ルーベンス キリスト昇架 キリスト降架
先週「物語」をテーマにしたシリーズを中断したので再開です。
西洋において一番有名で、絵画のテーマにされる物語は聖書です。そこで第三弾は ルーベンスの「キリスト昇架」と「キリスト降架」です。そういえば、最近BSか東京MXテレビでフランダースの犬が再放送されていたような。。。


10年前にアントワープにあるノートルダム大聖堂見ました。大聖堂内では「キリスト昇架」、「聖母被昇天」、「キリスト降架」の順に並んでいます。ギリシャの彫刻を参考にした造形がダイナミックな2品です。
上段の「キリスト昇架」は、絵の右端の禍々しい太陽が個人的には印象的です。キリストを磔にする獄卒の罵声、人々の嘆きが聞こえてきます。
下段の「キリスト降架」は、右にキリストが生まれた場面が描かれていること、処刑されたのに生気があるような描写は復活を意味しているのではないか?と思っています。キリストの足元にいる少女二人が美しいです。
この作品はアントワープのノートルダム大聖堂で生で見れたので私が思うキリストの生涯を描いた絵画ではこの2作品がベストです。一時期アントワープにある美術学校出身のファッションデザイナー達のブランドが注目を集めました。しのらーと呼ばれていた頃の篠原ともえが好きそうなデザイン。
このブログでしょう紹介しているルーベンス作品も合わせてご覧ください!!
「聖母被昇天(下絵)」(こちら)
「三美神」(こちら)
「豊穣」(こちら)
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西洋において一番有名で、絵画のテーマにされる物語は聖書です。そこで第三弾は ルーベンスの「キリスト昇架」と「キリスト降架」です。そういえば、最近BSか東京MXテレビでフランダースの犬が再放送されていたような。。。


10年前にアントワープにあるノートルダム大聖堂見ました。大聖堂内では「キリスト昇架」、「聖母被昇天」、「キリスト降架」の順に並んでいます。ギリシャの彫刻を参考にした造形がダイナミックな2品です。
上段の「キリスト昇架」は、絵の右端の禍々しい太陽が個人的には印象的です。キリストを磔にする獄卒の罵声、人々の嘆きが聞こえてきます。
下段の「キリスト降架」は、右にキリストが生まれた場面が描かれていること、処刑されたのに生気があるような描写は復活を意味しているのではないか?と思っています。キリストの足元にいる少女二人が美しいです。
この作品はアントワープのノートルダム大聖堂で生で見れたので私が思うキリストの生涯を描いた絵画ではこの2作品がベストです。一時期アントワープにある美術学校出身のファッションデザイナー達のブランドが注目を集めました。しのらーと呼ばれていた頃の篠原ともえが好きそうなデザイン。
このブログでしょう紹介しているルーベンス作品も合わせてご覧ください!!
「聖母被昇天(下絵)」(こちら)
「三美神」(こちら)
「豊穣」(こちら)


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神田稲荷めぐり1 神田明神と講武稲荷
今日の東京の気温は30度を超えない涼しい一日でした。
さて、先週の妻恋神社と神田明神を会社帰りにお参りした話の続きです。

神田明神の本殿右側の画像です。本殿の左右にはこのような献灯があります。撮影したのは6時過ぎで空の色も藍色から紫がかる時間帯なので幻想的でした。神田明神ほど時間帯によって趣を変える神社は都内にはないです。日中は艶やかに、黄昏時は幻想的に、日没は妖艶になります。
この日最後にお参りした講武稲荷は神田明神から秋葉原方面にあるいて約5分の石丸電気裏手にある神社です。

この講武稲荷は、幕府の講武所の付属地が払下げられた後、この土地で創建されたものです。今風に言うと、国有地の払い下げを祈願したディベロッパーが土地購入を祈願し成就したことをうけて創建したそうです。

今回、この神社のお参りを思い立ったのはこの獅子山状の上にいるお稲荷様を見たかったからです。

最後に秋葉原の風景です。この神社の裏手はメイドカフェが多いらしく、メイドさんが通りに並んでビラを配ってる様は必見です。最近はメイドさんより、女子高生なかっこの女の子が目立ちます。
この神社は石丸電気の裏手にありますが、昔秋葉原は青果市場がある街でした。それが電気街となり(石丸電気以外にもおのでんとかいろいろ有名な電気屋がありました。。。)今ではアニメの街です。東京という常に変わり続けるダイナミックさを感じる街です。
秋葉原の神社として柳森神社を紹介しているのでこちらもどうぞ!
秋葉原を含む神田界隈は個性的なお稲荷様が他にあります(こちら)
ではよい1週間を!!!
さて、先週の妻恋神社と神田明神を会社帰りにお参りした話の続きです。

神田明神の本殿右側の画像です。本殿の左右にはこのような献灯があります。撮影したのは6時過ぎで空の色も藍色から紫がかる時間帯なので幻想的でした。神田明神ほど時間帯によって趣を変える神社は都内にはないです。日中は艶やかに、黄昏時は幻想的に、日没は妖艶になります。
この日最後にお参りした講武稲荷は神田明神から秋葉原方面にあるいて約5分の石丸電気裏手にある神社です。

この講武稲荷は、幕府の講武所の付属地が払下げられた後、この土地で創建されたものです。今風に言うと、国有地の払い下げを祈願したディベロッパーが土地購入を祈願し成就したことをうけて創建したそうです。

