瑞輪寺 台東区谷中
1月3日に寛永寺をお参りし、築地塀が有名な観音寺をお参りした後、瑞輪寺をお参りしました
(小さい画像はクリックすると拡大します。)

日蓮宗のお寺の紋は橘ですが、葵の御紋が掲げられています。
このお寺が徳川家康の学問の師であった日新上人が徳川家康の寄進により創建したからだと思います。

江戸市中にある日蓮宗のお寺の中では格式が高かったことを物語るような堂々とした本堂です。

最大の見どころは彫刻です。マーブルコミックを見ているような迫力と重厚な龍は必見です。雲を呼び嵐をおこしそして恵みをもたらしそうな勢いの龍や獅子、正月からいいものを見ることができました。

このお寺は江戸十大祖師(江戸市中の十ヶ寺に奉安されたお祖師様(日蓮聖人)の巡礼)の一つ、安産飯匙の祖師で有名です。この巡礼をする方々は最近増えているらしいです。
左が安産飯匙の祖師様です。右が祖師堂の内部です。冬なので祖師様は頭巾をされとても暖かそうです。
御首題を頂くことはできますが、御朱印も頂くこともできるようです。(祖師堂に案内の張り紙があった)
しかし、お墓参りの檀家で賑わっていること、御首題用の朱印帳がなかったので頂くのは次の機会としました。
次週は最終で日蓮宗のお寺、大円寺を紹介します。
全生庵(こちら)
寛永寺・観音寺はこちら
大円寺はこちら
(小さい画像はクリックすると拡大します。)

日蓮宗のお寺の紋は橘ですが、葵の御紋が掲げられています。
このお寺が徳川家康の学問の師であった日新上人が徳川家康の寄進により創建したからだと思います。

江戸市中にある日蓮宗のお寺の中では格式が高かったことを物語るような堂々とした本堂です。

最大の見どころは彫刻です。マーブルコミックを見ているような迫力と重厚な龍は必見です。雲を呼び嵐をおこしそして恵みをもたらしそうな勢いの龍や獅子、正月からいいものを見ることができました。


このお寺は江戸十大祖師(江戸市中の十ヶ寺に奉安されたお祖師様(日蓮聖人)の巡礼)の一つ、安産飯匙の祖師で有名です。この巡礼をする方々は最近増えているらしいです。
左が安産飯匙の祖師様です。右が祖師堂の内部です。冬なので祖師様は頭巾をされとても暖かそうです。
御首題を頂くことはできますが、御朱印も頂くこともできるようです。(祖師堂に案内の張り紙があった)
しかし、お墓参りの檀家で賑わっていること、御首題用の朱印帳がなかったので頂くのは次の機会としました。
次週は最終で日蓮宗のお寺、大円寺を紹介します。
全生庵(こちら)
寛永寺・観音寺はこちら
大円寺はこちら
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窓に立つカミーユ・モネ モネ
親子三人の生活が始まり2週間。抱っこという力仕事が増えたせいか身体が引き締まってきた感じがします。
「冬景色」をテーマにしたシリーズの最終は「窓に立つカミーユ・モネ」です。

大学生の頃は、雪国に住んでました。夕方から夜にかけて空が暗くなるにつれて雪の白い輝きが増していき、深夜には静寂と清らかな白い光に囲まれた世界になります。そんな風景が大好きでした。
モネもそのことを知っていたのでしょうか?薄暗い部屋から見える雪は静寂と清らかな白い光を放ちます。そして赤い頭巾は縛れる寒さを和らげます。
印象派の作品は光にこだわっているから春から夏の光が満ちた風景を描くことが多いと思いきや、冬景色を描いた傑作もあるようです。
このブログでは次の作品も紹介しています。
かささぎ
戸外の人物習作(右向きの日傘の女)
「睡蓮の庭」
「チャ―リング・クロス橋」
「サン・ラザール駅」
「ヴェトゥイユの画家の庭」
「冬景色」をテーマにしたシリーズの最終は「窓に立つカミーユ・モネ」です。

