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池袋氷川神社 豊島区池袋本町

 春の嵐だった日曜日が嘘のように土曜日は快晴でした。近所の桜は朝は5分咲きだったのが午後には満開に近い状態になっていました。この日は花見をされた方も多いと思います。
 私はというと、この日、池袋に行く用事があったので、その道中迂回して池袋氷川神社の桜並木を見に行きました。
今回の記事は2012年2月のこの神社を加筆したものです。

IMG_0449.jpg

 桜といえば染井吉野ですが近所の公園では、それに先立ち寒緋桜も満開でした。

IMG_0448.jpg
 
 撮影したのは9時45分頃。満開ではありませんでしたが十分に美しいです。

IMG_0447.jpg

 池袋氷川神社は池袋といっても板橋区寄りにあります。神社周辺はモルタルや木造の家・商店が数軒あり、昭和40年代後半から50年代の雰囲気が残っています。住宅が密集している地域は開発しにくいから古い街並みが残ってるのかもしれません。

境内

 桜並木を抜けると、ウナギ犬のような狛犬様がいらっしゃります。この狛犬様の左手には土俵があります。
 神社の境内からは縄文時代頃の貝塚が発掘され、この場所は太古から人々が集う場所であったことが分かります。

富士塚1 富士塚2

 この神社は富士塚が有名で、登山口の入り口には猿の石像があります。ご覧の通りやや風化していますが、よだれかけは真新しく地域の皆様に大事にされていることが分かります。(画像はクリックすると拡大します)
 なお、夏頃の山開きのときのみ登頂できます。

御朱印

この神社から見て板橋区役所方面にある子易神社の記事もどうぞ
富士塚がある他の寺社の記事もご覧ください。では年度末・年度始めを気張っていきましょう!!

駒込富士神社 奉納された石碑が鮮やかです(こちら
鳩森神社、富士塚登頂記念の御朱印を頂けます(こちら
白山神社、アジサイの季節は登頂できます(こちら
護国寺、富士塚があるお寺は珍しいです(こちら
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慈眼院 澤蔵司稲荷 文京区小石川

 桜のつぼみが開花はまだかまだかとせがむように膨らんでいます。
 さて、週末は桜のお寺巡りを予定している方々へ、薦めの桜のお寺をまた紹介します。今回は文京区にある慈眼院澤蔵司稲荷です。ちなみにこのお寺は御朱印がありません。

神木

 三田線の春日駅を降り、善光寺坂を上ると一本の椋の木が生えています。この椋の木こそ江戸時代に現れた澤蔵司というお稲荷様が住んでいたという御神木です。このお寺は傳通院の支院ですが、澤蔵司を祀る神社でもあります。

 稲荷1

 撮影したのは2012年の4月、桜は散り始めの頃です。普段は閑静な妖しさがある境内ですがこの季節は華やかです。また夜に門越しにみえる夜桜は妖しい美しさを増しています。

 稲荷2

 こうやって見ると散った桜と青葉に、たゆまなく続く生命の営みを感じます。

稲荷3

 このお寺の名物「お穴」です。
 この「お穴」は晴れた日に撮影したので明るく感じますが、鬱蒼としています。本堂の右側にあり、くぼ地になっています。
 地下に降りて地上に戻るような順路です。鬱蒼とした地下から明るい地上に出るとき、新た生まれ変わったような、「再生」したような気分になります。この「お穴」は最高級のインスタレーションです。
 

 このお寺は文京区の桜の名所、播磨坂からは歩いて10分。播磨坂の桜祭りの際に立ち寄ることをお薦めします。では良い週末を!!

傳通院の記事もどうぞ
源覚寺(蒟蒻閻魔)の記事もどうぞ

歌川国芳 みかけハこハゐがとんだいい人だ

 歌川国芳を描いた作品を前回紹介したので、今回は奇想の絵師と言われた歌川国芳らしい作品、「みかけハこハゐがとんだいい人だ」を紹介します。

みかけハこハゐがとんだいい人だ

 この作品は3月29日から六本木のサントリー美術館で開催される「のぞいてびっくり江戸絵画」という展覧会に出展されます。
 「大ぜいの人が よつて たかつて とふと いゝ人をこしらへた とかく人のことハ 人にしてもらハねバ いゝ人にはならぬ」(大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた。兎角、人の事は人にしてもらわねば、いい人には成らぬ)と書いてあります。
 
 このような絵は「寄せ絵」と呼ばれています。他にも「人かたまつて人になる」、「人をばかにした人だ」という作品もあることから幕末の江戸では受けていたのかもしれないです。幕末の京都は熱かったようですが、江戸は閉そく感が漂っていた時代。江戸の人はこういう面白作品を求めていたと思います。

 さて、この作品を展示する展覧会は多く、「探偵!ナイトスクープ」で人間を組み合わせてこの絵を再現するというネタで有名という記事を見ます。
 その放送は学生の頃見たことを(福島では1カ月遅れで深夜放送でした思い出しました。鼻の部分は長らく「桂小枝」が担当したと思っていたら「石田靖」であることが分かりました。この放送はDVDの6巻で見ることができます。
 暑さ寒さも彼岸まで、春はもう来てますでは良い週末を!! 

 このブログでは次の作品も紹介しています
「坂田怪童丸」(こちら
「山海愛度図会 ヲゝいたい 越中滑川大蛸」(こちら
「流行猫の曲手まり」(こちら
「道外化けもの夕涼み」(こちら

片岡球子 面構(歌川国芳)

 先週の金曜日の会社帰りに都立美術館で開催の「日本美術院再興100年特別展 世紀の日本画」の後期展示を見に行きました。
 まえまえから見たかった手塚雄二の作品を見れたのは収穫でした。横山大観の「無我」はちょうど息子は立って歩き出したので感慨深いです。守屋多々志の「無明」という作品が放つ独特な侘しさは一見の価値ありです。そんな充実な展覧会でしたが、今回紹介するのは私が特に薦めたい「片岡球子 面構(歌川国芳)」です。

2014年03月16日21時44分05秒0001

 片岡球子の作品は、この展覧会に多数出展されている小倉遊亀のような女性らしい柔らかさ、上村松園のような貴品はなく、かわりに豪快さがあります。この豪快さが魅力であることは言うまでもありません。豪快であるがため、描かれている人物の息遣い・精神が理屈抜きで伝わってきます。

 この作品は歌川国芳が作品を仕上げた瞬間を描いたものですが、左側の画中画の女性もまた生き生きとており、どちらが作者で、どちらが作品かわからないくらいです。作品を仕上げることは作品に命が宿った瞬間といえます。この作品を選んだ理由は、歌川国芳が作品に命を吹き込んだ最高の瞬間に立ち会えた喜びを感じるからです。是非ご覧ください。

 ※ 次の記事もどうぞ!!
 後期展示の目玉は狩野芳崖の「悲母観音」ですが、以前にも紹介したことがあります。(こちら) 
 橋本雅邦の「龍虎図屏風」も目玉ですが、三の丸尚蔵館が所蔵する同作品を紹介したことがあります(こちら
 前期展示については、こちらをご覧ください。

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