fc2ブログ

芝稲荷巡り⑥ 赤羽橋周辺

 今回紹介するお稲荷様は、都営三田線の芝公園駅と大江戸線赤羽橋駅間に点在しており、神社ごとに異なるお稲荷様のお姿を楽しめました。
 
IMG_3099.jpg

 まずは蔵稲荷神社です。マンションの敷地内の築山の上に鎮座しております。
 由緒は不明ですが、このお稲荷様の近くに「浄土蔵」という建物があることが関係していると思われます。ちょこんとすました感じのかわいらしいお稲荷様でした。
 都心のお稲荷様は開発により無くなることもありますが、一方でビルのシンボル・守り神としてリニューアルされることもあります。

IMG_3102.jpg

 柳神社です。芝松本町の守護神として創建されました。こちらははっと振り向いた感じがかわいらしいお稲荷様です。この付近に大石内蔵助が隠れ住んでいたと云われています。

IMG_3103.jpg

 伏見三寳稲荷神社です。赤羽橋南交差点に面して鎮座しております。小林七兵衛という人物が近くの三宝稲荷を敷地内へと移して建立。以後移転を繰り返し、昭和60年に落ち着いたそうです。
 スレンダーなスーパーモデルのようなカッコよさが魅力のお稲荷様でした。

IMG_E3104.jpg

 この神社から虎ノ門方面に進み、古川という川を渡ると真正面に東京タワーが見えます。
 
IMG_3106.jpg

IMG_3107.jpg

 先ほどの場所から増上寺方面に向かう途中にある妙定院の境内にある浄土蔵(上段)と熊野堂(下段)です。
 1796年に建てられた2棟の蔵は国の登録有形文化財です。戦火を免れた建物はそれ自体が尊いものです。浄土蔵は弓道をする女子のような凛々しさを感じ、熊野堂は青年剣士のような凛々しさを感じました。
 芝界隈の寺社は東京タワーより新しい建物であることが多いので、これらのお堂は寺社巡りに古くからある建物がもつ有難さを尊さを感じたい方にはお勧めです。
 次回は芝大神宮周辺のお稲荷様を紹介します。

バーン=ジョーンズ 三美神

 三菱一号館美術館では、「ラファエル前派の軌跡展」が開催されているので、この展覧会で見た作品を紹介します。
 まずは、バーン=ジョーンズの「三美神」です。
 三美神
 
 三美神とはローマ神話に登場する女神で、それぞれ愛(amor)、慎み(castitas)、美(pulchritude)を司っており、
左端が「官能」、中央は「純潔」、右端が「美」を表し、女性の美しさはこの三つの調和であることを説いてるそうです。西洋絵画で良く描かれる主題で、このブログではルーベンスの「三美神」を紹介しています(こちら

 この作品の良いところはアスリートのように鍛え抜かれたボディーと健康的な色香です。私の母校は女子陸上が有名でしたが、この乙女達は陸上選手のようです。
 数ある作品の中で、この作品を紹介した理由は、この作品を見るのは2回目なので再会できて嬉しかったからです。いつ見たかは定かではありませんが、同じく三菱一号館美術館の展覧会で見た気がしています。
 次回もこの展覧会で見た作品です。 

芝稲荷巡り⑤ 浜松町駅周辺

 今でこそ東京23区ですが、戦前は35区ありました。
 戦後統廃合され、港区の場合は芝区、麻布区、赤坂区が合併して誕生しました。今回紹介しているのはかつて芝区だった地域です。
 さて、桜が散り、次は藤、菖蒲、牡丹の季節が到来です。そこでこれらの花を愛でつつも個性あふれるお稲荷様を楽しめる場所を紹介します。それはJR浜松町駅周辺です。

