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月岡芳年 清姫

 夏になるとホラーを読みたくなる人も多いと思います。浮世絵にはホラーを題材にした作品も多いです。
 月岡芳年は「和漢百物語」、「魁題百撰相」、「新形三十六怪撰」といったホラーを題材にした作品群も多いのでその中から「和漢百物語」の「清姫」を紹介します。

 清姫

 着物の柄が鱗っぽく今まさに大蛇になろうしている場面です。裏切られた切なさも伝わってくる一品です。
 月岡芳年が描くホラーな作品はスプラッターなものが多く即物的に恐怖を感じますが、波が安珍をあの世に送ろうとする意思のようです。 また、好きすぎて病んだ清姫の心のうちを表しているのかもしれません。

 清姫の話に限らず、女性がふった男を呪う話は多いですが、私自身はというと、ふった翌日に携帯に大量のメール爆弾が届きアドレスを即変えました。一日中届くスパムメールよりもそういうことをする彼女の方が怖かったです。

 裏切られた切なさ・好きすぎて病んだ気持ちが伝わってくる作品としてこのブログでは次の作品も紹介しているのでよろしければどうぞ!!
曽我蕭白 美人図
「花筐」
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日本橋寺社巡り1 薬研堀不動院

 ここ最近の寺社ネタは本所深川稲荷巡りを紹介していますがここでちょっと小休止。
 久々に御朱印を紹介します。 なお、この記事は昨年の6月の記事を再編集したものです。

 先々週、東日本橋にある取引先の帰り道に薬研堀不動院をお参りしました。

IMG_0048.jpg

 中央区は区全体がビル街ということもあってビルの谷間にひっそりとただずむ寺社が多く、このお寺もその一つです。
 こじんまりとしたお寺ではありますが、目黒不動龍泉寺、目白不動金乗院と並んで江戸三大不動として知られています。また、川崎大師の東京別院でもあります。

IMG_0646.jpg IMG_0645.jpg

 階段わきに活けてある花は季節によって異なるのかもしれません。6月に撮影した上の画像はアジサイですが、夕方に撮影したので閉じてますが7月は朝顔でした。
 右はお堂の内部です。御朱印はお堂の中で頂くことができます。

P1010235.jpg  IMG_0647.jpg

 御朱印です。東日本橋は繊維関係の問屋が立ち並ぶ地域です。実家が布団屋なので子供の頃親の仕入れに付いて行ったものです。当時は今より問屋が多く、街全体が生地のかおりがしていました。
 右の画像は本堂の近くにある矢ノ庫稲荷。本所深川はお稲荷様が多いといいましたが、神田・日本橋界隈も多いです。

IMG_0049.jpg

 このお寺の近くを流れる神田川は柳橋の風景です。屋形船はここから乗ってお台場方面に向かいます。海から見るフジテレビ・レインボーブリッジは地上で見るより迫力があります。では1週間がんばりましょう!!

この記事で紹介したお寺の記事もどうぞ!!
目黒不動龍泉寺
目白不動金乗院
川崎大師

ヴァロットン ボール

 昨日は健康診断でした。前日21時から10時まで飲食不可!暑いこの季節は脱水症状になりかねないです。
 さて、今日紹介する作品はヴァロットンの代表作「ボール」です。

2014年07月21日20時40分26秒0001

 動と静、大人と子供、光と影、明と暗といった相反するものが見事に調和しています。歪んだ形をしていながらも均整がとれた織部焼のような魅力の作品です。
 
 子供を連れて公園に行き、女の子が走っている様を見るたびにこの作品を連想します。
 オルセー美術館が所蔵するこの作品とは2度目の御対面です。新国立美術館で現在オルセー美術館の展覧会が開催せれていますが、この美術館の作品は来日の機会が多いようです。

 この展覧会は会期が長く9月23日まで開催しています。是非この不思議な作風に触れてみてください。
   

ヴァロットン トルコ風呂

三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン展 冷たい炎の画家 」を金曜日の会社帰りに行きました。今回と次回はこの展覧会で見た作品を紹介します。まずは「トルコ風呂」です。

2014年07月19日22時12分14秒0001

 フェリックス・ヴァロットンはスイス人の画家です。「冷たい炎」の画家というキャッチコピーのように、同じくナビ派の画家であるモーリス・ドニと比べると冷めたか感じの作風ではありますが、構図の妙もあっていつの間にか摩訶不思議な作品世界に引き込まれます。
(モーリス・ドニの作品も出展されていました。一方、この画家の「ルーマニア人の女」という作品はその真逆で生気がありました。)
 
 この展示室に入ってすぐにあるこの作品は、摩訶不思議な世界の最たるものでした。ヴァロットンがアングルの「トルコ風呂」に感動して描いたという解説がありました。アングルの作品は風呂の熱気、湧きたつ色気で風呂の中にいるような気分ですが、こちらは「風呂」というよりプールにいるよな冷たさ、描かれている女性も色気というか現実感がないです。 例えていうなら近寄りがたいけなぜか気になる人に魅かれるような気分の作品でした。

 印象派絵画を見て色彩の妙を、浮世絵を見て人々の営みに感動することは多いです。
 一見不穏で好き嫌いは分かれるかもしれませんが、ぞくぞくする快感があった展覧会でした。印象派絵画の展覧会とは違った感動を得ることがうけあいです。ではまた!!

アングルの「トルコ風呂」(こちら

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