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相笠昌義 団地風景

 夏休みが終わり、通勤電車は学生達が戻りいつもの混雑です。日常が戻りました。そこで今回紹介する作品は相笠昌義の「団地風景」です。

2014年01月20日22時12分08秒0001

 千葉ニュータウンという団地に職場があるのでこの作品は私の日常そのものです。(ちなみに千葉ニュータウンは地盤の硬さから金融機関の電算センターも多いです)
 現在の日本洋画界の重鎮である相笠昌義の作品は、何気ない日常が大切で愛しいと思えるところが魅力です。この作品はフェルメールの「デルフトの小道(小路)」を連想します。
 
 なんの変哲もない団地の風景ですが、高度成長期に多く建てられた団地は、現在では人口減が起きており、こういった風景も実は消えゆく日本の原風景といえます。絵画とはリビングを飾るものではなく、描かれた時代の風景を後世に残すものであることがこの作品から感じます。
 フェルメールらの風俗画を通して17世紀のオランダの黄金時代の風景を知ることができるように、後世の人々は相笠昌義の作品を通して今の時代を風景を知ることができるのかもしれません。

このブログでは次の作品も紹介しているので合わせてどうぞ!!
「四季電車図」
「夏の若者達・商店街」
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江古田浅間神社

 8月20日に武蔵野稲荷神社をお参りした後、江古田浅間神社をお参りしました。

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 江古田浅間神社の創建は不明ですが、江戸期に富士山から持ち帰った溶岩で富士塚が作られました。
 社殿の裏に富士塚があります。

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 富士塚は江戸近郊に50余りあったものの、完全な形で残っているのは、この神社の富士塚と、台東区の小野手照崎神社の下谷坂本富士、豊島区の高松富士浅間神社の高松富士、の3基のみで、いずれも国重要無形民俗文化財に指定されています。
 
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 富士塚は柵で囲まれており、登ることはできません。しかし、そのおかげで江戸期の造られたままの形を保っております。
 西日本にも富士塚と似たような庶民信仰はあるのでしょうか?興味があります。

豊島園の昆虫館

 8月16日に豊島園の昆虫館に行きました。 この昆虫館は外国のカブトムシやクワガタを生体展示しています。

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 こちらは玉虫の様に美しいナナイロクワガタです。
 
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 ギラファノオオクワガタです。クワガタは鎧武者のような凛々しさがかっこいいですね。

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 ヘラクレスオオカブトムシです。世界最大のカブトムシの角には毛が生えています。こちらは古代ローマやギリシャの戦士のような凛々しさです。

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 日本の水生昆虫も展示されていました。同じ水生昆虫のゲンゴロウは動き回っていますが、こちらはハシビロコウのようにじっと
獲物を狙っています。

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 この昆虫館の見どころは、ヘラクレスオオカブトムシを通年で触れることができることです。
 近くで見るとドイツ陸軍のエレファント重駆逐戦車のようです。

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 3本の角を持つコーカサスオオカブトムシです。黒塗りで重装備なところがアメリカ大統領の専用車「ビースト」を連想します。
 
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 今回この昆虫館に行ったのは息子の夏休みの宿題のためですが、かつて夏はカブトムシ捕りに夢中だった大人にも超お勧めします。

武蔵野稲荷神社 練馬区栄町

 7月27日に江古田にある武蔵野稲荷神社をお参りしました。
 この神社は隋神門・本殿が籔内佐斗司氏の作品です。

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 まずは隋神門です。

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 十二支の動物達の彫刻の躍動感は見事です。下段の龍虎が相打つ様は特に見るべき彫刻です。 

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 隋神門にあるお稲荷様は籔内佐斗司氏の作品です。武蔵野で戯れるかわいらしい狐達の彫刻は必見です。

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 境内の様子です。暑さも忘れる青々とした境内です。

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 祭儀殿です。四方に波の彫刻をあしらっており、この季節は清涼感があります。

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 社殿です。お稲荷様は朱い社殿というイメージが、また呪術的妖しさがありますがこちらは煌びやかです。

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 弁財天、大黒天、恵比寿様の優しそうな表情が良いです。組物の構成美との調和も良いです。
 当代一の仏師の作品を誰にも邪魔されずに鑑賞できる至福がある神社です。

 さて、この神社の創建時期は不明です。
 戦国時代の始め頃、この神社がある江古田界隈では豊島氏と太田道灌による「江古田の戦い」がありました。
 このブログでもたびたび言及していますが、太田道灌は周到に豊島氏を攻めたようで、太田道灌が豊島氏を打つために建立・寄進した神社は数多いです。
 中野区・練馬区には「豊島塚」と呼ばれるこの戦いの豊島氏の戦死者を弔う塚が点在しています。この神社は「豊島塚」に建てられたものと伝えられています。
 この神社のもう一つの見どころは江戸開府以前の東京の歴史を感じることができることです。御朱印はないそうですが、御朱印を頂く以上の価値があります。

 近所にある江古田浅間神社もどうぞ!
 籔内佐斗司氏の作品を楽しめる青松寺もどうぞ!

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