奈良の御朱印

 もうすぐGW!!。子供が生まれる前は奈良・京都に行ったものです。そこで今回はGWに奈良に行く方も多いと思われるので奈良のお寺の御朱印です。

 GWの奈良といえば新緑の若草山のお寺巡りがお薦めです。新緑を感じるお寺巡りの出発地は新薬師寺です。
 平城京1300年記念の年に行きました。新薬師寺といえば12神将で有名なお寺ですが、山の上のあるせいか空いてました(平城京跡地と大仏様はすさまじい混雑で敬遠しました。)12支にちなんだ甲冑を身につけ得物を持つ12神将は作られた当初は極彩色だったようです。聖星矢を連想しこのようなアニメにはまる日本人のメンタリティーの元祖を感じました。
 
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 新薬師寺から春日大社までの道のりは遊歩道というよりは山道で閑散としています。すれ違う人より鹿のほうが多いような、、、このあたりの鹿は東大寺の入口の鹿より野性的です。春日大社の記事はこちらです。
 この季節の花といえば藤。新緑の中からときおり甘いにおいも漂ってくるのがこの新薬師寺から春日大社間の魅力です。
 
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 春日大社の隣が東大寺です。東大寺は各お堂ごとに複数の御朱印がありその数は私が知る限り18!!この御朱印は2月堂です。他にも3月堂、4月堂がありますが、2月堂から眺める奈良市街の風景は美しいのと私が2月生まれなので親しみがあるから紹介しました。

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 大仏様の御朱印です。大仏様はいつ見ても圧倒されます。奈良時代はもっと大きかったそうですが、現代でいえばスカイツリーみたいな最先端のものでしょうか?私の息子には是非柱の穴をくぐってもらいたいです。

蓮池

 このブログは絵画も紹介しているので東大寺が所蔵する作品も紹介します。
 小泉淳作が東大寺の本坊に奉納された襖絵の一部です。東大寺ではときたまこれらの襖絵を公開しているようです。
 仏教では蓮は泥の中でも美しい花を開かせる、清らかに生きる人間のあるべき姿とされているとのことです。大仏様と合わせて観賞したいものです。 

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 最後に戒壇院の御朱印です。12神将で始まり、四天王で閉める。仏像巡り好きにはたまらないコースでもありました。
 さて、日本人は装甲で覆われたものが大好きですね。武将の甲冑、モビルスーツetc。四天王も12神将も装甲を纏ってますが、日本人男子の美意識の源流を探るコースでもあります。
 この記事が奈良旅行の参考になったでしょうか?(というよりむりやりな美術論になりましたが、、、)ではよい旅行を!
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久能山東照宮と龍華寺

 前回、静岡県立美術館が所蔵する作品を紹介したので、今回紹介するお寺は静岡市内にある久能山東照宮と龍華寺です。 静岡市は東京から新幹線ですぐ着くアクセスの良い場所にあり静岡おでん、清水で新鮮な海の幸とおいしい物も豊富です。
 
境内1
 
 龍華寺は日蓮宗のお寺で見どころは下の画像の庭園です。
 お参りした日は見えなかったですが庭園の頂上からは富士山がよく見えるそうです。(晴れているからといって富士山が見えるとは限らないそうです、、、、)  

境内2
 
 そして最大の見どころはソテツとサボテンを配した庭園です。このような庭園は唯一といってもよく、温暖な静岡ならではの庭園です。これは一見の価値ありです。

祖師堂2 御朱印

 左は本堂の天井絵です。後日知ったのですが、これまたサッカー王国静岡らしくサッカーボールをもった龍が描かれているらしいです。右が御朱印です。書置きのものを頂くことができます。なおこのお寺は拝観料が必要です。

 清水駅から龍華寺へのバス便は多いですが、龍華寺から久能山東照宮へ行くバスはないのでタクシーを使いました。たしか15分くらいで入口について記憶があります。

参道

 参道から山門までは1000段以上あると思われる石段を登りますが、上の画像のように雄大な太平洋を臨むことができます。

境内1 (2)

 山門です。日光東照宮と比較するとシンプルですが、青空と海を存分に愛でることができるので個人的には日光より好きです。

境内1

 重厚な本殿です。温暖な場所らしくソテツも植えられていました。
 バンダイが奉納した徳川家康をイメージしたガンダムがお宝として奉納されてるそうです。静岡といえばプラモデルですが、それは東照宮をメンテナンスする職人が多く住んでいたため、手先が器用な人の多い土地だったかららしいです。

御朱印

 御朱印です。御朱印所の脇に日本平へ行くロープウェアの駅があります。ロープウェイから見る太平洋は絶景!!
 秋の行楽シーズンも近いので今回紹介した寺社巡りは是非お薦めしたいです。

