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牡丹住吉神社と佐賀稲荷神社

 7月から千葉ニュータウンにある部署に異動します。そのため今までのように仕事が早く終わった際に寺社を巡ったり美術館に行ったりは難しくなるのがちょっと残念です。勤時間は1時間半かかりますが、確実に座れるのが救いです。

 しばらくの間、寺社ネタは日が明るいうちに帰宅できた際にお参りした神社を紹介していきます。
 まずは江東区の門前仲町駅周辺にある牡丹住吉神社と佐賀稲荷神社です。

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 門前仲町駅から見て木場方面の江東区牡丹にあります。

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 享保4年に当地周辺が佃島の漁民の網干場となったことから、佃島住吉神社の分祀として創建されたとのことです。

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 白い玉砂利が印象的な境内です。

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 佐賀稲荷神社は、江東区佐賀にあり寛永7年に創建したとのことです。

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 境内です。学生の頃、大学が休みの時は警備員のアルバイトをしており事務所がこの神社の近辺にありました。
 門前仲町は富岡八幡や昔ながらの居酒屋が多い牡丹住吉神社周辺が注目されますが、個人的には佐賀稲荷周辺に愛着があります。

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 最後に佐賀稲荷神社近くに架かる墨田川大橋から見た風景です。アーチが美しい清州橋です。墨田川大橋からはアーチとスカイツリーの両方を愛でることができます。

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 永代橋です。このタワーマンションは私が高校生の頃つまりバブルの頃完成したものです。正直なところタワーマンション自体は見て美しいと思うことはありませんが、永代橋から見るこのリバーシティ21の均整美はお勧めしたい下町の風景です。
 
 江東区にある会社の拠点は実は来年閉鎖。そして私は異動。思い出深い江東区から離れるのもかなり残念ではありますが、案外新しい部署に行く道中の足立区、葛飾区、市川市にあるまだ見ぬ寺社との出会いがあるかもしれません。
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ピエール・ボナール 夏、ダンス

 今回は東京都美術館で開催中の「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」に展示されていたピエール・ボナールの「夏、ダンス」を紹介します。

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 夏は日が長く、早く仕事が終わった時に街を歩くと学童・保育園帰りの親子をよく見かけます。また日が長いから公園では元気に遊ぶ子供達の姿も見ます。その風景は安堵と幸福を感じます。  
 
踊るように走り回る少女、作業を終えて帰宅する農夫・母子、自宅でくつろぐ少女の姿は先ほどの風景を連想し、安堵と幸福を感じるのでこの作品を紹介しました。

 上野での 「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」は間もなく閉幕しますが、この作品こそ一番お勧めしたいです。

モネ 「散歩、日傘をさす女性」と「戸外の人物習作(右向きの日傘の女)」

 夏の必需品といえば日傘です。
 そこで今回紹介するのはモネの「散歩、日傘をさす女性」(上段)と「戸外の人物習作(右向きの日傘の女)」(下段)です。

2014年05月19日21時53分28秒0001
 
 モネの傑作は数多くありますが、私が考える最高傑作はこの作品だと思います。2011年?の夏に国立新美術館で開催された「ワシントンナショナルギャラリー展」でこの作品を観ました。
 愛しい人がどこかに手の届かないところに行ってしまいそうな気分になり切なくもなりますが、神々しさに拝みたくなる作品です。

日傘を差す女

 初夏の日差しと女性が一体化し真珠のように輝く美しい作品です。「散歩、日傘をさす女性」の次に好きな作品です。
 風は右側から吹いてますが、左側の雲は左方向に女性を包むような形をしています。この左右に渦巻く光の流れは陰陽対極図のようです。また、天に昇る龍のようにも見えます。モネは浮世絵が好きだったので、意外と東洋的な世界観を知っていたのかもしれないです。

 さて、モネといえば光です。
 20世紀初頭に光は波であり粒子であることが証明されたそうですが、19世紀末にモネはこのことを知っていたのではないでしょうか?この2作品は光の粒子が目に飛び込み、光の波にさらわれそうな気分がします。

鉄道博物館

 5月4日に大宮にある鉄道博物館に行きました。
 私にとって思い出深い車両のみを紹介します。

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 まずはEF58です。小学生の頃、EF58のNゲージを持ってました。また低学年の頃、山手貨物線で荷物列車を牽引しているのをよく見ました、同じ頃、上野駅でEF58+10系客車+12系の急行列車(津軽か八甲田)を見て編成美をかっこいいと思ったことがあります。

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 ED75です。福島に住んでいたのでこの機関車が重連で貨物列車を牽引しているのもよく見ましたし、低学年の頃、ED75が牽引する旧型客車に何回か乗ったことがあります。

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 ボンネットの485系、181系そして455系です。東北新幹線開業前の上野駅を思い出します。小学校3年まではこんな風景が見れました。

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 祖母の家に行く際よく乗った特急はひばり号です。小学校1年の頃までは食堂車も連結していた気がします。

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 JNRのエンブレムが凛々しい、、、、、

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 昔の特急電車には自販機がなく代わりにあったのが冷水器です。

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 455系です。急行「まつしま」は新幹線が開業した後も運行されており、この列車で祖母の家に行くこともありました。
 
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 200系です。福島にある大学に進学したので帰省・就職活動でこの車両によく乗りました。学生で金がないので大宮まで新幹線、大宮からは埼京線で帰省しました。このルート、実は東北から新宿方面に向かう場合は乗り合わせによっては到着時間がちょっと遅い程度です。

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 最後に私が感動したのは455系更新車です。この車両で大学と福島市内を何度往復したことか分かりません。
 この車両は私の青春の象徴の一つといっても過言ではなく、懐かしくてFACEBOOKに投稿したら学生時代の友人達から「いいね」をたくさんもらいました。
 
 

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