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アングル 泉

 熱い日はまだ続きます。そこで見た目が涼しいアングルの「泉」を紹介します。

 泉

 今月22日まで山種美術館で展覧会が開催されていた福田平八郎は、水には金属的な美しさがあると言ったそうですが、磨き抜かれたような銀器にように美しい作品です。
 壺から流れ落ちる水、螺旋を描いて滴り落ちる水、そして水に反射する光が見ているでも涼しく、泉を擬人化した乙女の清らかさで涼しさが倍増。夏に愛でるのに相応しいです。
 
 新古典主義を代表するこの作品は、2005年に横浜美術館で行われたルーブル美術館展で見ましたが、(この作品自体はオルセー美術館が所蔵し、ルーブル美術館に寄託)世田谷区にある向井潤吉アトリエ館には向井潤吉が模写したアングルの「泉」が所蔵されているので、向井潤吉の絵と合わせて見ることは可能です。
 
 ちなみに昨年、向井潤吉のこちらも見ていて涼しい作品を紹介しているので合わせてご覧ください(こちら

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源覚寺(蒟蒻閻魔) 文京区小石川

 昨日は横浜美術館の奈良美智の展覧会に行きました。このことは次回紹介します。 
 東京はお盆になったのでお坊さんを街でよく見かけます。暑い中をご苦労様です。。。
 さて、7月16日は「閻魔斎日」と言って、地獄の釜の蓋が開いて閻魔様も地獄の鬼もお休みの日です。この日の前後は閻魔様を祀る寺社では閻魔様を開帳することが多く。おととい、ニコライ堂をお参りしたあと、源覚寺(蒟蒻閻魔)をお参りしました。

 このお寺は以前住んでいたマンションの近くにあり、このブログで最初に紹介したお寺です。
(この記事はそれを加筆したものです)

P1000809.jpg

 このお寺は小さいお寺で、商店街の一角にポツンとあります。文京区小石川周辺は明治の文豪ゆかりの場所が多くガイドブックで良く紹介されますが、このお寺周辺は昭和40年代な街並みが残ってます。意外とこのことはしられていません。

P1000808.jpg
 
 中国の庭園に配されてそうな狛犬様を配するお堂に閻魔さまがいらっしゃいます。
 賽銭箱の左側には蒟蒻がお供えされています。

P1000807.jpg

 この閻魔さまは、鎌倉時代の作といわれ、区内にある仏像でも古いものです。
 閻魔像の右側の眼が黄色く濁っているのが特徴で、これはある伝説があります。ウィキピディアに掲載されていた件を引用します。
~一人の老婆が眼病を患いこの閻魔大王像に日々祈願していたところ、老婆の夢の中に閻魔大王が現れ、「満願成就の暁には私の片方の眼をあなたにあげて、治してあげよう」と告げたという。その後、老婆の眼はたちまちに治り、以来この老婆は感謝のしるしとして自身の好物である「こんにゃく」を断って、ずっと閻魔大王に供え続けたといわれている言い伝えによるものである。以来この閻魔大王像は「こんにゃくえんま」の名で人々から信仰を集めている。現在でも眼病治癒などのご利益を求め、当閻魔像にこんにゃくを供える人が多い。また毎年1月と7月には閻魔例大祭が行われる。~
 
 ちなみに閻魔様がいらっしゃるお堂は普段は半開きになっていて隙間からお姿を見ることができます。

P1000804.jpg

 このお寺のもう一つの名物は「塩地蔵」です。こちらは江戸の民間信仰で西新井大師にもあります。(西新井大師の記事はこちら)西新井大師の塩地蔵はいぼとりに御利益がありますが、こちらは歯痛に御利益があります。

源覚寺

 御朱印です。小さいお寺でありますが、目の病を治したい方々の願いを受け入れてくれる有難いお寺です。地下鉄三田線春日駅から近く、本郷・小石川界隈の散策には訪れる価値があります。

このブログで紹介している閻魔さまで有名なお寺記事も合わせてどうぞ!!
善養寺
太宗寺

グスタフ・クリムト パラス・アテネ

 展覧会の前売り券はチケットショップで買う方も多いと思います。先々週行ったバン・ジョーンズの展覧会は1300円で買いましたが、会社近所のチケットショップで900円で売ってました。八重洲界隈のチケットショップは展覧会の前売りは他の地域より割高ですが、三菱一号館美術館とブリジストン美術館の展覧会は安く売っていたりします。

 「アスリート」をテーマにしたシリーズの最終はグスタフ・クリムトの「パラス・アテネ」です。

パラス・アテナ

 オリンピックと限らず、国際大会で結果を出す日本人アスリートは男子より女子の方が多い気がしてます。
 今回のオリンピックでは女子サッカーはメダルが期待できるし、女子レスリングも期待できます。また今回も我が母校の女性アスリートが陸上400M障害に出場し、OBとして応援しています。

 女性アスリートはいわば闘う女神。闘いの女神といえばアテネです。
 金色の甲冑はずばり金メダル。アテネの姿は試合に臨むアスリートのように凛々しいです。女性の裸婦像を手にしていますが、これは勝利の女神「ニケ」だそうです。まさに女性アスリートへの応援を現した作品といえます。

 グスタフ・クリムトは尾形光琳を始めとする日本の琳派に着想を得ているそうです、なるほどこの作品の華やかさはそれっぽいです。フェルナン・クノップフの影響も受けており、そう言われてみれば「ヴィクトリア」という作品(甲冑をまとった女性を描いた作品。画面右側に「ニケ」と思われる裸婦像を描いている)に似ているとも言えます。フェルナン・クノップフは好きな画家なので、影響を受けていると知りグスタフ・クリムトへの興味がわきました。

 余談ですがグスタフ・クリムトもフェルナン・クノップフも象徴派、岐阜県美術館では「開館30周年記念 象徴派 -夢幻美の使徒たち」という展覧会が開催で開催され、フェルナン・クノップフはもちろん、郡山市立美術館が所蔵するをウォ―タ―ハウスの「フローラ」も出展。さて、日帰りで行くべきか否か。。。。。思案してます。

このブログでは「愛」という作品も紹介しています(こちら

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橋本雅邦 龍虎図

 アスリートちなんだシリーズの第三弾は橋本雅邦で 「龍虎図」です。

龍虎図

 アスリート同士の激闘は「龍虎相撃つ」と形容されます。今回の五輪でもこの絵のような激闘を見てみたいものです。また、虎の咆哮がアスリートの勝利の雄叫びのようにも見えます。この実は龍が虎を祝福している図かもしれません。
 この作品は三の丸美術館が所蔵しています。作品が放つパワーが凄いので、虎年の生まれの私としてはお守りにしたいぐらいです。 静嘉堂文庫は同名の作品を所蔵しています。まだ見たことがないのでいつかは見てみたいものです。

 さて、中央の波は虎の咆哮が龍に向かって放ったソニックブームまたはパワーウェーブのように見え、かっこいいです。(見ようによってはポケモンのバトルのようにも見えます。。。 余談ですが、ソニックブーム、学生の頃ストⅡでよく使った技です。。。。。でも餓狼2の方が好きでした。

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