このブログで紹介している各東照宮の記事もどうぞ!
上野東照宮
日光東照宮
芝東照宮

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若冲ゆかりの寺社巡り

ゴールデンウィークに京都へ行く人は多いと思いますが、京都は寺社が多く目移りするのでなんかしらのテーマにそって決めると効率いいです。そこで私は伊藤若冲ゆかりの寺社巡りをお薦めします。

 まずは伏見にある石峰寺です。伊藤若冲が庵を建てて生活していたお寺で、若冲がデザインした五百羅漢が有名です。
 竹林の中にいらっしゃる五百羅漢はユーモラスな造形です。そのせいか竹林の中にいるというより日常から切り離された異世界にいるような気分です。GW中に行きましたが空いてました。
 
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 このお寺の御朱印です。五百羅漢があしらわれています。「高着眼」とは多分、高所から見よ。大局的に見よという意味と思われます。 ちなみにこのお寺の五百羅漢様は撮影禁止ですが、似たような造詣の五百羅漢様は東京の椿山荘の庭園で見れます。(こちら
                         
 相国寺は伊藤若冲が「動植綵絵」寄進したお寺です。京都御所の近くにあり、境内には多くの塔頭があります。
 春・秋に方丈や法堂(無畏堂)等が公開されます。広々とした境内は観光客が少くないので庭園をゆっくりと見ることができます。(このお寺は純粋に信仰の場所、塔頭も非公開の場所が多い)特に開山堂の枯山水と深山幽谷を模した庭を合わせた庭園は見事ですが、撮影は禁止です。

110502_2251_01[1]
 
 このお寺の見どころは承天閣美術館です。相国寺の寺宝と言えば伊藤若冲の絵画です。(クリックすると拡大します)今回はかつて金閣寺(相国寺の塔頭)が所蔵していた次の2作品を紹介します。

双鶏図 月夜芭蕉図

 左の作品は「双鶏図貼付」、以前紹介した「大鶏雄雌図」のモノクロ版といった感じです。見つめあう雄雌の鶏の図は「夫婦和合」を表していると思います。
 右は「月夜芭蕉図床貼付」とても立体的で眼の前に芭蕉が生えているみたいです。風や葉が揺れる音も聞こえてきそうです。

 最後に錦天満宮です。

2014年04月08日21時54分16秒0001

 伊藤若冲は錦市場にある八百屋でした。だから「野菜涅槃図」という傑作を描けたのです。
 この天神様ではなんと夕方頃でも社務所が開いているので、先ほどのお寺をお参りして市場で買い物・食事をしてからお参りすることも可能です。
 京都旅行で泊るなら都ホテルです。近鉄京都駅と新幹線の改札からのアクセスは抜群なので奈良方面に行く方はなお良しです。ではよい週末を!!!


このブログでは他にも次の作品も紹介しています。よろしければ是非!!
「鳥獣花木図屏風(右隻)」
「石峰寺図」
「老松白鳳図」
「野菜涅槃図」
「海棠に目白図」・「大鶏雄雌図」
「百犬図」
「鼠婚礼図」

建仁寺・八坂神社と風神雷神図

 「開山・栄西禅師 800年遠忌 栄西と建仁寺」という展覧会が東京国立博物館で開催中です。この展覧会は金曜日は20:00まで開いています。金曜日は有難いことに上野から直帰だったので風神雷神図を見ることができました。
 
風神雷神図

 この作品は空の広さをを感じます。子供の頃、教科書で見たときは右の風神は縄跳びをしていると思ってましたが、大人になってこの作品の本物を見たとき、屏風からぶわっという音が聞こえるぐらい躍動感を感じたものです。

 風は雷を呼び、雷が風を呼ぶといいたくなるような円のような構図は、万物は流転することが伝わります。
 また、禅の教えでは円は宇宙・悟りの象徴だそうです。この作品を所蔵している建仁寺は京都最古の禅寺なので、禅の教えをさりげなく示しているのかもしれないです。

 さて、この展覧会にちなんでですが、建仁寺と同じく祇園ある八坂神社の御朱印を紹介します。
 建仁寺は京都に行くと必ず行くお寺です。法堂の小泉淳作画伯の双龍図もよいですが、方丈にある「大雄苑」という枯山水の庭園は、歩き疲れた体が安らぐぐらい雄大な気分になります。

P1010073.jpg P1010531.jpg
 
 京都は寺社巡りがメインですが、この八坂神社の近くにある長楽館という洋館も必見です。都内にも明治・大正時代の洋館がなくはないですが、お茶ができる場所は意外と少ないです。この洋館でお茶するだけでも価値があります。あと古い洋館といったら東華菜館もいいです。ここの春巻きのふわっとした食感が好きです。私個人の印象としては関東より関西の方が古い建築物を大切に使っているなと思ってます。ではまた!!

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