松井冬子 この疾患を治癒するために破壊する
横浜美術館で開催中の松井冬子の展覧会に行ったので、特に感動した「この疾患を治癒するために破壊する」を紹介します。

東京の桜の名所千鳥が淵は、花見客で賑わってますが、夜にお堀を臨むと月明かりに照らされた桜がこの絵のように儚く水面に映ります。(松井冬子氏の作品を扱う画廊は確か千鳥が淵にあったと思います)
運が低調な時は、ダメな自分を変えるチャンスとも言います。現実はそう簡単ではないとしても、ダメな自分(疾患)を変える(治癒)するためにダメな部分を正す(破壊)とも解釈できます。
松井冬子氏の作品は好き嫌いがはっきり分かれますが、この方の作品からは失われていく哀しさとそれを乗り越えていく意思を感じることがあります。桜は「死」と「再生」の両方を感じる花であることが伝わる作品です。だからこそ感動しました。是非ご鑑賞ください。

東京の桜の名所千鳥が淵は、花見客で賑わってますが、夜にお堀を臨むと月明かりに照らされた桜がこの絵のように儚く水面に映ります。(松井冬子氏の作品を扱う画廊は確か千鳥が淵にあったと思います)
運が低調な時は、ダメな自分を変えるチャンスとも言います。現実はそう簡単ではないとしても、ダメな自分(疾患)を変える(治癒)するためにダメな部分を正す(破壊)とも解釈できます。
松井冬子氏の作品は好き嫌いがはっきり分かれますが、この方の作品からは失われていく哀しさとそれを乗り越えていく意思を感じることがあります。桜は「死」と「再生」の両方を感じる花であることが伝わる作品です。だからこそ感動しました。是非ご鑑賞ください。
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ジョン・エヴァレット・ミレイ グレン・バーナム
冬が到来したので、冬の景色を描いた作品を紹介します。ジョン・エヴァレット・ミレイの「グレン・バーナム」です。

この作品は2009年に府中市美術館で開催された展覧会で見ました。 「グレン・バーナム」は地名と思われます。ジョン・エヴァレット・ミレイが住んでいた「バーナム館」周辺の風景を描いたものだそうです。
季節が冬なので紹介しました。
ザクザクという足音と白い息が見えるくらい精緻な作品です。冬の凛とした大気も伝わりそうです。冬は過ごすのには厳しい季節ですが、いろいろなことが浄化されて新しいものが芽吹く春の準備期間でもあり、何かよいことがあることを期待させてくれます。この作品で描かれている冬空はどんよりとしたものではなく、明るいのでそのようなことを思いました。
「エステル」という作品も紹介しています。(こちら)。

この作品は2009年に府中市美術館で開催された展覧会で見ました。 「グレン・バーナム」は地名と思われます。ジョン・エヴァレット・ミレイが住んでいた「バーナム館」周辺の風景を描いたものだそうです。
季節が冬なので紹介しました。
ザクザクという足音と白い息が見えるくらい精緻な作品です。冬の凛とした大気も伝わりそうです。冬は過ごすのには厳しい季節ですが、いろいろなことが浄化されて新しいものが芽吹く春の準備期間でもあり、何かよいことがあることを期待させてくれます。この作品で描かれている冬空はどんよりとしたものではなく、明るいのでそのようなことを思いました。
「エステル」という作品も紹介しています。(こちら)。
豪徳寺 世田谷区豪徳寺
東京の紅葉は見頃です。そこで今回は私がお薦めする紅葉が美しい寺を紹介します。
その寺の名前は世田谷区の豪徳寺です。

豪徳寺のランドマークの一つはこの狛犬様が鎮座している香炉です。この香炉はお寺で儀式があるとき焚かれるそうです。後ろの仏殿はこのお寺が「曹洞宗」なのに「黄檗宗」の様式です。なのでこのお寺は「黄檗宗」か「曹洞宗」か迷ったことがあります。

