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ゴッホ 糸杉

 日曜日はメトロポリタン美術館展に遅ればせながら行きました。
 この展覧会で一番よかった作品はジョージア・オキーフの作品です。この女性画家は草間彌生が尊敬していた画家です。牛の骸骨の隙間から覗く荒野と青空の広さが印象的でした。エドワード・ホッパーの作品の隣に展示されています。

 そして次に良かった作品はゴッホの「糸杉」です。

糸杉

 ゴッホの作品のよいところは強烈なパワーが伝わるところです。画面を埋め尽くす渦巻きがゴッホの執念、パワーを感じさせまさに「パワーツリー」。今回のテーマにふさわしい作品です。
 
 「糸杉」を描いた作品は多数あり、ゴッホにとって糸杉は人間の生、すなわち誕生や成長、友愛、永遠への憧憬を意味していたと同時に、その終焉である死をも象徴する存在であり、精神的圧迫に苦悩していたゴッホには自身の内面世界を反映しているそうです。
 
 この作品、良く見ると空は明るいのに月は明るいです。描かれた時間が良く分からず、マグリットの作品に感じる夢か現実か良く分からない不思議な感覚をおぼえます。ゴッホは苦悩の連続だった人生を過ごしたそうです。
どうしていいか良く分からない状態。すなわち苦悩を空の描写で表したのかもしれないです。

このブログでは、他にも次の作品を紹介しています。よろしければどうぞ!!
浮世絵好きなゴッホによる「日本趣味 : 梅の花」(こちら
星空がきれいなこの季節にふさわしい「星降る夜」(こちら
言わずと知れた名作「夜のカフェテラス」(こちら
「ひまわり」は複数ありますが、ナショナルギャラリーが所蔵する「ひまわり」(こちら
ミレーへのオマージュです「歩きはじめ ミレーに拠る」(こちら

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カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ 朝日のあたる村の風景(孤独な樹)

 寺社巡りのポイントは社殿の美しさ、仏像・狛犬の美しさ、御利益そして御朱印等といろいろありますが、御神木に触れるのも楽しみの一つです。
 御神木は樹齢が高くその生命力はありがたいものです。このブログでは御神木の素晴らしさを語ることも多いので、今回のテーマは「パワーツリー」です。

 第一弾はカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの「朝日のあたる村の風景(孤独な樹)」です。

孤独な樹
   
 荒野に凛とそびえる巨木は、何があっても強く生き抜くという意思を感じさせ、まさにパワーツリー。
 私生活は不幸なことが多かったカスパー・ダーヴィト・フリードリヒですが、不幸にめげず生きていこうとする姿勢がうかがえます。おれは生きるぞ!という作品は強い感動を与えてくれるので、この作品はちょっと凹み気味のときにカンフル剤になります。

 カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、広辞苑に「フリードリヒ ドイツロマン主義の画家、崇高な作品が多い」という内容が載っているぐらいメジャーな画家の割には日本で見る機会が少ないです。
 この「朝日のあたる村の風景(孤独な樹)」は2005年に国立博物館で開催された「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域―」で見ましたが、再び日本で見れる日を待っています。

 
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飛鳥山公園と王子神社

 北区の王子から滝野川にかけては寺社が多く、このブログでも主だった寺社は紹介しておりますが、真打は東京10社の一つ、王子神社と言っても過言ではないです。そこでこれから紅葉を迎えるこの神社の近くにある飛鳥山と王子神社の秋の風景を紹介します。

 まずは飛鳥山公園です。
 桜の名所として知られる飛鳥山公園は桜の紅葉も見事ですが、毎年、一本だけ植えられている10月桜が開花するのを見ると秋を感じます。児童用の遊具があるエリアの丘付近にあります。

飛鳥山1

 もちろん、もみじもところどころ植えられております。
 
飛鳥山2

 王子神社は飛鳥山公園と音無川を挟んで向かい合う位置にあります。

王子神社1

 元亨2年(1322年)に当地を治めていた豊島氏が社殿を再興し、熊野新宮の浜王子より「若一王子宮」を改めて勧請・奉斎、王子神社となった古社です。ちなみに北区の荒川沿いに「豊島」という地域があります。

 王子神社2

 樹齢約600年の銀杏です。東京都指定の文化財でもあります。

王子神社3

 秋の澄んだ空と銀杏そして重厚な社殿はとても絵になる風景です。

王子神社4

 王子神社の社殿は近くにある王子稲荷の鮮やかさと好対照です。撮影をしたこの日は七五三で賑わっていました
 
P1010173.jpg

 御朱印です。気候の良い秋は、飛鳥山で紅葉、王子神社と王子稲荷をお参りした後、名主の滝公園を散策するコースをお勧めします。ちなみにアップダウンはとても激しいです。

王子稲荷の記事もどうぞ

山本大貴 Composition-50

 「舞踏」をテーマにした作品の最終は山本大貴氏の「Composition-50」です。
  
 今日は仕事が早く終わったので、日動画廊で27日まで開催されている山本大貴氏の個展に行きました。
 この個展では15点の最新作が展示されています。充実の作品群のなかで一押しが今回紹介する「Composition-50」です。

Composition-50.jpg

 このブログで紹介した山本大貴氏の作品のなかではこの作品が一番躍動感があります。
 バレリーナの鍛え抜かれた身体が魅力的な作品です。私は身体が固いおっさんなのでこんな動きしたら次の日は筋肉痛になってしまいます。。。。
 しなやかな弧を描くバレリーナは画面から飛び出してくるような躍動感に圧倒されること確実で、山本大貴氏の「端正で理知的」な作品を描くばかりでなくこのような作品も描くんだ~!と感動しました。
 
 この個展では「Precious day」、「手紙を書く女」といった清楚で優しい空気が流れる作品の一方で、「Light&magic」、「Spider」といった艶やかな作品もあり、あと、「Light Music!!」という「Light Music!」の続編ともいうべき作品も紹介されていました。
 山本大貴氏の幅広い絵画世界を堪能できるこの個展。写実絵画が好きな方は絶対行くべきです。
 
 このブログで紹介している山本大貴の作品は次の通りです。合わせてご覧ください
「Ray at 3:00pm(cloudy)」(こちら
「Light Music!」(こちら
waitimg(こちら
Daylight call(こちら
Ray at 2:00pm(こちら
静寂の声 still voice(こちら

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