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カジミール・マレーヴィチ 黒い十字架のあるシュプレマティスムのコンポジション

 ロシア絵画を紹介しましたが、ロシア・アヴァンギャルドを忘れてはいけません。そこで今回紹介する作品は「カジミール・マレーヴィチ」の「黒い十字架のあるシュプレマティスムのコンポジション」です。

黒い十字架のあるスプレマティズムのコンポジション

 カジミール・マレーヴィチは抽象性を徹底した絵画「シュプレマティスム」を提唱し、その作品群は抽象絵画の到達点ともいわれ、のしのロシア・アヴァンギャルドに大きな影響を与えました。この作品も渋谷の文化村の展覧会で見ました。

 科学者が物事と単純化してこの世界の理を追求しますが、画家もしかりで抽象絵画はこの世界の理を単純化して表現していると思います。単純化しているのでいろいろな解釈ができそうです。
 
 白がパン、赤がワインだとしたら、これは聖書の教えを説いているといえますし、黒は台地、赤は太陽、白は雪ということで、広大なロシアの平原を表しているともいえそうですし、赤軍ということで共産党、黒は労働者、白は白軍ということでブルジョワジーを表して共産党の勝利を表しているともいえるでしょう。
 魅惑的な作品の多いロシア絵画。私は毎年のように作品が来日してくれてもよいと思っています。
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渋谷のお稲荷様

 12月16日にBunkamuraザ・ミュージアムに行った際に近辺にあるお稲荷様をお参りしました。
 3社お参りしましたが、それぞれが渋谷の街を象徴しておりました。

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 まずは道玄坂にある千代田稲荷神社です。この神社は渋谷の猥雑さを象徴する場所にあります。
 例によって太田道灌が江戸城築城の時に創建、徳川家康入城後、今の宮益坂辺りに遷座した際に千代田稲荷と称したそうです。 関東大震災によりこの地に遷座しました。

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 末社の中川稲荷神社です。
 さて、この神社は都内屈指のラブホ街である道玄坂にあります。またここは繁華街のため猥雑な場所です。道路一本隔てて高級住宅街という渋谷というよりなんでもありな東京を象徴してる地区です。
 
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 松涛にある大山稲荷神社です。由緒は不明とのことです。
 先ほどの神社から見て歩いて3分。高級住宅街でもある渋谷を象徴するような上品なお稲荷様でした。

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 神南にある北谷稲荷神社です。1469~1487年頃創建された神社です。
 特徴的な鳥居は「日月鳥居」という大変珍しい形式です。近辺には代々木体育館があり、原宿駅から歩いたほうが近い場所にあり、竹下通りは神域です。

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 この神社は最先端の文化を発信する街、渋谷を象徴しています。平成9年にオフィスビルと一体で造営された社殿は、優美な曲線を描く近代的・先端的な意匠です。
 ここ最近千葉ニュータウン周辺の神社をお参りしては古くからの信仰が残っていて素晴らしいといいましたが、地域の発展・特性に合わせて進化した神社もまた良しです。
 渋谷の神社といえば金王八幡神社ですが、この3社巡りもお勧めです。 
  

イヴァン・エンドグロフ 春の訪れ

 19日に小石川植物園に行ったら満開ではありませんが梅が咲いてました。今年は開花が早きいのでしょうか?
 とはいえ寒い日は続き春が待ち遠しいので、今回紹介する作品はイヴァン・エンドグロフの「春の訪れ」です。

イヴァン・エンドグロフ 春の訪れ

 イヴァン・エンドグロフについてググって見ましたが、情報があまりなく2007年に都立美術館で開催されたロシア絵画の展覧会に出展されていたということ以外分かりませんでした。おそらくイリヤ・レーピンとイワン・クラムスコイと同時代の画家と思われます。
 
 雪解け水は春の訪れを告げます。水はあらゆる生命の源です。雪解け水は春に芽吹く生命の源です。静謐さが芽吹きの時期をじっと待つ待つ生命達のようです。

 広大な静謐感が印象的でこの作品はロシア絵画の底力を感じます。長い冬が続くロシア人は春を待ち遠しく思う気持ちが強いせいか、風景画は春の訪れを描いた作品に傑作が多いようです。

※ 「何という広がりだ!」を文化村で見たと前回の記事で言いましたが、記憶違いで2007年の都立美術館での同展覧会でした

中原八幡神社と福森稲荷神社

 職場が千葉ニュータウンなので、通勤の際は葛飾区を通過することから、葛飾区内の寺社にも興味があります。
 そこで今回は京成線の青砥駅近くの神社を紹介します。

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 まずは中原八幡神社です。 江戸時代初期に開墾により成立した中原村の鎮守として創建されました。

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 お参りしたのは12月中旬。時刻は休日途中に立ち寄った9時半頃です。
 曇りだったのが残念です。晴れていたら銀杏の紅葉、鳥居手前の緑、拝殿の朱がラスタカラーのようにうまく調和していたはずです。
 
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 柴又八幡神社の記事で言及した石祠です。この神社にもありました。

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 先ほどの神社は青砥駅から見て柴又側にありますが、次に紹介する福森稲荷神社は上野側にあります。江戸時代の寛政の改革の頃創建されました。

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 今回のお参りの最大の収穫は、赤い糸で結ばれた仲睦まじい狛犬様です。

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 拝殿です。本殿を見下ろすような参道が特徴的ですが、中川の堤防脇に鎮座しているからです。
 いづれの神社も社務所はないので御朱印はおそらくないと思われます。
  
 今まで寺社巡りは都心部と23区西部が中心でした。一方、葛飾区は手薄でしたが機会が増えました。まだ見ぬ寺社が多い地区でよい寺社との出会いが期待できそうです。

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