 まずは旧芝離宮恩賜庭園です。浜松町駅前といっても過言ではない場所にあります。

藤

 まずは藤です。藤は甘い香りがいいですね。なお、画像は2013年に撮ったものです。

ボタン

 牡丹です。華やいだ気分になるからいいです。

アヤメ

 菖蒲です。この庭園もビルに囲まれています。だからこそ植物がある空間が大切だと思っています。また、東京は案外緑が多いことを実感します。

 浜松町駅から見て海側が旧芝離宮恩賜庭園ですが、陸側にあるのが讃岐小白稲荷神社です。3つの個性があります。

IMG_3122.jpg

 まずは鳥居です。
 讃岐稲荷神社として寛永年間に四国高松藩松平家下屋敷内に創建、明治3年現在地に遷座、昭和12年近隣の小白稲荷神社を合祀したので鳥居が2基あります。

 IMG_3125.jpg

 個性的なことその2は狛犬様です。
 この神社にも通常の?狛犬様はおられますが、獅子そのもののお姿をした狛犬様もおられます。

 IMG_3124.jpg

 個性的なことその3はお穴です。都心部のお稲荷様には珍しいです。

 IMG_3123.jpg

 社殿です。街角のお稲荷様巡りを皆様にお勧めしたいのは、多様なお姿を楽しめるからです。

 IMG_3120.jpg

 讃岐小白稲荷神社から歩いて1分もかからない場所にあるのが次郎左衛門稲荷です。由緒は不明ですが綺麗に整備されています。
 街角のお稲荷様をお勧めしたい理由はさらに2つあり、一つは地域に大切にされている=よいオーラを感じ津る=御利益があるからです。(逆にないがしろにされている場合もありますが、なんか変な感じなため紹介しません。)、二つは街角のお稲荷様は江戸時代から、また太田道灌の江戸築城の頃から続く東京の移り変わりを見守り続けてきた守り神でもあるからです。
 次回は赤羽橋周辺です。

島村信之 「エンジの衣装」と「日差し」

 島村信之は写実作家の中心的存在で、明るい光に包まれた美人画が多いです。今回は現在ホキ美術館中の「人・ひと・人 —人って面白い—」に出展されていた2作品を紹介します。 

エンジの衣装

 まずは「エンジの衣装」です。
 2011年に紹介した「眺め」と「小憩」は若い女性が持つ美しさを描いた作品だとしたら、こちらは大人の女性が持つ包容力がありかつ熟成された色香がたまらなく美しいです。

 島村信之 日差し

 くつろぐ姿が美しく、見ていて照れてしましました。旅先のホテルに着いてまずはベッドで横になってリラックスをしているようにも見えます。島村信之の作品の魅力は恋人ととの幸せなひと時のような気分になることです。
 美人画つながりで次回は三菱一号館美術館で開催中のラファエル前派の展覧会で見た作品を紹介します。

«  | HOME | 

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
絵画と東京近郊の寺社情報を発信します。
twitter @5dama2tonもよろしく!


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (265)
アメリカ (23)
イギリス (29)
イタリア (12)
ウクライナ (7)
オランダ (32)
オーストリア (11)
スイス (20)
スペイン (7)
ドイツ (11)
東欧 (10)
フランス (59)
ベルギー (31)
北欧 (8)
ロシア (5)
日本人画家 (221)
江戸以前 (5)
江戸 (23)
浮世絵 (44)
明治~昭和 (46)
現在美術 (33)
現代美術(洋画) (46)
現在美術(日本画) (24)
寺社巡り (440)
足立 (9)
荒川 (16)
板橋 (17)
江戸川 (1)
大田 (5)
葛飾 (7)
北 (27)
江東 (16)
渋谷 (12)
品川 (7)
新宿 (11)
杉並 (11)
墨田 (5)
世田谷 (14)
台東 (44)
中央 (17)
千代田 (18)
豊島 (26)
中野 (1)
練馬 (11)
文京 (40)
港 (30)
目黒 (5)
東京多摩地域 (17)
神奈川 (14)
千葉 (41)
埼玉 (9)
その他地域 (9)
名所・旧跡 (66)
庭園・公園 (9)
建物 (20)
博物館 (16)
動物園・水族館 (21)