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総禅寺と妙行寺

 前回、染井霊園の駒込側にある神社と名所を紹介したので、今回は染井霊園の巣鴨側にあるお寺を紹介します。
 
 まずは総禅寺です。
 
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 1624年に創建され、徳川綱吉に赤門を許可されたお寺です。この赤門はシンプルで質実剛健な趣です。
 なお、染井霊園と周辺のお寺には著名人のお墓が多いですが、このお寺は手塚治虫のお墓があることで知られています。


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 次に妙行寺です。
 真ん中の円柱はウナギ屋によるウナギの供養塔で、多宝塔にいらっしゃる観音菩薩様は高村光雲師の作です。

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 日蓮宗のお寺なので日蓮上人の像があります。巣鴨といえばとげぬき地蔵で有名ですが、この2寺と妙行寺の隣にある江戸三大閻魔で有名な善養寺も注目です。

御首題

 御首題はお寺によってさまざまな印が押されており、妙行寺は四谷怪談で有名なお岩様のお墓で有名です。お岩様の実家である田宮家の家紋は陰陽勾玉巴なのでこの家紋が押されています。

 染井2

最後に、染井霊園の桜です。撮影したのは2013年の3月下旬です。桜の開花が楽しみですね。




モロー  一角獣

 新年度が近づき、気がそぞろなサラリーマンも多いと思われます。かくいう私もその一人。
 昨年度の最悪な上司による最低な日々が祟って昇進を逃したのでムカつく一方で、ムカつくよりも正しく生きることを考えるべきと思うこの頃です。美少女を描いた作品を紹介していますが、今回はモローの作品を2点紹介します。

一角獣


ギュスターヴ・モロー オルフェウス 一角獣


 一角獣は獰猛ですが清らかな乙女の前ではおとなしくなります。これらの作品の言わんとしていることは調和です。
 いずれも10年以上前に渋谷のBunkamuraで見たものです。私は下段の作品は美しいものに囲まれているので好きです。清楚な美少女は心が洗われますが、モローが描く神秘的な乙女は別の世界に連れていってくれるところが良いです。

 さて、美少女=乙女は清らかなものすなわち善・良心の象徴ともいえます。
 冒頭でいったムカつく気持ちは獰猛、正しく生きることは清らかさと言えます。
 獰猛な気持ちは活力にもなります。清らかだけでは足元をすくわれます。一見相反する気持ちをうまく調和させることが大切なのだ最近思うようになりました。そんな心境に合うのがこの2作品だと思い今回紹介しました。

大國神社と旧丹羽家住宅蔵

 桜開花まで一か月を切りました。そこでソメイヨシノ発祥の地である駒込にある大國神社とその近所にある旧丹羽家住宅蔵を紹介します。

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 大國神社は駒込駅前にあります。

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 宮司の先祖が1783年に栃木県から現住地に移転した際に創建。1879年に神社となりました。徳川家斉が参拝し後に将軍になったことから出世大黒とも呼ばれています。

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 この神社から染井霊園にいく道中にある「門と蔵のある広場」にある旧丹羽家の門です。
 正確な建築年代は不明ですが、修理の記録等から江戸時代後期に建てられたものと推定されてるそうです。

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 蔵です。江戸時代から明治後期まで染井を代表する植木職人として活躍した丹羽家の八代目茂右衛門が、昭和11年に木造土蔵造りだった蔵を鉄筋コンクリート造りに建て直したものです。

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 平成19年12月に国の登録有形文化財建造物として登録されています。この地は植木職人が多く住み、江戸の町に緑を供給していました。この建物はそんな地域の歴史を今に残すお宝です。
 桜の名所は数多くありますが、染井霊園はソメイヨシノ発祥の地にあること、霊園なので花見客がいないこと、周辺に高層マンションもないので春空と桜の花が存分に楽しめるのでお勧めします。その際はこの公園と神社もお立ち寄りください。

フェルナン・クノップフ ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像

 先日、「絵画史上、最強の美少女」と呼ばれる作品を紹介しましたが。
 ルノアールの素晴らしさはいうまでもありませんが、フェルナン・クノップフも刮目です。紹介する作品は「ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像」です。

ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像

 現実と夢が入り乱れたような、儚げながらも凛とした作品が多いフェルナン・クノップスですが、肖像画も多く手掛けています。

 靄に蔽われた森を歩いていたら、天使が静かに現れたといいたくなる作品です。
 このヴァン・デル・ヘクト嬢はうつろに見えますが、シャイな女の子なのかもしれないです。

 学生のころ、児童文化研究会というサークルで紙芝居を見せる活動を、社会人になってからは養護施設にいる子どもの世話をするボランティアをしていました。
 子どもに「こんにちわ~」と声を掛けると元気に返す子どもがいる一方で、隠れるようなシャイな子供もいます。友人の子供に話しかけたら、親の後ろに逃げられたことがある方もいらっしゃると思います。 
 フェルナン・クノップフは子供のそんなシャイなところを上手く描いたのかもしれないです。この少女は絵を描き終わるや否や親のところに駆けていってそうです。
 美少女を描いた作品は数多くあるので、しばらくの間続きます。ではまた!

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