日本橋寺社巡りの9 日本橋小伝馬町界隈2

 今回紹介する大安楽寺は前回紹介した身延別院の隣にあります。

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 このお寺も獄死した霊を弔うために建立されました。現在はそのようなことが嘘のようにサラリーマンや親子連れが(最近の日本橋は商業の町というより新興の住宅地)が行きかいます。

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 運慶作といわれる八臂弁財天女を祀るお堂です。弁財天は一般的には三味線を持った美女ですが、実際は武装した女神のようです。

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 獄死した受刑者を弔う延命地蔵様です。このブログで紹介している受刑者を弔うお地蔵さまとして荒川区南千住の延命寺も有名です。(こちら) 

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 このお寺は高野山の準別格本山なので弘法大師様の御朱印をいただきました。とても気さくなご住職でした。

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 このお寺の近くにある千代田神社です。詳しい創建時期は不明ですが、慶長年間に当時は千代田村と呼ばれていた江戸城周辺の住人とこの地に移転したそうです。千代田区はかつて千代田村と呼ばれていたから千代田区です。中央区にあるのは行政の都合です。
 日本橋寺社巡りはこれにて終了です。古くより東京の中心であったこの街の歴史を探る寺社巡りでした。商業の町として再び脚光を浴び、人口も増えている日本橋の繁栄はこれらの寺社の加護かもしれません。
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日本橋寺社巡りの8 日本橋小伝馬町界隈1

 今回紹介する身延別院は身延山久遠寺の別院です、前回紹介した椙森神社から見て秋葉原方面に歩いて5分の場所にあります。

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 小伝馬町は江戸時代牢獄でした。明治になってからは荒地だったそうですこ。のお寺は獄死した方々を法華の道場として鎮魂するため建立されました。

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 本堂は昭和初期に建てられたものです。大空襲を免れたとてもありがたいお堂です。案外都心には戦火を免れた建物は多いようです。

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 このお寺の名所はこちらの油かけ大黒天神です。 昭和の名優長谷川一夫のご夫人が造立したそうです。足元に貯められた油をかけると生き生きとしたお姿になる大黒様です。

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 御首題です。ひげ題目はしゃーッとしたはね具合が魅力ですね。

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 竹森神社です。このお寺から見て馬喰横山駅方面(実際は馬喰横山と岩本町の間)にあります。
 会社帰りに撮ったものです。神社の隣の公園はちょっとした庭園みたいでいい感じでした。

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 祭神はいわゆるお稲荷様です。江戸時代この辺りは竹藪の多く竹細工職人が多く住んでいたそうです。江戸の町は職能ごとに区画があったそうです。この神社はこのような街の歴史を今に伝えます。 日本橋寺社巡りは次回でひとまず最後です。こうご期待?!

日本橋寺社巡りの7 堀留町界隈

 都内にあるお稲荷様は小さいながらもなかなかユニークな御利益があるお稲荷様も多々あります。今回紹介するお稲荷様もその一つです。

 そのお稲荷様は三光稲荷神社といいます。人形町駅から東日本橋方面にあります。なかなか個性的な参道です。

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 秘密基地のようにこの神社はあります。元禄の頃からある神社です。なお御朱印を頂くことは可能です。

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 この神社の御利益は猫に関する願い事で、特に失せ猫探しに御利益があるそうです。
 猫がらみの伝説があるかと思いきや、人気のある歌舞伎役者が勧請したこともあってファンである娘さんや芸妓がよく参拝するようなったのがいつのまにか猫に御利益があるという噂がたち今日に至るそうです。

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 三光稲荷からみて東京駅方面にある椙森神社は、平安時代に平将門の乱を鎮定するために藤原秀郷が戦勝祈願をした場所だそうです。太田道灌も雨乞い祈願をした神社とのことです。

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 江戸時代は富くじも興行していたそうです。
 白い社殿は鉄筋コンクリート製ですが関東大震災後に作られたものです。大空襲にも被災しなかったのでとてもありがたい神社です。白くて戦前からある鉄筋コンクリート製の神社といえば江東区の猿江神社も挙げられます。この神社は私のとても親しい(職場の近所)神社に似ているのでとても親しみがわきました。

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 宝田恵比寿神社は先ほどの神社から見て小伝馬町方面にあります。会社帰りに撮影しました。
 日本橋の有名なイベントであるベったら漬け祭りはこの神社周辺で開催されます。

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 創建年代は不明ですが、江戸城拡張の際この地に移転したそうです。江戸城は今日においても神聖な場所です。都内の神社は江戸城拡張により移転といういわれが多いですが、徳川家康入府以前から神聖な場所だったのでしょう。

 今回紹介した神社はいずれも御朱印を頂くことは可能です。正直なことをいうと御朱印収集は切りがないので最近は地域で特に著名な神社、際立った特徴がある寺社、御朱印がコレクターズアイテムなもののみ頂けばよいと思ってます。
 次回紹介する寺社は小伝馬町界隈です。

日本橋寺社巡りその6 浜町の寺社

 人形町から浜町一帯は日本橋でも寺社が多いようです。今回紹介するのは清正公寺と笠間稲荷神社 東京別社です。

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 浜町公園の一角に清正公寺はあります。都心にあるお寺にしては緑が豊かで、早春は梅・椿が咲き誇るそうです。私が最近魅かれる寺社は民家の庭先のような雰囲気の寺社です。友達の家に遊びに行ったような親しみやすさを感じるお寺でした。ちなみに撮影時期は8月です。
 
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 浜町公園は江戸時代には細川藩の下屋敷があったところで、1861年に細川斎護が熊本の日蓮宗本妙寺から勧請して創建しました。熊本の日蓮宗本妙寺は加藤清正公が建立したこともあって、このお寺も加藤清正公を祀っているので賽銭箱には蛇の目の紋があります。

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 日蓮宗のお寺らしく彫刻が立派です。本堂は昭和30年代に再建されたそうです。
 
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 このお寺は隅田川に面しています。画像は本所深川と日本橋を結ぶ新大橋。夕暮れで曇りがちの日に写しましたが、晴れた日は黄色の柱が青空に良く映えます。隅田川に架かる橋としてはマイナーな存在ですが私は結構好きです。

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 笠間稲荷神社 東京別社は笠間藩主牧野氏の下屋敷の邸内社でした。都内の神社は元々は大名家の屋敷に祀られていたものも多いです。

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 撮影時期は9月の夕方です。日本橋はビジネス街でもあり住宅街でもあるので会社帰りのサラリーマン・OLそして近所の子供・主婦が入れ替わりにお参りしてました。

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 手水舎に浮いているのは菊の花です。四季折々の花を浮かばせているのかもしれないです。なかなか粋です。粋な人が集う街でもあった日本橋らしいです。ちなみにこちらの神社は御朱印を頂くこともできます。
 次回紹介するのはおそらく日本唯一つ、猫探しに御利益がある神社です。ではまた!!

新大橋を描いた「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」の記事もどうぞ
加藤清正公ゆかりのお寺「覚林寺」の記事もどうぞ

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