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横浜美術館が所蔵する森村泰昌の作品

 横浜美術館は郷土に因んだ作品はもちろん、現在作家の作品も充実しているので今回紹介するのは森村泰昌の作品です。

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 「私の中のフリーダ」という連作の「骸骨の指輪」、「手の形をした耳飾り」、「イバラの首飾り」です。
 作者とフリーダの一体感が半端ないです(笑)。それはさておき、遺影のような暗さを感じつつも強い意志を感じました。

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「 神とのたわむれⅠ:昼下がり」と「神とのたわむれⅡ:たそがれ」

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「神とのたわむれⅢ:夜」と「神とのたわむれⅣ:Ⅳ夜明け」

 森村泰昌の作品を見るの今回が初めてでしたが、いろいろ突っ込みどころのある見て愉快な作品でした。
 この作品の意図は専門家に任せるとして私の感は
①クラナッハの「キリストの磔刑」を原画とする作品で厳かな宗教絵画なのに、、、、不条理なギャグ漫画(吉田戦車というよりは榎本俊二)を読んでる気分になる。
②特にたそがれは、マドンナが舞台衣装で来た尖った黄金のビスチェをモチーフにしていると思われますが、私には志村けんの白鳥の湖に見える。
③夜、夜明けに至っては宗教画というより幼児に遊びたおされた人形がほおってあるおもちゃ箱のようです。

 モネの展覧会は9月中に終わりますが、この作品は12月まで見れます。横浜美術館は展覧会の企画力も良いですが常設展示もまた良しです。ではまた!
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工藤麻紀子 「誰もいないと思った」と「もうすぐ衣替え」

 正月に実家へ行き、小学校・中学校の卒業アルバムを自宅に持ち帰りました。
 同学年は約450人。全ての人を覚えているわけではありませんが、彼ら、彼女らは今どこで何をしているのか?とても気になるところです。 また、クラス写真を見ていると瑞々しくもちょっぴり切ない気分になりました。そこで今回紹介する作品は工藤麻紀子の「誰もいないと思った」と「もうすぐ衣替え」です。

2013年01月23日23時03分56秒0001


20110208213943c9a - コピー
 
 工藤麻紀子は1978年生まれの画家です。上段が「誰もいないと思った」、下段が「もうすぐ衣替え」です。
 素朴な画風は見る者を瑞々しくもちょっぴり切ない子供時代を思い起こします。
 
 「誰もいないと思った」、は自分だけの秘密基地に行った見たら、クラス一の美少女がいてちょっととまどいつつも、キュンときたような、見ていて甘酸っぱくなるような子供時代の素朴な感情を思い起こします。

 「もうすぐ衣替え」は、子供の頃の時間がたつのを遅く感じ、けだるかった感じを思い出します。また、心の底にある子どもの頃見た夢、心象風景が解き放たれ、普段の緊張が解ける感じです。

 現代作家の作品は独自の世界観を追及したものも見受けられ、それはそれでよいのですが、正直理解できない場合もあります。そんな中、工藤麻紀子の作品はゆったりと作品の世界に浸れるのでお勧めします。

池田学 誕生

 日本橋高島屋で9月27日から10月9日に開催された池田学の展覧会に行きました。
 今回紹介する作品は本展覧会の目玉であった「誕生」です。

2017年10月22日14時40分06秒0001

 先ずはこの作品の全体です。この展覧会ではこの作品は撮影可能でしたがこれは絵葉書をスキャンしたものです。

2017年10月22日14時40分04秒

 左側を拡大したものです。

2017年10月22日14時40分16秒0001

 右側を拡大したものです。
 被災地復興といえば真っ先に思い浮かぶのは東北地方ですが、近年はそうとも言い切れないくらい災害が多いご時世です。この作品は復興へエールともいえる作品で、この展覧会には同様のテーマの作品が多かったです。

 池田学の作品は、途方もなく強大なものとともにけなげに生きる小さな人間な営みを描いており、人間はなんてちっぽけなのだと思いがちです。
 しかし、ちっぽけな人間の営みをほんの数ミリ除いたら、作品の世界観が壊れるような気がします。
 小さな虫でもいないと自然界のバランスが崩れます。池田学の作品は一人一人は小さいけど、世界を動かす存在である、また一人一人が主人公なのだということを教えてくれます。次回、池田学の展覧会が開催されるのが待ち遠しいです。 

草間彌生 わが永遠の魂

 3月9日に国立新美術館で開催中の「草間彌生 わが永遠の魂」に行きました。

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 先ずは南瓜です。南瓜のずしんとした形は愛嬌がありまた頼もしいですね。

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 会場に入ってすぐの部屋には立体作品と絵画シリーズ「わが永遠の魂」が展示されており、なんと撮影可能です。

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立体作品の名前は 「真夜中に咲く花」です。
草間彌生といえば無限に増幅するドットです。撮影された各作品は来場者がSNSにのせることでさらにイメージが増殖されることを考えると、鑑賞者は作品を撮影しSNSにのせることで、増殖を繰り返すドットの世界に入り込んでるのでは?と考えました。

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 周囲に掲げられてるのが「わが永遠の魂」です。一作品ごとタイトルがあります。この展示室だけでも充実の展覧会でした。
1012年に埼玉県立近代美術館での展覧会で見た覚えのある作品とも再開しました。

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この展覧会では渡米前の作品も展示されております。「玉葱」という作品は必見です。
また、男根のような突起物に覆われたオブジェやかのマカロニ・コートも展示されていました。草間彌生の軌跡をたどることができる充実の展覧会でした。

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