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郷さくら美術館東京

 6月10日に中目黒にある郷さくら美術館東京で開催中の「夏のかほり」展に行きました。
 この美術館は現代日本画を専門とした美術館で、夏に鑑賞するのにもってこいな特に涼し気な作品を紹介します。

2017年06月10日21時36分28秒0001

 左は齋藤満栄の「金魚」という作品です。この日は気温が30度を超えましたがこの作品のおかげで火照った体が冷めました。
 右上の作品は濱田昇児の「湖畔」という作品です。翠の美しさに心が清らかになります。そして右下の作品は佐藤晨の「朝の雫」です。蜘蛛の糸の透明感と虹が幻想的です。一雨あった後の涼しさが伝わるような作品でした。

 この3作品以外にも、那波多目功一の「さざ波」という静寂と余韻の調和が美しい作品もお勧めですが、一番お勧めしたいのは
田中隆の「木津夕景」です。
 夕暮れ時は空の色が刻々と変わっていきますが、空一面がほんのりとした紅色になる瞬間を描いた作品です。印象派絵画に劣らない美しさがありました。絵葉書がなかったのでスキャンして紹介できないのが残念です。
 実は、今回紹介した画家はこの日始めて知りました。展覧会の情報をつかみ次第鑑賞しに行きたいものです。

 暑い季節が到来したのでこの展覧会は涼むのにもってこいです。駅から歩いて5分というアクセスの良さもよいです。是非お出かけください。

平田神社 渋谷区代々木

 今回は珍しい御朱印を紹介します。紹介する神社は「平田神社」です。
 この神社は明治神宮の西参道から歩いて15分の場所にあり、最寄駅は小田急線の参宮橋または山手線の代々木駅になります。

 平田神社1

 住宅街の一角に鎮座してる江戸時代の宗教家平田篤胤を祀る神社です。平田篤胤を調べれば調べるほど、知の巨人という言葉が似合う人物であることが分かります。仏教・儒教・道教・蘭学・キリスト教、西洋医学、ラテン語、暦学・易学・軍学に精通していたそうです。

平田神社2

 こじんまりとした神社で、狛犬様はいらっしゃりませんが、常人離れした学識をもつ人物を祀っているので御利益は凄そうです。

平田神社3

 御朱印です。平田篤胤は漢字が日本に伝わる前に存在したといわれる神代文字を研究していたので、神代文字で「平田神社」と書かれています。ちなみにこの御朱印は書置きですが、通常の「平田神社」と書かれた御朱印もあります。

 神代文字の存在は反対意見もあるようですが、大陸から伝わった文化に駆逐された日本固有の文化は存在してもおかしくないかもしれません。
 また、私は御朱印は手軽に手に入れることと鑑賞することができるアートでもあると思っているます。この御朱印のデザインは呪術的な妖しさがクールなので気に入っております。

神田の建築物 後編

 神田の街を歩いていると古いからダメ、新しいから良いという考えは実は誤りであることを認識します。
なぜなら、今なお現役の建築物が多いからです。
 まず最初に紹介するのは神田和泉町の「和泉町ポンプ所」です。

IMG_1892.jpg

 大正11年に竣工したポンプ所で今なお現役です。関東大震災も乗り越えた奇跡の建物です。

IMG_1847.jpg

 続いては昭和6年に建築された、国登録有形文化財の松本家住宅です。神田多町にある元青果物問屋の店舗兼住宅です。

IMG_1848.jpg

 私が子供の頃はこのような木造建築が近所の商店街にあったのでとても親しみがわきます。
 ビルに囲まれたこの建築物は、確か「小さなお家」という絵本に出てくるお家のようです。

IMG_1861.jpg

 神保町にある旧相互無尽会社です。昭和5年に竣工しました。今もテナントが入居しております。
 神保町は古本の街。町の景観維持のためにも残っていてほしいものです。

IMG_1862.jpg

 神保町にある近代建築で最も有名なものは、国の有形文化財である学士会館です。
 昭和初期の最新の建築技術を駆使したこの建物はまだまだ現役です。 

IMG_1865.jpg

 最後に博報堂の旧本館です。
 この一帯は学士会館の他、共立講堂と歴史的建造物も多いこともあって再開発の際、旧本館を復元したものです。
丸の内界隈でも見られる例ですが、街の記憶を後世に残すためにも良い試みだと思います。

※ 
・このブログでは神田教会(こちら)、ニコライ堂(こちら)も紹介しております。
・今回紹介した学士会館の正面に小学館本社があります。建て替え前に話題になった漫画家による寄せ書きの記事もどうぞ
   (こちら

ポール・デルヴォ― トンネル

夕暮から夜にかけての万世橋の風景は、ポール・デルヴォ―の作品ようなので、「トンネル」という作品を紹介します。

トンネル

 
 ポール・デルヴォ―の作品といえば鉄道と古い建築物なので、夕暮から夜にかけての万世橋の風景を連想します。

 この作品は2012年に府中市立美術館で開催された「ポール・デルヴォ― 夢をめぐる旅」で見ました。
 エンヤの音楽が流れてきそうな、心の中の永遠を閉じ込めた幻想的な作品です。小学生から大人になるまでに出会った女性達と夢の中で再開したような気分になり、ちょっと懐かしくも切なくなる作品です。

 夢は不思議なもので、風景を変えて同じようなものを繰り返してみることがあります。デルヴォ―の場合は、この作品のような風景な夢をよく見ていたのかもしれないです。
 自分の場合はなぜか大学に入学し直すという夢をよく見ます。(夢の中の自分は会社辞めてくるの忘れたとか、かみさん置いてきちゃったとか、30代だからサークル入ったら浮くな、、、とか妙に現実的なことを考えています)

このブログでは、姫路市立美術館が所蔵している「海は近い」を紹介しています(こちら

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