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曾我蕭白 群仙図屏風

 高校生の頃、P-FUNKにハマりました。「One nation under the groove」と「Up for the down sroke」を最近また聴くようになりました。
 P-FUNKの奇想な舞台衣装(女装、おしめ姿etc)、世界観はさることながら超一流のプレイヤーを抱える音楽集団の作品は今聴いてもカッコいいです。特にブッチー・コリンズの奥行きがあり余韻が心揺さぶるベースは最高です。
 そこで今回紹介する作品は今回は曾我蕭白の「群仙図屏風」です

群仙図屏風(右隻)

群仙図屏風(左隻)

 曾我蕭白の超一流の画力と奇想な世界観は、P-FUNKに通じるものがあるので紹介しました。 
 
 右隻(上の画像)右端から順に、袋に薬草らしき枝を入れた医師董奉、簫を吹く簫史、八仙の一人李鉄拐と呂洞賓。左隻(下の画像)には、子供を連れた林和靖、水盤から魚を取り出す左慈、美人に耳垢を取らせる蝦蟇仙人、最後に彼らを虚ろな表情で眺めている西王母が描かれてます。

 いづれも伝説の仙人達ですが、、、はっきり言って笑ってしまうぐらい醜いです。しかし、仙人というのは怪しくそしてたぶんこ汚い風貌をしているはずです。
 古来「醜」には力強いという意味があり、異形の者には特別な力があるとされてました。一見吉祥を感じることが難しそうですが、力強い者たちに守られていると思うとありがたさを感じます。

このブログで紹介している他の作品もどうぞ!
「唐獅子図」
「獅子虎図屏風」
「美人図」
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青山寺社巡り

 7月14日に港区の地下鉄表参道駅周辺の寺社をお参りしました。
 職場が千葉ニュータウンという生活が始まり1年が経ちました。この状況はまだ続きます。普段は片田舎にいるのでその反動で都内のキラキラした場所に行きたくなります。今年になってから港区界隈の寺社ネタが増えたのはそういう理由です。(もっとも港区は台東区・文京区に次いで寺社の数が多い地域でもあります)

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 まずは表参道の交差点にある秋葉神社です。
1827年に青山善光寺の境内鎮守として創建されました。青山の鎮守として火防神として尊崇されています。この神社の近くにある山陽堂書店は幸いにも空襲の被害が少なく、今なお当時の建物が残っているから御利益は凄そうです。

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 この神社から見て赤坂方面にある善光寺です。長野にある善光寺の江戸における拠点です。
 1558年に谷中に創建され、1795年に当地へ移転しました。

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 この仁王門は和40年代に再建されたものです。手前の草鞋の由来はわからずじまいでした。

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 仁王様の裏手に風神・雷神様がいらっしゃいます。

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 仁王門の天井絵です。オシャレな街並みに合った綺麗な意匠です。

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 鐘楼です。こちらもスタイリッシュです。

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 仁王門と鐘楼がラルフローレンのように優雅ですが、本堂はブルックスブラザーズのように重厚です。
 青山はブランドの旗艦店が立ち並び、お寺というトラッドな場所なのでトラッド系のブランドで例えてみました。いづれのブランドもこのお寺から歩いて10分以内の場所に旗艦店があります。
なお、長野の善光寺同様、胎内めぐりができるとのことです。

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 地下鉄の表参道駅から根津美術館へ行く途中にある大松稲荷神社です。

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 創建年代は不明ですが、かつてこの地に巨大な松が生えており、この神社はその松の切株の上に建てられました。
 この界隈は凝った意匠の建物が多いので建物散策がてらに、またショッピングの際にお参りするといいと思います。

喜多川歌麿 歌撰恋之部 稀ニ逢恋

 職場は千葉ニュウータウンと遠く、通勤時間は1時間半。移動時間の大半を占める北総線車内でYOUTUBEを楽しんでます。
 主にコメディー系の動画とVocaloidの動画を見てます。以前、初音ミクの「Hand in hadnd」は励まされるので良い曲だといいましたが、最近は励まし系のものより女の子の恋心を歌う曲が多いです。そこで今回紹介する作品は喜多川歌麿の「歌撰恋之部 稀ニ逢恋」です。

歌撰恋之部 稀ニ逢恋

 この作品は、武家の娘さんが片思いしてていて、その人はたまにしか会えないので愛しくて恋しくてたまらない様を描いた一品です。あどけない表情もさることながら、手を袖の中に隠して手がわずかに覗かせているところが「萌え」ときます。
 
 女の子の恋心を描いた作品は数多くありますが、人を好きになるというとてもポジティブな感情は見ていて幸せになります。また恋する乙女はかわいいです。これもまた幸せな気分になります。
 さて、Vocaloidの女の子の恋心を歌う曲は特にかわいらしく演出されているので、会社帰りのクサクサした気分を和らげてくれます。「メランコリック」と「どりーみんチュチュ」は素晴らしいですよ。

 四捨五入すれば50のおっさんが美少女キャラにうつつを抜かすとは!と思われるかもしれませんが、一方でShow-ya(どう考えても、今のほうがカッコいい)も聴くし、時期的にマキシムザホルモンの「恋のメガラバ」も好んで聴いてます。次回は最近再び聴くようになった超大物のアーティスト集団を連想する絵画です。

乃木神社 港区赤坂

 6月29日に国立新美術館に行ったあと、乃木神社をお参りしました。

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 この神社は乃木将軍の邸宅だった場所にあります。軍人として最高の地位にいた人物の邸宅なので例えば岩崎邸とか前田伯爵邸のような建物かと思いきや、黒塗りで板張りの質素なものでしたが、逆に威厳を感じます。だからこそ過酷な旅順要塞の戦線を維持できたのかもしれないですね。

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 馬小屋です。煉瓦造り、日本瓦葺きの平屋建てです。最新鋭の高層建築が立ち並ぶ赤坂・六本木界隈ですが時間が止まったような不思議な場所でした。

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 一の鳥居です。びっしと敬礼したような礼儀正しくも勇壮な衛兵のような狛犬様です。
 さて、私がはまっている漫画「昭和天皇物語」にも乃木将軍は登場します。殉死直前の昭和天皇とのやり取りは前半のハイライトといえます。

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 ニの鳥居です。この日は夏越の大祓の前日なので茅の輪がありました。このブログを初めて初の茅の輪です。 こちらも衛兵のような狛犬様です。
 画像に映っている木枠は、境内社であり現在改装中の赤坂王子稲荷神社を覆うものです。王子稲荷に遷座中とのことです。 
 
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 社殿です。この日は結婚式が行われていました。茅の輪・結婚式と縁起の良いものが二つもあったので御利益があった気分です。
 このブログでは同じく日露戦争の英雄である東郷平八郎を祀った東郷神社も紹介しています(こちら
 
 さて、この神社に行ったので改めて「坂の上の雲」を読み直しました。この小説はあくまでもエンターテインメントであり史実と異なる箇所もあるだろうということは承知ですが、すごい過酷な戦線を維持し続けたのは事実なのだから乃木将軍を責めすぎだと思いました。

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