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龍腹寺 千葉県印西市

 栄福寺の次にお参りしたのは印旛日本医大駅から北西方面に歩いて30分の龍腹寺です。
 今回紹介するお寺はこのご時世にあってるかもしれません。

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 このお寺も道中は林、竹林、丘陵地を抜けていきます。
 左にある六観音、右にある六地蔵の石塔の素朴な美しさに惹かれました。

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 このお寺の見どころは仁王門です。この地区独自の信仰でしょうか?草鞋と木槌が掛けられている仁王門を見たのは初めてです。足腰が丈夫でありますようにという願いを込めていると思われます。
 さて、この仁王門には左が慈覚大師、右が丹慶の作と伝わる仁王様がいらっしゃるそうですが、博物館に寄贈されたのか修繕中のかは不明ですが、いらっしゃらないです。仁王様には乳がなく、「無乳仁王尊」と呼ばれ、乳に関する祈願を叶えてくれるそうです。

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 南北朝時代の作と言われている梵鐘です。
 このお寺は807年(空海が入唐した翌年)に創建された古寺です。千葉県は藤原氏の発祥の地という伝説もあり、古代の頃は現在の千葉県のほうが東京よりも開けていたようです。

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 地蔵堂です。
 本堂は駅よりの場所にありますが無人のようです。なお。このお寺の本堂は深川不動尊(こちら)に移築されました。場所柄、新勝寺ともつながりも深いようです。

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 境内にいらっしゃるお地蔵様です。
 このお寺は、旱魃に苦しむ村人を救うため、許しを得ずに雨を降らせた小龍が、竜王の怒りに触れ、3つに裂かれて地上に落ち、このお寺に腹部が落ちたので、村人は懇ろに葬り寺号を龍腹寺と改めて冥福を祈ったという伝説があります。
 なお、千葉県栄町の龍閣寺には角のついた龍の頭が落ちたので龍角寺に、千葉県匝瑳市には尾が落ちたので龍尾寺というお寺があります。

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 境内にある日枝神社です。

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 社殿の裏手には石祠が多く並んでいました。

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 疱瘡神の石祠です。疱瘡神は赤色を苦手とするので赤い御幣をお守りにする地域もあったという話を聞いたことがありますが、初めて見ました。
 疱瘡神は疫病神なのでお参りしてはいけないという話を聞きたことがあります。
 一方で疱瘡神を祀ることで疫病を防ぐという話も聞いたことがあります。
 コロナウイルスという未知の病気が流行るこのご時世だからこそ、大事にしたい神様です。

 千葉ニュータウンにはグーグルのデータセンターが建設される予定です。最先端のIT企業が白羽の矢を立てる地域である一方で古くからの信仰が残るのは驚きです。
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栄福寺 千葉県印西市

 2月1日に千葉県印西市の印旛日本医大駅から歩いて20~30分の範囲にある2か寺お参りしました。
 都内のお寺にはない魅力が満載でした。まずは印旛日本医大駅から西側に向かって歩いて15分から20分の場所にある栄福寺です。

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 お寺の入り口です。このお寺は神仏習合の名残を色濃く残しております。
 
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 このお寺の見どころは画面左側にある朱色が美しい薬師堂です。
 1472年(応仁の乱の最中)に建立されました。建立年代の明確なものでは千葉県最古の建造物で国の重要文化財です。外陣には鏡天井に極彩色で天女図を描き、内陣は金箔を貼った来迎柱を立て、その前に極彩色で飾った須弥壇が設けられているそうです。ブルーシートで覆われた箇所は昨年相次いだ台風・大雨による破損個所です。
 
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 正面階段部分の向拝です。江戸時代中期に建てられました。
 
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 左勘五郎作と言われているビンズル大師と子安講の石仏群です。千葉の北総地域は女人講や月待信仰が盛んだったようです。
 
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 鐘楼です。
 このお寺は奈良時代の僧、行基が開基したといわれていますが実際は不明です。
 
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 境内にある熊野神社です。
 昨年紹介した同じく印旛日本医大駅周辺にある松虫寺もそうでしたが、印西市周辺は古くからの信仰が色濃く残り、信仰心が篤い土地柄と思われます。住職が不在のお寺ですが、境内は綺麗に掃き清められています。
 
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 駅からお寺に向かう道中にある庚申塚です。
 印旛日本医大駅は成田空港に通う人が多く、駅前は綺麗に整備された住宅街です。
 しかし、歩いて10分ほどすると田園風景が広がります。林を抜け、田舎道を通り田畑を臨む道中でした。
 里山歩きを兼ねた寺社巡りしたい方には千葉ニュータウン周辺をお勧めしたいです。ただし、住職・神職は不在の寺社が多いので御朱印はありません。(一部のお寺は御開帳の時は頂けるようです。)
 次回も信仰心の篤さと地域特有の信仰が残るお寺です。

妙蓮寺と根頭神社

 今回は道野辺八幡宮近辺の寺社です。
 まずは妙蓮寺です。

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 このお寺は、日蓮聖人の母親である「妙蓮尊尼」の生誕の地と言われております。

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 日蓮宗のお寺は弾圧にめげなかった日蓮上人のように勇ましい龍の彫刻を多く配した意匠が多いですが、このお寺は優美な印象です。日蓮宗にとって重要なお寺であることは間違えないのですが、ご首題を頂けるかどうかは不明です。

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 次に紹介する根頭神社はこのお寺の近くにあります。
 この神社は木々に囲まれた参道が美しく、「ちば遺産100選」に選ばれています。

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 杜に囲まれた厳かな境内です。簡素ながらも美しい社殿は良質な生地と仕立てのTシャツのようです。
 
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 この神社の創建時期は不明ですが、近辺には縄文時代の遺跡もあることから古くから聖地だったようです。
 普段はビルや住宅に囲まれた寺社をお参りしているので、このような神社をお参りすることはこのうえない至福です。

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 最後におまけです。東武電鉄の8000系です。両数の多さと製造期間の長さから私鉄の103系とよばれている名車両です。廃車が進んでいますが、東武野田線ではまだ現役のようです。

道野辺八幡宮 千葉県鎌ケ谷市

 大日神社の次にお参りしたのは鎌ケ谷市にある道野辺八幡宮です。

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 東武野田線(アーバンパークライン)の鎌ヶ谷駅から歩いて10分の場所にあります。

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 一の鳥居をくぐると鎮守の森です。参道が心地よいです。

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 二の鳥居そばの境内社です。風情があります。

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 隆々とした狛犬様の近くには、、、、

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 御神馬舎があり、本物に見間違うような造形の御神馬が奉納されています。
 この御神馬は前回の神社同様、この地が馬の名産地であったことの名残といえます。
 なお、市内には馬を囲うための土塁の遺構が点在しています。

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 平成20年に建てられた社殿です。 境内はきれいに整備されております。
 
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 この神社は新鮮な雰囲気が魅力的でした。無機質なコンクリート製ではなく木造で建てられた社殿かつ、杜も整備されているからでしょう。

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 杜に点在する境内社も良い感じです。
 この神社は平将門が築いた城跡に創建されたといういわれがあります。平将門は今なお慕われているからこそ、きれいに整備されたと思われます。 
 この日、御朱印帳を忘れました。鎌ケ谷市を代表する神社だけに残念です。

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