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中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA その2

 中村佑介の展覧会は439点の作品が展示されています。
 今回は数ある作品から私が気にいた作品を紹介します。

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 まずこの作品。2013年に新宿のルミネ1で開催されたイベントで見たことがあるので再会できた嬉しかったです(こちら

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 楽しげで健康的な色気がある美女・美少女はミュシャを連想します。このワンダーウーマンを描いた作品は、描かれているのが外国人であるのせいか特にミュシャっぽいですね。

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 少女が映える服といえばセーラー服です。中村佑介の作品の少女はセーラー服姿が多いです。
 こちらはセーラー服の少女を描いた連作集にある「相合傘」という作品です。背景の看板が懐かしくて切なさが倍増となったので紹介しました。

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 画集「BLUE]の表紙です。鈴木晴信のように色気があり竹下夢二のように儚げなところが良いです。

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 2019年のカレンダーの表紙です。この展覧会の目玉らしく一番最初に展示されていました。

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 最後にあまびえ様を描いた作品です。
 画家、イラストレーター、漫画家たちが様々なあまびえ様を描いていますが、この作品が一番見て楽しくこの禍を一時でも忘れさせてくれます。会期が短いのが難点ですが繰り返し言います「見逃すな」です。
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中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA その1

 11月3日に東京ドームシティ ギャラリー アーモで開催中の「中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA」に行きました。2回に分けて紹介します。
 まず紹介するのは私が好きな作家である森見登美彦に関わる作品です。

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 上の二作品は「夜は短し歩けよ乙女」の表紙です。
 この絵画に描かれている3階建ての叡電で乙女が李白と飲み比べをする章が好きです。詭弁論部、偽電気ブラン等この章は森見登美彦の世界観が凝縮されています。

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 こちらはそのアニメ版のポスターです。この一枚で小説の世界観が伝わります。「私」のぶっきちょぶりも親しみがわきます。

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 「四畳半神話大系」の表紙です。描かれている少女は「明石さん」です。言うことは毒舌ですがしっかり者の可愛い後輩です。
 この小説は夫婦ではまったので鴨川デルタ、下賀茂神社、京大キャンパスに行き、家内はモリカゲシャツで明石さんがアニメ版で着ていたのと同じ感じのブラウスを買いました。

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 アニメ版のポスターです。
 今回この展覧会に行った目的は自分の好きな小説の表紙・ポスターの原画が見たかったからです。とても満足しております。 

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 森見登美彦の最新作「四畳半タイムマシンブルース」の表紙です。実はまだ読んでません。
 
 森見登美彦の京大生の「私」が登場する青春ものは、いろいろなことが起きて楽しく瑞々しくて懐かしい青春時代を感じるから好きです。私が中村祐介の作品に惹かれる理由も同様です。
 また、森見登美彦作品の魅力は現実とファンタジーが楽しく入り乱れるところです。この点も中村祐介の作品に相通じるものがあります。この展覧会は12月13日まで開催です。声を大にして「見逃すな!」と言いたいです。

STARS展 その3

 STARS展その3は奈良美智の作品です。

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 子供は本能的に大人の欺瞞とか矛盾を見抜くものです。理屈というよりは直感的です。その時の目つきは奈良美智の作品に登場する女児に似ています。
 
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 芸術は美を愛でるものですが時に内面を抉り出すものです。前々回の村上隆は普段は隠している大人の幼児性が抉り出され気分でしたが、奈良美智は言ってることとやっていることが違うとか、他人には言うけど自分には甘いとか大人の矛盾した言動を抉られてかつたしなめられている気分です。

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 「Voyage of the moon(Resting moon)/Voyage of the moon」 です。

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 「Miss Moonlight」です。
 月をテーマにした作品群です。太陽の明かりは活力を得ることができますが、月の明かりは安らぎを得ることができます。「Miss Moonlight」は観音様のようなマリア様のような慈愛を感じる素晴らしい作品です。展示室の初っ端から刺激が連続ですが最後の展示室は安らぎを感じます。この作品は禍が居座る今の時代にふさわしいですね。

STARS展 その2

 STARS展の続きです。村上隆の次は李禹煥の「関係項-不協和音」と「対話」です。

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 フロア全体に白い大きめのビーズのようなものが敷き詰められており、枯山水の中にいるみたいでした。
 村上隆の展示室は刺激が強かったです。一方こちらは気分が静まります。宇宙の真ん中に放り込まれたような、でも気分は雄大になるような不思議な空間でした。

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 草間彌生の「トラヴェリング・ライフ」(白いオブジェ)、「無題(金色の椅子のオブジェ)」、「ピンクボート」です。
 村上隆のオブジェも性的で性と不可分の妄想が具現化したものといえますが、こちらは増殖(=生殖)を繰り返す生命の根源としての性を具現化したと言えそうです。

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 「天上よりの啓示」です。縦幅が約4メートルある大作なのでこの画像はその一部です。

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 「芽生え」です。横幅が約3メートルの大作なのでこの画像もその一部です。

 2つの作品を並べて見ると煮えたつマグマと原始的な生物の誕生に見えます。いままで草間彌生の作品をいろいろ見ましたがこの2作品は今ある世界の根源を感じます。次回は奈良美智です。

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