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国立歴史民俗博物館②

10月20日に国立歴史民俗博物館で開催中の「陰陽師とは何者か —うらない、まじない、こよみをつくる—」に行き、先日は京都と江戸の街並みのジオラマを紹介しました。
今回紹介するのは時代が進んで昭和から平成にかけての展示物です。

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縁起物やお守りが展示されている区画です。令和を生きる我々ですが縁起物やお守りが大好きです。信心というよりはキャラ物を集めるのが好きなだけかもしれませんね。
画像にある人形は「人形様」。福島県の風習で村境に置くことで魔物から集落を護るお守りとしていました。

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「尾形家住宅」です。宮城県気仙沼市にある築200年以上の古民家で東日本大震災で被災したものを復元したものです。日本人は一生に一度は大災害に会うといっても過言ではないかもしれません。
東北にある古民家のせいか祖母の家を連想します。語り切れない展示物で頭が一杯だったのでこの展示物には祖母の家を訪ねたような安どを感じました。

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戦後に各地に建てられた団地を復元したものです。正面の波のような意匠のガラスは懐かしい!洗面所の意匠も良し!既視感がありすぎます。子供の頃友人の家に行くとこんな雰囲気でした。最近YOUTUBEで忍者ハットリくんを見ますが昭和のアニメに迷い込んだようです。

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日本人の娯楽の変遷を知ることもできます。ゴジラが展示されていました。小学校4年生の頃、近所の映画館でゴジラが公開されました。プロモーションでゴジラと握手をした思い出があります。この作品には沢口靖子と田中健が出演してました。

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最後にウオークマンのCMです。この博物館は日本人が編み出し、使用してきた道具の変遷も分かります。ウオークマンこそ日本人の技術力・発想力の象徴ですね。他にはこの博物館は旧日本陸軍の基地だったので兵営を再現したジオラマもあります。戦前に造られた兵営での生活を描いた漫画が展示されておりました。38式歩兵銃は手に持つことができます。
戦後の日本人女性の美容の変遷が分かる展示も面白いです。私が子供の頃は夏は綺麗に焼くことがおしゃれだったようですが、夏が狂暴化したこのご時世は危険行為のような、、、、わずか2回のブログ記事では語りつくせない国立歴史民俗博物館。皆様にもぜひおすすめしたいです。
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国立歴史民俗博物館①

10月20日に国立歴史民俗博物館で開催中の「陰陽師とは何者か —うらない、まじない、こよみをつくる—」に行きました。

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この展覧会は会場入り口にある式神達以外は撮影が禁止です。陰陽師たちが残した文献が数多く出展されていました。
陰陽師は呪術師でありますが科学者であったようです。宣教師から西洋の天文学を学ぶうちにキリスト教徒になった陰陽師もいるようです。
会場には至る所に五芒星があり、荒俣宏の「帝都物語」にドはまりした方にはたまらない空間です。

さて、国立歴史民俗博物館は旧石器時代から現在に至るまでの日本人の生活に関する文化財を展示した博物館です。充実ぶりは国立科学博物館と東京国立博物館を足しても足りないくらいの展示量です。なので、個人的に興味を惹かれたものを厳選した紹介します。

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上の3つの画像は室町時代の京都の街並みを再現したジオラマです。商いのやり取りや井戸端会議といった町人たちの息遣いが伝わってきそうです。京都といえば寺社であるとか王朝文化とか高貴なイメージですが実際は町人による町人の街だったようですね。
「洛中洛外図秒屏風」といった町人達を描いた絵画の世界に吸い込まれそうです。

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江戸時代の日本橋のジオラマです。職場の近所なのでこのジオラマのここは今のあれだろうなといろいろ想像しながら楽しみました。
今回紹介したのは京都と江戸の街並みのジオラマですが、他にも御朱印船、北前船の模型とか鎌倉時代の武士の館、奈良時代の役人の業務内容、各時代ごとの文化・技術等などが所狭しと展示されていました。
あと、弥生時代の成人女性のフィギュア?もありましたが、大人なのに身長は現在の女児並。日本人の進化の過程も分かります。

また、今現在の佐倉市内に住むとある家庭の風景(撮影禁止)の展示も注目です。この博物館は現在進行形で展示物を収集していることが分かりました。次回も国立歴史民俗博物館の記事です。

INTERMEDIATHEQUE

静嘉堂文庫美術館の次に東京駅近くのJPタワー/KITTEにあるINTERMEDIATHEQUEに行きました。
東京大学が所蔵する文化遺産、主に骨格標本および剥製を常設展示しています。

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こちらは帝大時代の講義室を再現したものです。左手にあるのは映写機です。レーザ発射する器具にも見えます。

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館内は骨格標本が充実しています。博物館というよりは実験室にいるような知的な空間です。

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窓の外は東京駅丸の内口。剥製と駅舎の組み合わせがシュールです。そこがいい!!

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丸ビルと魚の骨格標本です。手前の魚はホウボウ。この魚は羽のようなヒレがあるので本当に飛んでいるようです。

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オキゴンドウという鯨の骨格標本です。
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馬の骨格標本です。

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狸と狐の剥製です。しっぽのモフモフが可愛いですね。別の場所には骨格標本もありました。

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猿の骨格標本達です。人間に近いので「死を想え」という言葉が浮かびます。

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キリンの骨格標本です。頭の角にも骨があることを初めて知りました。
骨格標本を見て太ももと腰あたりの骨がたくましく美しいと感じました。どの動物も骨格になると以外とスレンダーですがモグラはズングリしており、特にあばら骨が他の動物よりズングリしていたのが印象的でした。
なお、骨格標本以外にも押し花、昆虫の標本もあります。それでいて入場無料!!とても充実の博物館でした。

狭山市立博物館

8月13日に狭山市博物館で開催中の「ざんねんないきもの展」に行きました。

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まずはファイティングポーズがきまっているホッキョクグマです。毛を刈ると黒いそうです。

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猛獣といえばライオンと虎ですが、彼らは意外と狩りが下手だとか、、、、、剥製との距離が近いのでじっくり観察できるのがよいです。他にも様々な動物の意外な一面を知ることができますが、見るべき生き物はよろいをまとった貝「ウロコフネタマガイ【スケーリーフット】」の標本です。深海にすむ巻貝で体の一部が金属!!この企画展は9月3日まで開催されています。

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さて、狭山市博物館は埼玉県狭山市(所沢の隣にあります。)の歴史を紹介する施設です。
こちらは市内で発掘されたアケボノゾウの骨格模型です。

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板碑です。板碑は中世の関東で盛んに作られた石の卒塔婆です。

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漏斗状の井戸である「まいまいず井戸」です。小学生の頃、東京でも埼玉に近い地域にはよくあったそうです。
この博物館の1階と2階はこの井戸をモチーフにした漏斗状のスロープです。この意匠も見どころですがスマホのカメラでは1枚に写しきれませんでした。

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戦前の民家を再現したものです。
狭山はお茶の名産地なので狭山茶に関する展示もあります。

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最後に明治時代末から大正時代に営業していた入間馬車鉄道です。
今回紹介した画像以外にも狭山市内で採集された昆虫の標本とか出土した土器等見どころあります。駅から歩いて5分という立地も良かったです。

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