エミール・クラウス テムズ川に輝く朝日

 本所深川界隈のお稲荷様を紹介してきたので、今回は本所深川の風景を連想する作品を紹介します。
 私が一押しの画家、エミール・クラウスの「テムズ川に輝く朝日」です。
 
2013年06月16日21時43分40秒0001

 本所深川界隈は大横川、小名木川、堅川といった運河に囲まれており、水の都でもあった江戸の面影を残します。近年は遊歩道も整備されており、江戸の面影を復元しているかのようです。この作品はそんな風景を連想します。

 ベルギー人のエミール・クラウスは第一次大戦中ロンドンに亡命していたので、ロンドンを描いた作品もあります。
 朝日と夕焼けの光が変わり風景が変わっていく様は美しいです。霧の中に差す朝日の美しさが印象的です。
 以前、システム系の部署だったので夜勤が多く、夜勤明けに空を見ると朝日に照らされる運河がこのテムズ川のように輝いていたものです。 当時は夜勤の多さに嫌気が差していましたが、おかげで美しいものを見ることもできたんだなとこの作品を見て思いました。
 今回もこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。
 
次の記事もどうぞ!
「夏の日中」こちら
「晴れた日」こちら
「リス川の夕陽」こちら
「ピクニック風景」こちら
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マグリット Pompo Pompo Pom Po Pom PoN

 いつも訪問ありがとうございます。
 さて、8月から9月は雨続きの日々でしたが、17日は奇跡的に晴れていたので上野動物園に行きました。
 雨続きの天気への警戒感からか意外と空いており、パンダは並ばずに見ることができました。そこでしばらくの間動物を描いた作品を紹介します。まずはマグリットの「Pompo Pompo Pom Po Pom PoN」です。
 
Pompo Pompo Pom Po Pom PoN

 タイトル通り太鼓の音が聞こえてきそうなこの作品です。左のウサギがちょこんと座っているところも可愛らしい。 タイトルはそのまま太鼓の音。画風は大胆。しかし、絵の右上は太陽と見せかけて玉ねぎ。絵の左はハム?このあたりは何となくマグリットらしいです。
 
 この作品はブリュッセル王立美術館で見ました。この美術館のミュージアムショップでこの絵の絵ハガキが売っているので、人気のある作品とは思われますが、この作品自体の情報は検索してもあまり出てきません。
 「空中に浮かぶ岩や鳥の形に切り抜かれた空が私の絵ではない」という意図でしょうか?一本取られた気分です。

次の作品もどうぞ!!
 光の帝国Ⅱと光の帝国
ゴルコンダ

フェルナン・クノップフ 白、黒、黄金

 年度末・年度初めは慌ただしいですが、個人的には何となく切なくなる季節です。
 毎年この時期はYOUTUBEで聞く音楽もバラードが多く、GAOの「さよなら」とか大澤誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」は定番ですが、SEKAI NO OWARIの「SOS」は歌詞とメロディーが美しい!
 そこで今回紹介するのはフェルナン・クノップフの「白、黒、黄金」です。

白、黒、金

 フェルナン・クノップフの作品は静謐です。そして切なくなりますがギスギスした気持ちを静め、悲しい気持ちを昇華するまさに見るバラードです。

 フェルナン・クノップフにとって妹のマルグリット・クノップフは美の女神で、妹を描いた作品を多く描いています。こちらもその一つです。 画面中央の像はおそらくケルビム。この天使はマリヤ様とかイエス様と一緒に描かれることが多いです。フェルナン・クノップフにとって妹はマリヤ様に匹敵する尊いものであったことがうかがえます。この作品の連作と思われる「青い翼」という作品もあり、このモチーフはフェルナン・クノップフのお気に入りのようです。

 フェルナン・クノップフは同じくベルギー象徴派のジェームス・アンソールとは同級生で、ギュスターヴ・モロー、エドワード・バーン=ジョーンズ、グスタフ・クリムトと錚々たる画家たちと親交があり、お互い影響しあったそうです。19世紀の西洋絵画史を見ると名だたる巨匠たちが互いに親交を結んでいました。黄金を配しているところがクリムト、女性を天美的に描いてるところがラファエロ前派の影響を受けているみたいです。 

 次の作品もご覧ください。
茶色の瞳と一輪の青い花
ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像
「天井画-絵画、音楽、詩歌」

ブリューゲル 野外の農民の婚礼の踊り

 9月は各神社、10月は学園祭・運動会、ハローウィン、バラ祭り、菊まつり、お会式等とお祭りが続きます。
 もうすぐ冬なので秋の名残を惜しんでます。そこで今回はブリューゲルの「野外の農民の婚礼の踊り」です。

2012年09月09日21時50分54秒0001

 ブリューゲルは風刺のきいたベルセルクに出てくるような怪物がいっぱいの版画を作成する一方、いきいきとした、見ていて楽しい農村の風景を描いた作品も多いです。同じ作品はウィーンあるそうです。
 
 新郎・新婦がどこにいるかわかりませんが、そんなことお構いなしにナンパする物(画面中央の若い男はそんな感じ、いちゃつくカップル、画面右はちょっかいだして返り討ちにあった酔っ払いでしょうか。
 この作品に描かれている季節はさておいて、お祭りの多い秋の雰囲気を味わえればと思い紹介しましたが、これからの忘年会、クリスマスとパーティーの季節です。はめをはずすなよという自戒も込めてみました。 
 
「鳥罠のある冬景色」という作品も紹介しています(こちら

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