神田の建築物 前編

 神田界隈も再開発で近代的なビジネスビル・タワーマンションが軒を連ねておりますが、一方で昔の建築物も現役です。
 そこで2回に亘り私がお勧めする建築物を紹介します。

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 神田佐久間町にある、昭和2年に建てられた文唱堂印刷株式会社の倉庫です。

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 このブログでは戦災を乗り越えたお堂、社殿、ご神木を紹介しておりますが、「強運」にあやかれるからです。
 この倉庫も同様、戦災を乗り越えた「強運」があります。

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神田の街は、古い建物が多く、夕暮れ時はノスタルジックな気分になり、しばし慌ただしい日常を忘れさせてくれます。
特にそういう気分になるのが、マチエキュート万世橋です。

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 明治45年に完成した赤レンガ造りの万世橋高架橋をリノベーションしたこの施設は、すぐそこに秋葉原があることがウソのような落ち着きがあります。

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 今は大宮にある鉄道博物館は私が子供の頃はここにありました。ノスタルジックになるのは楽しい思い出もあるからです。鉄道博物館の後は東京駅でブルートレインを見るのが定番でした。 

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 旧万世橋駅の遺構です。夕暮れ時の誰もいない空間は、このまま子供時代にタイムスリップしそうな不思議な雰囲気でした。

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 旧万世橋駅のホームは展望デッキで目の前を中央線が通過していくので、鉄道好きなお子さんがいる方にお勧めです。
 次回は神保町界隈の建築物を紹介します。 
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ジェームス・アンソール 陰謀

 平穏な日常のすばらしさを感じつつも、「不安」は湧き出るものです。不安から逃げる方法はいろいろありますが、気の持ちようでいくらかは和らぐそうです

そこで今回はジェームス・アンソールの「陰謀」を紹介します。

陰謀

 仮面をつけた人々の姿に不穏な気分になります。
 不穏なタイトルな作品ですが、滑稽に見える作品です。左端は病弱なスネ夫、右端の黄色い帽子をかぶった人物のありえないしゃくれた顔は特に滑稽です。鮮やかな色彩がおしゃれですね。

 また、右端の冷静に滑稽な人々を見つめる人物にも注目です。 頭に浮かぶ「不安」というものは、(ただし経験上、目の前で現実に起きている場合は別ですが)、冷静に見つめると滑稽だったりします。
 「不安」というものを冷静に見つめることで、また、できるだけポジティブに置き換えることで和らげることができるということをこの作品から感じました。

講安寺と心城院 文京区湯島

5月3日に文京区湯島にある講安寺と心城院をお参りしました。
まずは講安寺です。

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簡素ながらも堂々とした黒い門が印象的です。白い本堂との対比が美しいです。

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本堂と庫裡は、土蔵造りという防火建築様式を残しております。

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都内に江戸時代の木造建築は多数あっても、土蔵造りの建築物はこのお寺のみです。本堂も一見簡素ですが気高さを感じます。

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 次にお参りした心城院は湯島天神のいわばふもとにあり、講安寺から心城院の道中は本郷台地の端をなぞるような道筋です。
 天を祀っていることから湯島聖天とも称されています。

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 このお寺の名物 「柳の井戸」です。江戸を代表する名水であり、美髪の御利益があります。
 御朱印は2種類ありますが、読経中のため後日改めていただくことにしました。 

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 今回紹介したお寺の近くには不忍の池があります。新緑がさわやかでした。後日、不忍の池周辺の寺社をお参りしたので紹介します。

湯島周辺の寺社の記事もどうぞ!
湯島天神
 霊雲寺
麟祥院

相笠昌義 四季電車図

 日々の暮らしは大変ですが、愛おしと思う今日この頃なので、今回紹介する作品は相笠昌義の「四季電車図」です。

四季電車図

 日本人洋画家の重鎮、相笠昌義氏は都会の日常的な風景を描くことで有名です。これは銀座の彩鳳堂画廊で2012年の11月に行われた展覧会に展示されていた作品です。(この時の記事はこちら
  
 課を異動して2か月。昨年度は上司との仲がこじれて不穏かつ不安な日々でした。
 部は一緒だから憎い上司とは顔を合わせるため不快なことを思い出すことはあるものの、今は心の平穏を取り戻し、平穏な日常のすばらしさを感じています。
 そのせいか、「幸せ」とは平穏な日常の積み重ねであると思うようになりました。相笠昌義氏の作品は平穏な日常のすばらしさを強く語りかけてきます。

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