FC2ブログ

芝稲荷巡り④ 芝東照宮と円山随身稲荷神社

 手前味噌ですが、このブログの寺社ネタの特徴は、本所・深川、神田、日本橋、上野・蔵前、湯島・本郷と下町・山手を代表する地域の街角にあるお稲荷様が多いことです。このシリーズは毎年街を変えて紹介してますが、今年は「芝」地域のお稲荷様を紹介します。

 「芝」は港区の赤坂・青山・麻布・六本木を除く地域を指しており、今まで紹介した港区の寺社のうち「芝」地区を含む記事はすで3つにあるので、稲荷巡りの④からスタートします。

 3月16日に芝東照宮界隈のお稲荷様を巡りました。

 IMG_3116.jpg

 東京タワーと彼岸桜です。春の訪れを感じた一日でした。

 IMG_3117.jpg

 狛犬様と東京タワーです。芝界隈の寺社巡りは東京タワーとの組み合わせが生み出す独特な風景を楽しめます。

 IMG_3112.jpg

 境内で咲いていた寒緋桜です。なぜ桜といえばソメイヨシノなのか?秋に咲く桜もあれば3月に桜もあるからバランスよく植えれば長く楽しめるのにと思う時があります。

 IMG_3110.jpg

 この神社は徳川家康公逝去の翌年に建立されました。なお、画像は徳川家光公が植えた銀杏です。

 IMG_3114.jpg
IMG_3113.jpg

 社殿です。旧社殿は国宝でしたが戦火で焼失。現社殿は昭和44年に再建されました。この界隈の寺社の建物は東京タワーより新しかったりします。 

 IMG_3108.jpg

 芝東照宮の左隣は都内最大級の芝丸山古墳です。この古墳に鎮座するのが円山随身稲荷神社です。

 IMG_3109.jpg

 増上寺の裏鬼門に鎮座しています。大都会にありながら古くからの聖地としての静寂さがあります。
 いままで都心のお稲荷様をいろいろ紹介しましたが、古墳の鎮座するお稲荷様はここだけです。いま時分が満開で芝公園に花見をする方、桜と東京タワーを撮りに行く方も多いと思いますが、古墳と桜を撮る見るのも一興です。次回は浜松町駅近辺のお稲荷様です。

※この記事もどうぞ!
「芝稲荷巡り① 烏森神社」カラフルな御朱印で有名(こちら
「芝稲荷巡り② 泉岳寺と高輪稲荷」一心同体の珍しお稲荷様を紹介(こちら
「芝稲荷巡り③ 金地院と幸稲荷」都内最古のお稲荷様を紹介(こちら
スポンサーサイト



歓喜院聖天堂② 埼玉県熊谷市

 歓喜院聖天堂は日光東照宮が建てられてから約100年後に建立され、江戸時代の寺社建築の最高峰とされています。
 絢爛豪華にして繊細な彫刻群はたゆまぬメンテナンスも必要です。お参りした2月26日はお堂正面から見て左および背面の高欄から下は修復中でした。なお、3月31日には完了するそうです。

左1030243

左1030273

左P1030247

 上の3つの画像は左側です。曇り空でしたが、晴天では絢爛豪華なお堂がまぶしくてじくっり見れなかったかもしれないです。
 
 裏1030262

裏1030250

P1030252.jpg

 お堂裏面です。このお堂が国宝に指定された理由は、江戸時代の寺社建築の最高峰である他、民衆の寄付で建立された、江戸時代の人々の善意、想いの結晶だからです。そのせいか、唐子、聖人、神獣、神々のお姿が穏やかに見えます。

 P1030258.jpg

 私が皆様に注目してほしい彫刻はお堂を支える猿達の健気な姿です。一生懸命さが愛くるしいですね。

P1030265.jpg

 また、お堂正面から見て右側の縁束にいらっしゃる龍は、このお堂に多くいらっしゃる龍の中で唯一宝珠をお持ちです。

P1030261.jpg

P1030254.jpg
 
 楽しく遊ぶ唐子達もいいです。

P1030264.jpg

P1030256.jpg
 
 右は西王母の彫刻です。左の普段は毘沙門天に踏まれている邪鬼が手招きして誘っている様がユーモラスです。
 
P1030260.jpg

 最後に鳳凰です。
 平日の午前中ということもあり参拝客はまばらだったので、絢爛豪華なお堂を独り占めできたことはとても幸運なひと時でした。皆様も是非是非お参りください。