大学生の頃は、雪国に住んでました。夕方から夜にかけて空が暗くなるにつれて雪の白い輝きが増していき、深夜には静寂と清らかな白い光に囲まれた世界になります。そんな風景が大好きでした。
モネもそのことを知っていたのでしょうか?薄暗い部屋から見える雪は静寂と清らかな白い光を放ちます。そして赤い頭巾は縛れる寒さを和らげます。
印象派の作品は光にこだわっているから春から夏の光が満ちた風景を描くことが多いと思いきや、冬景色を描いた傑作もあるようです。
このブログでは次の作品も紹介しています。
かささぎ
戸外の人物習作(右向きの日傘の女)
「睡蓮の庭」
「チャ―リング・クロス橋」
「サン・ラザール駅」
「ヴェトゥイユの画家の庭」
山下清 桜島
日本橋三越では14日まで山下清の展覧会を開催しているので、会社帰りに行きました。
山下清が子供のころ書いた昆虫の絵、晩年に描いたペン画のシリーズ「東海道53次」がすばらしかったです。
貼り絵以外の作品も展示し、子供時代から晩年までの作品を時系列に展示した充実の展覧会のなかで特に推すのが「桜島」です。

冬の桜島を描いた作品で画面の左側の山は霧島です。
鹿児島は3回ほど行ったことがありますが、桜島の雄大さは富士山の優雅さとちがった魅力があります。桜島を借景にした磯庭園は京都・東京の名庭園に負けてません。奄美から鹿児島へ向かう船から見た桜島の景色も素晴らしかった!!
桜島というと天高く吹きあがる噴煙と雄々しい溶岩ですが、雪をかぶった姿は意外な美しさ。澤選手の和服姿を見るようです。この美しさに気付き、作品にした山下清はやはり天才です。
このブログではほかにも次の作品を紹介しています。あわせてご覧ください。
「ぼけ」
「長岡の花火」
山下清が子供のころ書いた昆虫の絵、晩年に描いたペン画のシリーズ「東海道53次」がすばらしかったです。
貼り絵以外の作品も展示し、子供時代から晩年までの作品を時系列に展示した充実の展覧会のなかで特に推すのが「桜島」です。

冬の桜島を描いた作品で画面の左側の山は霧島です。
鹿児島は3回ほど行ったことがありますが、桜島の雄大さは富士山の優雅さとちがった魅力があります。桜島を借景にした磯庭園は京都・東京の名庭園に負けてません。奄美から鹿児島へ向かう船から見た桜島の景色も素晴らしかった!!
桜島というと天高く吹きあがる噴煙と雄々しい溶岩ですが、雪をかぶった姿は意外な美しさ。澤選手の和服姿を見るようです。この美しさに気付き、作品にした山下清はやはり天才です。
このブログではほかにも次の作品を紹介しています。あわせてご覧ください。
「ぼけ」
「長岡の花火」
会津の冬 斎藤清
本格的な冬が来たので、「冬景色」をテーマにした作品を紹介しようと思います。
第一弾は斎藤清の「会津の冬」です。

斎藤清は「会津の冬」という作品集が有名です。しんしんと降り積もった雪景色は不思議な温かみがあります。
それは、家々の中からぬくもりが伝わってくるからです。暖炉にともる火、集まる家族といった人々の営みが伝わる作品集なのでこれは必見です。
さて、会津を舞台した大河ドラマが始まりました。綾瀬はるかの会津弁がかわいいです。会津は凛とした風土です。冬は寒く厳しいですが凛とした季節でもあります。会津の気風も伝わる作品集「会津の冬」。この季節に観賞するにふさわしいです。
次の作品もお勧めです!ぜひご覧ください。
「柿の会津」(こちら)
「6月 鎌倉」(こちら)
第一弾は斎藤清の「会津の冬」です。

斎藤清は「会津の冬」という作品集が有名です。しんしんと降り積もった雪景色は不思議な温かみがあります。
それは、家々の中からぬくもりが伝わってくるからです。暖炉にともる火、集まる家族といった人々の営みが伝わる作品集なのでこれは必見です。
さて、会津を舞台した大河ドラマが始まりました。綾瀬はるかの会津弁がかわいいです。会津は凛とした風土です。冬は寒く厳しいですが凛とした季節でもあります。会津の気風も伝わる作品集「会津の冬」。この季節に観賞するにふさわしいです。
次の作品もお勧めです!ぜひご覧ください。
「柿の会津」(こちら)
「6月 鎌倉」(こちら)