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モネ 睡蓮の庭

緑が眩しい季節なので、今日紹介する作品はモネの睡蓮の庭です。

睡蓮の庭

 モネはアトリエの庭に太鼓橋を架け、その風景を描きました。これはナショナルギャラリーが所蔵している作品です。この作品はいろいろあるスイレンの中では緑が眩しく、絵からマイナスイオンが出ているような爽やかさがあります。 
 さて、モネは歌川広重の「亀戸天神境内」を見て庭に太鼓橋を作ったそうです。
太鼓橋1  太鼓橋2

 左の一段目は「女橋」で、右が「男橋」の鳥居か見て右側の景色です。この右側の画像が浮世絵の風景にやや似ているので、この風景を見て歌川広重が「亀戸天神境内」を描き、モネの傑作が生まれたと思うと感慨深いです。
 美術館で絵を見るのいいですが、名作が描かれた場所、ゆかりの場所に行くのもよいです。しかしモネが好きと言え、フランスへ気軽に行くことはなかなかできないことなので、モネの作品世界をバーチャルしたい方は、亀戸天神に行くことをお勧めします。

このブログでは次の作品も紹介しています。
窓に立つカミーユ・モネ
戸外の人物習作(右向きの日傘の女)
「チャ―リング・クロス橋」
「サン・ラザール駅」
「ヴェトゥイユの画家の庭」 

マリ―・ローランサン 音楽

 5月4日は深大寺とその周辺の神社をお参りし、三鷹市美術ギャラリーで6月22日まで開催されている「マリー・ローランサン展~女の一生~」を観ました。今回紹介する作品はこの展覧会の目玉でもある「音楽」です。

2014年05月10日22時03分44秒0001

 同時代の女性画家、レンピッカの作品が咲き乱れる赤いバラだとしたら、彼女の作品は可憐に1、2輪咲く白いバラを愛でるような気分です。
 また、2人の乙女が描かれている作品が目立ちましたが、女子高を舞台に乙女同士の友情を描いた作品を見ているような気分にもなりました。(レンピッカは華やか世界でのし上がっていく私な話を見ている気分)

 展覧会のタイトルのとおり、初期から晩年までの作品を展示していました。今回紹介する「音楽」は晩年の作品です。
 先ほどいろいろ感想を言いましたが、ローランサンの作品は白磁のような清らかさが美しいです。得に晩年に描かれたこの作品はその最高峰です。 西洋絵画では楽器は快楽の象徴だそうですが、白磁のように美しいこの作品は、良い意味での快楽を与えてくれます。ではまた!!

品川神社 品川区北品川

 5月3日に上野と増上寺で開催の展覧会の後、品川神社と品川寺をお参りしました。今回は品川神社を次週は品川寺を紹介します。上野・増上寺界隈も見どころのある寺社が多いのに品川まで足を伸ばした理由はこれにて結願になるからです。
 
P1010893.jpg
 
 品川神社は源頼朝が安房国の洲崎明神を勧請して建立した神社です。都内最大の富士塚があります。この日はこいのぼりが舞っていました。(このブログで紹介している富士塚はこちらをクリック願います) 

P1010898.jpg
 
 富士塚も良いですが、左に昇龍、右に降龍が施された鳥居も縁起がよいです。

P1010900.jpg P1010903.jpg
 
 階段から振り向くと目の前は京浜急行。撮鉄にはたまらない立地です。

P1010901.jpg

 富士塚の山頂からの風景です。江戸時代は東京湾・丹沢、富士山、秩父、筑波山を見渡す絶景が見れたはずです。
 
P1010905.jpg P1010908.jpg

 境内の風景です。新緑がまぶしい杜でした。ま
 た、この日は暑い日でしたが高台にあるせいか風も爽やかでした。 

P1010909.jpg

 社殿です。東京10勅社ということもあって、途切れることなくぽつぽつと参拝客がいらっしゃりました。御朱印を頂くときも2人待ちでした。 

P1010915.jpg

 これが御朱印です。
 このブログは都内の主だった寺社の御朱印を紹介していますが、東京10勅社では唯一品川神社が欠けていました。これにより結願です。

バルテュス 美しい日々

 前回があまりにもマッチョな作品だったので、今回はその逆です。5月3日は都立美術館で開催中のバルテュス展にも行きました。
 正直なことをいうとこの展覧会が開かれるまでバルテュスを知りませんでしたが、それが悔やまれるくらいの衝撃でした。そこで今回紹介する作品は「美しい日々」です。
 
2014年05月03日18時56分12秒0002

 女性美は年代によっていろいろありますが、少女(ローティーン)の美しさは、しなやかで萌え出ずる肢体にあると思ってます。
 少女の愛らしさを描いた作品は数多くありますが、先ほどの美しさを描いた作品は、少なくても私はあまり知らないです。

 また、女性美のポイントには色気もあります。この作品は少女特有の新酒を愛でるような、小さな花を愛でるような色気もあります。このような作品も私はあまり知りません。バルテュスは「この上なく完璧な美の象徴」として少女を描いたそうです。見どころの多いこの展覧会の作品の中でこの作品を選んだ理由は、一歩間違えれば扇情的になりがちな少女特有の美をうまく描いているからです。

 さて、私は学生の頃はいわゆる「じゃり研」、社会人になってからは養護施設の子供達の遊び相手・話し相手をするボランティアをしていました。ローティーンの女の子は一番難しいです。なんというか、、、同じ十代前半でも男子とは違った自意識の強さが私には理解できなかったです。この作品の少女の鏡をみってうっとりしている様をみてこのことを思い出しました。
 案外、絵を見せて感想を言わせることで歩んできた人生がある程度分かるのかもしれないです。


このブログで紹介している「少女」を描いた作品の中で、特に推したい3作品もどうぞ!
挑発的な少女を描いたレンピッカの「ピンクの服を着たキゼット」
少女にしかないしなやかな美しさの英一蝶の「布晒舞図」
愛らしい少女といえば、アルベールアンカーの「髪を編む少女」

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