生島浩 月隠り

 今回紹介するのは写実作家の大御所、生島浩の「月隠り」です。この作品はホキ美術館が所蔵する「5:55」(こちら)に次いで人気が高い作品です。

生島浩 月隠り

 フェルメールは手紙を書く女性を描いた作品が多いので、この作品はフェルメールを連想します。
 
 意味深なタイトルである「月隠り」は晦日のことです。暗めの部屋に明かりが差し込むさまは、晦日で暗い夜から月夜で明るくなり始める様です。

 西洋アンティークの秤、机、椅子そして典型的な日本人女性の組み合せに不思議な違和感を感じます。 また、女性は何を測ろうとしているのか?何を思って手紙を書くのか?心の動きが読みづらいところにも違和感を感じます。
 
 個人的には、月隠りは月の終わり、月の終わりの次は新しい月です。
 この女性ははかりかねることがありつつも、新たな一歩を踏み出そうとしている。カーテンの隙間から差す光がその一歩はよい結果をもたらすことを暗示していると解釈します。次回は生島浩と並び称される島村信之氏の作品です。

歓喜院聖天堂① 埼玉県熊谷市

 2月26日に埼玉県熊谷市にある歓喜院聖天堂をお参りしました。
 熊谷駅からバスで30分ですが、1時間に約4本のためアクセスがいいです。

P1030227.jpg

 国の指定文化財である貴惣門です。3つの屋根の破風よりなっており、この様式は日本には3棟現存するそうですが、規模の大きさ等ではこのお寺が一番大きいそうです。

P1030287.jpg

 このお寺は国宝である本殿の彫刻で有名ですが、貴惣門の彫刻の精緻なそして坂東武者のような勇壮な彫刻も素晴らしいです。

P1030286.jpg

 また、関東平野を貫く坂東太郎こと利根川の様に勇壮です。

P1030231.jpg

 国登録有形文化財の仁王門です。こちらの門は質実剛健なお姿です。

P1030232.jpg

 このお寺は狛犬様が多くいらっしゃります。仁王様と狛犬様のツーショットを初めて撮りました。

P1030284.jpg

 国宝の御本殿「歓喜院聖天堂」の正面です。

P1030237.jpg

 赤龍様と青龍様のパワーを頂戴できる有難い妻飾りです。

P1030274.jpg
P1030238.jpg

 鯉、鯱、玄武等、霊獣達が施されております。このお堂の拝殿だけでも見る価値があります。

P1030241.jpg

 渋い朱色が雅な奈良・京都のお寺とは違った美しさです。このお寺は鎌倉時代の初期に創建されましたが、御本堂は江戸時代中期に建てられたものです。

P1030288.jpg

 御朱印です。参道から本殿までで2社お参りしたような気分になるくらい見どころがあります。次回は国宝の彫刻群です。

 | HOME |  »

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
当ブログへようこそ!
当ブログではお勧めのアート、御朱印の情報を発信します。


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (220)
アメリカ (17)
イギリス (27)
イタリア (12)
オランダ (28)
オーストリア (7)
スイス (15)
スペイン (4)
ドイツ (8)
東欧 (6)
フランス (52)
ベルギー (27)
北欧 (7)
ロシア (10)
日本人画家 (160)
江戸 (19)
浮世絵 (37)
明治~昭和 (35)
現在美術 (15)
現代美術(洋画) (39)
現在美術(日本画) (15)
寺社巡り (315)
足立 (1)
荒川 (5)
板橋 (8)
江戸川 (1)
大田 (2)
葛飾 (4)
北 (11)
江東 (16)
渋谷 (12)
品川 (5)
新宿 (9)
杉並 (11)
墨田 (5)
世田谷 (8)
台東 (34)
中央 (17)
千代田 (17)
豊島 (21)
中野 (1)
練馬 (9)
文京 (33)
港 (25)
目黒 (3)
東京多摩地域 (13)
神奈川 (10)
千葉 (24)
埼玉 (7)
その他地域 (3)
名所・旧跡 (31)
庭園・公園 (5)
建物 (9)
博物館 (6)
動物園・水族館 (11)