今回、この神社のお参りを思い立ったのはこの獅子山状の上にいるお稲荷様を見たかったからです。

最後に秋葉原の風景です。この神社の裏手はメイドカフェが多いらしく、メイドさんが通りに並んでビラを配ってる様は必見です。最近はメイドさんより、女子高生なかっこの女の子が目立ちます。
この神社は石丸電気の裏手にありますが、昔秋葉原は青果市場がある街でした。それが電気街となり(石丸電気以外にもおのでんとかいろいろ有名な電気屋がありました。。。)今ではアニメの街です。東京という常に変わり続けるダイナミックさを感じる街です。
秋葉原の神社として柳森神社を紹介しているのでこちらもどうぞ!
秋葉原を含む神田界隈は個性的なお稲荷様が他にあります(こちら)
ではよい1週間を!!!
駒込富士神社 文京区本駒込
日の長い夏は会社帰りに寺社巡りができます。
通勤する路線は文京区・神田・日本橋・深川と寺社が多い地域ということもあってそういう機会が多いです。今回紹介するのは駒込富士神社です。2012年の記事を一部再編集しています。

この神社は地下鉄三田線の千石駅から歩いて15分の場所にあります。

この神社は鳥居の両隣に銀杏が生えています。秋はこのように黄金色に輝く銀杏と鳥居の組み合わせがいい感じです。

境内はちょっとした運動場並みに広いです。巨木が多いのが特徴的です。

富士塚の登山口です。夏の夕暮れ時はちょっぴり異世界に行けそうな雰囲気です。

この神社の富士塚は古墳の一部らしいです。奉納された石碑に着色されているところが他の富士塚と違うところです。秋は南天の赤い実が美しかったです。

富士塚の階段は結構急です。

富士塚の頂上にある本殿です。御朱印は富士塚の山開き期間(6月30日~7月2日)のみ頂くことができます。
このブログで紹介している富士塚のうち、特におすすめしたいのは次のとおりです。よろしければご覧ください。
池袋氷川神社、オーソドックスな富士塚です(こちら)
鳩森神社、富士塚登頂記念の御朱印を頂けます(こちら)
白山神社、アジサイの季節は登頂できます(こちら)
護国寺、富士塚があるお寺は珍しいです(こちら)
花園神社、小さな富士塚です(こちら)
通勤する路線は文京区・神田・日本橋・深川と寺社が多い地域ということもあってそういう機会が多いです。今回紹介するのは駒込富士神社です。2012年の記事を一部再編集しています。

この神社は地下鉄三田線の千石駅から歩いて15分の場所にあります。

この神社は鳥居の両隣に銀杏が生えています。秋はこのように黄金色に輝く銀杏と鳥居の組み合わせがいい感じです。

境内はちょっとした運動場並みに広いです。巨木が多いのが特徴的です。

富士塚の登山口です。夏の夕暮れ時はちょっぴり異世界に行けそうな雰囲気です。

この神社の富士塚は古墳の一部らしいです。奉納された石碑に着色されているところが他の富士塚と違うところです。秋は南天の赤い実が美しかったです。

富士塚の階段は結構急です。

富士塚の頂上にある本殿です。御朱印は富士塚の山開き期間(6月30日~7月2日)のみ頂くことができます。
このブログで紹介している富士塚のうち、特におすすめしたいのは次のとおりです。よろしければご覧ください。
池袋氷川神社、オーソドックスな富士塚です(こちら)
鳩森神社、富士塚登頂記念の御朱印を頂けます(こちら)
白山神社、アジサイの季節は登頂できます(こちら)
護国寺、富士塚があるお寺は珍しいです(こちら)
花園神社、小さな富士塚です(こちら)
貫井神社 小金井市
灼熱の季節の真只中、いかがお過ごしでしょうか?この季節に涼を求めて寺社巡りする人のために清らかな湧水の神社を紹介します。
国分寺崖線という国分寺市から大田区までを貫く段丘崖は湧水が多くこの湧水は太古から信仰の対象でした
小金井市にある貫井神社は国分寺崖線と呼ばれる段丘崖の崖下にあり、境内には湧水が流れることで有名です。

鳥居をくぐると池があります。小金井市の地名は、黄金に値する水が湧く井戸があることからついたそうです。

正面右側の風景です。この季節は蓮が美しく咲くそうです。

正面左側の風景です。画像ではこじんまりとしてますが、実際は近所の子供、主婦、参拝者が結構多かったです。

境内を流れる湧水です。なお、この神社は御朱印は扱ってないそうです。

国分寺崖線の段丘崖と豊富な湧水を巧みに生かして築かれた殿ヶ谷戸庭園と滄浪泉園を合わせて散策するの良いですね。
上の画像は殿ヶ谷戸庭園です。このブログでいままで紹介した国分寺崖線の湧水にまつわる寺社は次の通りです。よろしければどうぞ!!
深大寺
青渭神社
等々力不動尊
国分寺崖線という国分寺市から大田区までを貫く段丘崖は湧水が多くこの湧水は太古から信仰の対象でした
小金井市にある貫井神社は国分寺崖線と呼ばれる段丘崖の崖下にあり、境内には湧水が流れることで有名です。

鳥居をくぐると池があります。小金井市の地名は、黄金に値する水が湧く井戸があることからついたそうです。

正面右側の風景です。この季節は蓮が美しく咲くそうです。

正面左側の風景です。画像ではこじんまりとしてますが、実際は近所の子供、主婦、参拝者が結構多かったです。

境内を流れる湧水です。なお、この神社は御朱印は扱ってないそうです。

国分寺崖線の段丘崖と豊富な湧水を巧みに生かして築かれた殿ヶ谷戸庭園と滄浪泉園を合わせて散策するの良いですね。
上の画像は殿ヶ谷戸庭園です。このブログでいままで紹介した国分寺崖線の湧水にまつわる寺社は次の通りです。よろしければどうぞ!!
深大寺
青渭神社
等々力不動尊