FC2ブログ

橋口五葉 黄薔薇

 休暇が明けてまた日常が始まりました。今年の休暇は育児三昧だったわけですが、展覧会にも行ったし寺社巡りも楽しめたので、忙中閑ありな休暇でした。
 さて、前回の山本大貴氏の作品に続き、バラにちなんだ作品を紹介します。橋口五葉の「黄薔薇」です。

20110709180156934.jpg

 この作品は所在不明でしたが近年発見され、おととし千葉市立美術館で公開されました。
  
 いままで紹介した橋口五葉の作品は色香・刷り上がりの素晴らしさを愛でるものでしたが、美女と小鳥とウサギが秋を風情を愛でる様は気分をゆったりさせるので、秋の夜長にゆったり見るのに適しています。
 
 この作品は発表時は評判が悪かったそうです。派手でいろいろ盛り込んでいるところが評判悪かったのかなと思えます。
 版画家というイメージが強いですが、グラフィックデザイナーの先駆けでもあった橋口五葉の魅力・実力が伝わってくるので傑作といえます。ではよい週末を!!

「長襦袢の女」(こちら
「浴後の女」(こちら
「髪梳ける女」(こちら

山本大貴 Ray at 2:00 p.m

 11日に本郷にある本郷給水所公苑の秋バラを見に行きました。この公園のバラ園は穴場でこの日は平日にということもあって、人っ子一人いなかったのでバラを独占できた気分です。

P1010719.jpg P1010718.jpg

 そこで、今回はバラを描いた作品を紹介します。本ブログでは久々の山本大貴で「Ray at 2:00 p.m」です。

2013年10月15日21時39分29秒0001

 
 山本大貴氏の作品といえば、フェルメールのような風俗画を現在に置き換えた作品が多いですが、静物画も描いています。スキャンした画像なので伝わりづらいですが、バラの精密さ、反射する光の眩しさは当代一の静物画といえます。
 
 画中画に、名画を描くことで巨匠達へのリスペクトを感じる作風でも有名です。
 「Ray at 3:00 p.m 」という作品もあります。バラに降り注ぐ光を時間の経過毎に描いており、作者の光を描くことへのこだわりも感じますが、同じことはモネもしています。
 先ほど巨匠達へのリスペクトと言いましたが、同時に「巨匠に迫るぞ!!」という気概も感じ頼もしいです。

 実際、美術系の雑誌を読むと、山本大貴のような作風の若手画家を散見するので、影響力がある画家であることには違いないです。このブログでは以下の作品も紹介しているので是非ご覧ください。

「Composition-50」(こちら
「Ray at 3:00pm(cloudy)」(こちら
「Light Music!」(こちら
waitimg(こちら
Daylight call(こちら
静寂の声 still voice(こちら

待乳山聖天 本龍院 台東区浅草

 10日にターナー展に行った後、浅草周辺のお寺巡りをしました。まずお参りしたのは「待乳山聖天本龍院」です。

このお寺は浅草寺の子院です。ただ、浅草駅から歩いて15分かかるせいか休日でも参拝者は浅草寺と比べると少なく落ち着い雰囲気のお寺です。

P1010688.jpg P1010689.jpg

 境内のいたるところに聖天様のシンボルである大根と巾着袋が配されています。
 大根は体内の毒や煩悩を消す作用があるとされているそうです。先日紹介した伊藤若冲の「野菜涅槃図」で大根をお釈迦様に見立てた理由がわかった気がします。

P1010695.jpg

 山門をくぐり本堂へ向かう階段の中腹に庭園の入口があります。築地壁は江戸時代からあるもので庭園の中から壁を見ると、江戸時代にタイムスリップした気分です。庭園に石仏を配する例は多いですが、狛犬様を配している庭園は初めてです。

P1010690.jpg

P1010691.jpg P1010692.jpg

 待乳山といわれている通り、平坦な地形の下町においては山と呼びのにふさわしいことが分かります。
 本堂の中に入ることはできます。御朱印も本堂で頂いた記憶があります。これからの季節は銀杏が紅葉して黄色と赤の対比が美しそうです。

P1010693.jpg P1010032.jpg

 本堂の裏手からスカイツリーを見ることができます。聖天様はとてもパワーがある神といわれております。「だいしょうかんぎてん」と声にだしてみると、「しょうかんのん」、「なみあみだぶつ」より力強い感じがします。
 この後浅草寺をお参りしました。このことは後日紹介します。ではよい1週間を!!

浅草寺の記事はこちら(昼の風景)(夜の風景)(影向堂

ターナー スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船

 金曜日は本郷にある本郷給水所公苑の秋バラを見に行きました。夏日が続きますがバラは暦通り開花していました。そして寺社巡りも楽しみました。これらのことは後日紹介します。

 さて、10日に都立美術館で開催のターナー展に行ったので、特に良かった作品を紹介します。

2013年10月11日21時28分17秒0001

 過去5年に間、ターナーの作品が来日することはありましたが、ターナーの作品を体系的に展示した展覧会はないのでその点で画期的な展覧会といえます。
 個人的には、新婚旅行でテートブリテンに行ったことがあるのでその時見た作品と再開でき嬉しかったです。

 展覧会の作品はどれも良く、作品からの大気の流れ・薫りに引き込まれそうです。
 その中から選んだのは「スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船」です。曇り空を運ぶ風の強さ、うねる波に潮風の中にいるような錯覚を覚えました。
 
 自然の力強さを感じるので、低気圧が通過するときの黒い雲がもくもくと湧く様とそれを運ぶ風の強さを眺めるのは好きだから。また、私も男子のはしくれなので軍艦という言葉に心ときめくのでこの作品に強く魅かれました。

このブログで紹介している他の作品もどうぞ!ではよい休日を!!!
「風景・タンバリンをもつ女」(こちら)※この作品は今回の展覧会に出展されています。
「ポリュフェモスを愚弄するオデュッセウス」(こちら
「戦艦テメレ―ル」(こちら
「雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道」(こちら

«  | HOME |  »

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
当ブログへようこそ!
当ブログではお勧めのアート、御朱印の情報を発信します。


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (225)
アメリカ (17)
イギリス (27)
イタリア (12)
オランダ (28)
オーストリア (7)
スイス (16)
スペイン (5)
ドイツ (9)
東欧 (7)
フランス (52)
ベルギー (28)
北欧 (7)
ロシア (10)
日本人画家 (171)
江戸以前 (1)
江戸 (18)
浮世絵 (39)
明治~昭和 (36)
現在美術 (22)
現代美術(洋画) (39)
現在美術(日本画) (16)
寺社巡り (340)
足立 (5)
荒川 (5)
板橋 (10)
江戸川 (1)
大田 (3)
葛飾 (4)
北 (15)
江東 (16)
渋谷 (12)
品川 (6)
新宿 (11)
杉並 (11)
墨田 (5)
世田谷 (8)
台東 (34)
中央 (17)
千代田 (18)
豊島 (23)
中野 (1)
練馬 (11)
文京 (37)
港 (25)
目黒 (3)
東京多摩地域 (13)
神奈川 (10)
千葉 (26)
埼玉 (7)
その他地域 (3)
名所・旧跡 (36)
庭園・公園 (6)
建物 (12)
博物館 (6)
動物園・水族館 (12)