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シニャック サン・カの港

 先週はスーラの作品を紹介しました。点描といえばスーラですが、夭折したスーラに代わり点描を極めたのがシニャック。スーラを紹介したからにはシニャックを紹介しないわけにはいきません。作品は「サン・カの港」です。  
 
2013年10月27日21時54分16秒0001

 この作品はおととしに国立新美術館で開催されたボストン美術館展で見ました。
 
 ひもねすのたりのたりかなという句を連想する、穏やかな光が魅力的です。数あるシニャックの作品からこちらを選んだ理由は、先週紹介した作品同様、福岡時代を思い出すからです。

 福岡に住んでいる方はピンとくるかもしれませんが、左奥の岬(島?)は能古島、右側の岬は志賀島に見立てることができます。そう、この作品は博多湾から玄界灘を臨む風景に見立てることができます。
 能古島には行ったことがないですが、志賀島も最適なサイクリングコースでした。穏やかな内海と豪快な玄界灘といった異なる印象の海の風景を楽しむことができます。
 福島をテーマにした作品を紹介したことはありますが、福岡をテーマにした作品を紹介するのも面白そうです。ではまた!!!
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真源寺 台東区下谷

 10月10日のお寺巡りの最終は台東区下谷にある真源寺です。
 
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 「恐れ入谷の鬼子母神」という地口は凄く有名です。また東京で朝顔市といえばこのお寺で開かれるものが有名なので、境内は広いと思っていたら意外とこじんまりとしていました。

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 日蓮宗のお寺なので龍の彫刻は立派です。比較的最近彫られたものと思われます。新築?に近い状態のお寺を見る機会は意外と少ないのでこれなこれで貴重なことでした。

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 鬼子母神の好物はザクロの実です。10月はザクロが旬の季節なので良い時期に鬼子母神を祀るお寺をお参りすることができました。

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 御朱印です。
 このお寺の御朱印を頂いたことで江戸3大鬼子母神の御朱印が揃いました。これが浅草寺周辺の寺社を飛ばしてやや離れたこのお寺をお参りした理由です。後もう一つは子育ての神様なので、まずは息子の保育園が決まることをお祈りしたかったからです。では明日からの1週間がんばりましょう!!

他の江戸3大鬼子母神の御朱印は次のとおりです。
中山法華経寺(こちら
雑司ヶ谷鬼子母神(こちら

浅草寺 影向堂

10月10日にお参りしたお寺は待乳山聖天本龍院と浅草寺と入谷鬼子母神です。このうち待乳山聖天本龍院は先週お話したとおりです。今回は浅草寺についてです。(小さい画像はクリックすると拡大します)

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 浅草寺といえば雷門ですが、入谷鬼子母神に向かうためには二天門を通り西参道を抜けて、浅草ビューホテル地近くで都バスにのる必要があるので、今回は雷門と仲見世は寄ってません。
 戦後に再建された雷門と違い、二天門は1618年に建てられました。雷門・宝蔵門は東京を代表するお寺として堂々としていますが、風格は二天門に軍配です。

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 観音堂と宝蔵門です。平日とはいえ混んでいます。修学旅行の生徒が目立ちました。外国人旅行者もかなりいますが、最近は東南アジアからの旅行者が増えています。

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 雷門から本堂への進行方向左側に影向堂があります。このお堂の周辺は混雑が嘘のような(それでもそこそこ参拝者はいますが)静けさです。

 左の画像は「板碑」という中世仏教で使われた供養塔です。全国に分布していますが、特に関東に集中しており都内でも中世からある寺社にあることが多いです。右の画像は「石橋」で二天門と同じ時期に建てられた都内最古の石の橋です。影向堂周辺は、浅草寺が古寺であることを物語る文化財が多いです。

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 影向堂は、「観音さまのお説法やご活躍に不断に協力されている仏さま方を「影向衆(ようごうしゅう)」とお呼びし、これらの仏さまをおまつりするお堂。」です。(浅草寺のHPから引用)中尊の聖観世音菩薩と生まれ年十二支守本尊の八躰仏が祀られています。影向堂周辺は薬師堂、淡島堂、金龍神社等のお堂等があります。


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御朱印です。律動的な筆跡が美しいです。浅草寺と上野の間にある地域もお寺が多いですが、今回あえてちょっと離れた入谷鬼子母神をお参りした理由は、、、、来週のお楽しみ!!

浅草寺の過去記事もどうぞ!!(観音堂)と(夜の風景
待乳山聖天本龍院はこちら
 

橋口五葉 黄薔薇

 休暇が明けてまた日常が始まりました。今年の休暇は育児三昧だったわけですが、展覧会にも行ったし寺社巡りも楽しめたので、忙中閑ありな休暇でした。
 さて、前回の山本大貴氏の作品に続き、バラにちなんだ作品を紹介します。橋口五葉の「黄薔薇」です。

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 この作品は所在不明でしたが近年発見され、おととし千葉市立美術館で公開されました。
  
 いままで紹介した橋口五葉の作品は色香・刷り上がりの素晴らしさを愛でるものでしたが、美女と小鳥とウサギが秋を風情を愛でる様は気分をゆったりさせるので、秋の夜長にゆったり見るのに適しています。
 
 この作品は発表時は評判が悪かったそうです。派手でいろいろ盛り込んでいるところが評判悪かったのかなと思えます。
 版画家というイメージが強いですが、グラフィックデザイナーの先駆けでもあった橋口五葉の魅力・実力が伝わってくるので傑作といえます。ではよい週末を!!

「長襦袢の女」(こちら
「浴後の女」(こちら
「髪梳ける女」(こちら

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