ランドマークその2は三重塔です。このお寺は彦根藩主井伊家の菩提寺でかの井伊大老のお墓もあります。なお、このお寺から見て谷一つへだてた場所に井伊大老により処刑された吉田松陰を祀る松陰神社があります。
井伊家のお寺だはありますが建立したのは中世の世田谷周辺を支配した吉良氏です。忠臣蔵で有名な吉良氏とは先祖は同じですが、別の家系です。

境内はもみじが生い茂り紅葉が見事です。このお寺の近辺は中世の城郭跡である世田谷城があります。紅葉が見事なお寺は都内にいろいろありますが、中世に思いをはせることができるのでこのお寺を推します。
下町のお寺で江戸時代に思いをはせることはできますが、中世となるとむしろ山の手のお寺になります。なお、古代となると、、、、多摩地区に行くしかないです。こうしてみると東京の中心部は内陸から海に向かって行ったようです。
ちなみに新緑の季節は下の画像のとおりです。豪徳寺は実は花の名寺でもあり、桜(特にしだれ桜)、ボタン、藤の花が見事です。

豪徳寺の名物と言えば「招き猫」です。「招猫殿」というお堂があり、仏像の代わりに招き猫がいらっしゃります。豪徳寺では願いが成就した場合、招き猫を奉納することとなっており、この画像は奉納された招き猫です

多宝塔の周囲には十二支を配しますが、このお寺では招き猫も配しています。招き猫発祥の地として浅草の今戸神社も有名ですが、世田谷育ちとしてはこのお寺こそ招き猫発祥の地と信じたい。。。。(多分同時発生的に招き猫は登場したと思われますが)

御朱印です。現在はどうか不明ですが書置きのものを頂くことができます。この秋はこのお寺で中世の面影にひたるのも一興です。ではよい1週間を!!

近辺にある神社の記事もどうぞ!!
六所神社
世田谷八幡宮
その寺の名前は世田谷区の豪徳寺です。

豪徳寺のランドマークの一つはこの狛犬様が鎮座している香炉です。この香炉はお寺で儀式があるとき焚かれるそうです。後ろの仏殿はこのお寺が「曹洞宗」なのに「黄檗宗」の様式です。なのでこのお寺は「黄檗宗」か「曹洞宗」か迷ったことがあります。

ランドマークその2は三重塔です。このお寺は彦根藩主井伊家の菩提寺でかの井伊大老のお墓もあります。なお、このお寺から見て谷一つへだてた場所に井伊大老により処刑された吉田松陰を祀る松陰神社があります。
井伊家のお寺だはありますが建立したのは中世の世田谷周辺を支配した吉良氏です。忠臣蔵で有名な吉良氏とは先祖は同じですが、別の家系です。


境内はもみじが生い茂り紅葉が見事です。このお寺の近辺は中世の城郭跡である世田谷城があります。紅葉が見事なお寺は都内にいろいろありますが、中世に思いをはせることができるのでこのお寺を推します。
下町のお寺で江戸時代に思いをはせることはできますが、中世となるとむしろ山の手のお寺になります。なお、古代となると、、、、多摩地区に行くしかないです。こうしてみると東京の中心部は内陸から海に向かって行ったようです。
ちなみに新緑の季節は下の画像のとおりです。豪徳寺は実は花の名寺でもあり、桜(特にしだれ桜)、ボタン、藤の花が見事です。

豪徳寺の名物と言えば「招き猫」です。「招猫殿」というお堂があり、仏像の代わりに招き猫がいらっしゃります。豪徳寺では願いが成就した場合、招き猫を奉納することとなっており、この画像は奉納された招き猫です

多宝塔の周囲には十二支を配しますが、このお寺では招き猫も配しています。招き猫発祥の地として浅草の今戸神社も有名ですが、世田谷育ちとしてはこのお寺こそ招き猫発祥の地と信じたい。。。。(多分同時発生的に招き猫は登場したと思われますが)

御朱印です。現在はどうか不明ですが書置きのものを頂くことができます。この秋はこのお寺で中世の面影にひたるのも一興です。ではよい1週間を!!

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六所神社
世田谷八幡宮