっと見たい画家の一人です。
 
 ドーヴァー海峡に面している港町の風景です。夜なのに明るい不思議な作品です。緯度の高いヨーロッパでは夜でも明るいからでしょうか?海面に映る月光と夜空のグラデーションが美しいです。
 さて、科学的な裏付けはともかくとして月の光は日光とは違った癒しがあります。事実私が2016年に襲った災難時はあの手この手でメンタル崩壊を防ぎましたがその一つは月光浴です。だから月の光が美しい絵画には癒されます。

次の作品もどうぞ!!
スーラの「ポール=アン=べッサンの日曜日
テオ・ファン・レイセルベルへの「読書する夫人と少女(画家の妻と娘の肖像)

ルーベンス 豊穣

 今年の5月9日は母の日でした。そこで今回紹介する作品はルーベンスの「豊穣」です。

豊穣

 この女性はアバンダンティアというローマの豊穣の女神で、手にしているのは「豊穣の角」という日本でいう打ち出の小づちみたいな恵みをもたらすアイテムです。
さて、豊穣をもたらす神は洋の東西を問わず母性の象徴ですが、私はたくましい二の腕に母性を感じます。この作品は国立西洋美術館に常設展示されおり見たことのある人も多いと思い選びました。
 
 この女神は財産・貯蓄の女神でもあるので足元には財布が転がってます。金融機関に勤める私にとってはこれは縁起物と言える絵です。
ルーベンスの絵の女性は宮崎美子を連想します。いまどきの若い女優・タレントにもぽちゃとして可愛い子はいますが、子供の頃見た「今の君は~」というCMソングに合わせて服を脱ぐ姿が焼きついてるからぽちゃ可愛いといったら宮崎美子です。そういえばドリフで志村けんがよくネタにしてましたね。このブログではルーベンスの次の作品も紹介しているのでどうぞ!!

聖母被昇天(下絵)
「キリスト昇架」と「キリスト降架」
三美神

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