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六本木ヒルズ周辺の神社 その2

 バスキアの展覧会の後、六本木ヒルズ周辺の神社をお参りしました。
 まずは以前六本木ヒルズ周辺の神社をお参りした際(こちら)は改築中だった龍土神明宮です。

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 1384年に創建され。江戸城改築の際元和年間(1615-1624)に当地へ移転しました。
 江戸城改築に伴い移転したといわれる寺社は多いです。江戸は寒村だったというのは実は嘘で、太田道灌による築城以前は江戸氏という豪族の居城でした。中世の頃は物流の拠点でもあったので、江戸城周辺は寺社もそれに伴って多かったのかもしれないです。

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 右手の井戸に注目です。
 水にまつわる名前を冠した神社であるせいか、都会のど真ん中にあるにもかかわらず水が出るそうです。

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 この神社はミッドタウンも近くにありますが、窪地にあるせいか不思議と静かです。
 住所は7-7-7!とても縁起が良い住所です。
 
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 青銅の灯篭もおしゃれです。スレンダーな造形とハートマークがポイントです。

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 六本木ヒルズから見て麻布十番方面にある十番稲荷神社です。昭和25年の復興土地区画整理により旧坂下町鎮座の末広神社と、旧永坂町鎮座の竹長稲荷神社が当地へ遷座、その後両社が合併し十番稲荷神社と改称したといいます。
 末広神社は、1596年から1615年頃に創建、竹長稲荷神社は823年頃創建されたそうです。都心部の小さな神社の中には奈良時代までさかのぼる神社も多数あります。

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 六本木界隈も起伏の激しい土地です。あるものは坂の上、あるものは坂の下に窪地など、この界隈の神社巡りは地形の妙を味わうことができます。
 このブログの寺社ネタは「地形」をキーワードにしていますが、ほかにも都心の地形を味わうとしたら、北区にある七社神社から王子稲荷神社までの神社めぐり、谷中界隈のお寺巡りそして今回の六本木界隈がおすすめです。
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バスキア その1

 10月7日に森アーツセンターギャラリーで開催中の「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」に行きました。
 音声ガイド無料、一部作品は撮影可能の至れり尽くせりな展覧会でした。この展覧会ではバスキアと日本とのかかわりをテーマしておりました。

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 まずは「フーイー」という作品です。
 一見、楽しそうに見えますがびっしりとした文字、画面いっぱいに何かを描こうとしつつも、ところどころ破れたような作品は不穏な気分になります。夭折したバスキアは自分の一生は短いと感じていたのでしょうか?短時間に多くのこと語ろうとするような作品でした。

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 あの前澤社長が所有する作品です。タイトルは「無題」です。
 情熱があふれる、勢いを感じる作品です。前澤社長が大枚はたいて購入した理由がわかる気がしました。

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 「自画像」です。
 この展覧会で初めてバスキアの作品を見ました。全体的にカラフルで躍動感がありながらどこか悲しげな印象を受けましたが、kの作品は無邪気な感じでした。

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 「オニオンガム」です。
 バスキアが生きた80年代はJapan as №1と言われた時代で日本製の電化製品が世界を席巻していました。
 この作品は日本製品があふれている状況を皮肉ったものだそうです。この作品だけ見るとバスキアは日本が嫌いのように思えますが、次回は親日家としてのバスキアの作品を紹介します。

デルフトの小道(小路) フェルメール

 北区は自然観察が楽しめる公園が多く、十条駅から歩いて15分の場所にある清水坂公園によく行きます。道中の大半は有名な十条銀座商店街です。そこで今回紹介する作品はフェルメールの「デルフトの小道(小路)」です

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  同時代の画家、ピーテル・デ・ホーホの影響を受けていることが多くの研究者から指摘されている作品です。 洗濯をする女性、道端に座る二人の子供、戸口で針仕事をする老女が登場人物として描かれています。

 東京の有名な商店街である巣鴨通り商店街は近所です。ゴーカートで遊べるのでよく行く板橋交通公園は、これまた有名な大山商店街を通り抜けます。商店街の子路にはいい店もあったりします。
 商店街で生まれ育ったので商店街そのものが大好きですが、にぎやかな商店街はささやかで慎ましい日常の素晴らしさを感じることができることが最大の魅力です。 
 
 例えば伊勢丹をふらついても、実際着ている服はユニクロ、毎日おしゃれに着飾っておしゃれな店で食事をしないように、一般人市民は慎ましく暮らしています。どんなにお金があってもささやかな日常が一番大事ですね。
 だからこそ、フェルメールのこの慎ましくもささやかな日常を描いたこの作品に親しみを感じるので紹介しました。


慎ましくもささやかな日常を描いた作品として、次の作品もどうぞ!
レースを編む女」と「牛乳を注ぐ女

 
 

鶯谷散歩

 9月15日に鶯谷周辺を散歩しました。
 まずは山手線の車窓から見える元三島神社です。

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 歓楽街のど真ん中に鎮座しています。

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 歓楽街は身も心もデレ~となりますが、そんな気分に喝を入れそうな厳めしい狛犬さまでした。 

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  元寇の際に大活躍した河野通有が伊予国大三島神社に必勝祈願した後、当地に分霊を勧請して創建したと伝えられます。1710年に浅草小揚町へ遷座(寿三島神社)することになったものの、地元氏子の協議により当地にあった熊野社と合祀して元三島社と称したといいます。

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 場所柄、お参りを敬遠していましたが、重厚で威厳のある石灯籠は素晴らしく、白い玉砂利もまかれているので境内の雰囲気はとても良かったです。

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旧陸奥宗光邸です。
 現存する都内最古の住宅用洋館です。案外小さい建物ですが存在感があります。小柄だったそうですがタフな交渉人であった陸奥宗光思わせます。

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 八二神社です。
 明治5年加賀の前田家が当地に移住した際に屋敷内に創建した神社です。
 この神社があり根岸界隈は今ではラブ街ですが、かつて鶯谷一帯が閑静な別荘地であったことの名残と言えます。

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 最後に正岡子規の邸宅です。
 この建物は再建したものです。この建物もまた閑静な別荘地であったことの名残と言えます。

 いままで鶯谷は山手線で通り過ぎるだけの街でした、散歩してみると陰と陽が入り乱れる魅力的な場所でした。
 

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