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北区にある旧日本軍の建物

 東京都北区はかつて旧日本軍の工場・施設が多くありました。
 今回紹介するのは空襲を免れ今なお残る建築物です。

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 まずは中央公園文化センターです。
 東京第一陸軍造兵廠の本部として昭和5年に建てられました。

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 戦後は米軍施設として使用され、その際白く塗られました。

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 昭和40年代まで米軍の施設でしたがその後返還され、現在は区民のサークル活動の場所として利用されています。

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 元々が事務所のためシンプルな建物です。戦前の建物を大事に使用しているところが素晴らしいです。

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 中央公園文化センターの裏手に位置する北区中央図書館です。
 東京砲兵工廠銃包製造所の建物として使用されていたレンガ倉庫をリノベーションした図書館です。

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 文化センターも図書館も自衛隊の兵站中枢である十条駐屯地を囲むように位置しています。
 この地は今なお、我が国の兵站の中枢であります。

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 最後に滝野川4丁目にある憲兵の詰所です。住宅地にぽつんと残されています。
 
 古い建物は耐震性・維持管理費用・その他利権の都合で取り壊されますが、北区は逆に地域の歴史的遺産として保存しつつも活用しているところが素晴らしいです。
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メアリー・カサット 家族

10月の土日は史上最悪な天候が続きましたが、今月は落ち着いてなによりです。この時期は七五三で子供の成長を祝う姿を見かける機会が多いので前回に引き続き、子供の成長をテーマにした作品です。メアリー・カサットの「家族」です。

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 メアリー・カサットといえば母子像です。この作品は、少女が手にする赤色のカーネーションの花言葉は『母の愛情』ですが、図像学的にはキリストの受難を表すとされています。母の慈愛に満ちた表情など描くメアリー・カサットとしては珍しい作品だそうです。

 息子はかわいいですが、将来どのようなトラブルが起こるのかという憂い、自分自身が大丈夫かという不安もあります
この作品は2016年8月15日に横浜美術館で開催された展覧会で見ましたが、数ある彼女の傑作の中でこの作品に魅かれたのはそのせいかもしれないです。

 このブログで紹介している他の作品もどうぞ!

青い肘掛け椅子の上の少女
湯浴み」この作品は展覧会に出展されていました。

八丁堀界隈の神社

 先月、八丁堀界隈の神社をお参りしました。
 まずは八丁堀天祖神社です。

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 水色の鳥居が特徴的です。
 寛永元年に創建後、この地に移転しました。
 
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 江戸府内の神社は「お稲荷様」が主流ですが、天祖神社はこの一社です。江戸っ子はお伊勢参りも好きだったそうですが意外です。

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 今村幸神社です。
 創建時期は不明ですが、今村という人物が建立したそうです。

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 町内会の集会所内にあります。都心の路地裏でこのような昭和レトロな神社を見つけると、珍しい虫を捕まえたような感動です。

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 日比谷神社です。新橋にある日比谷神社(こちら)の分祠です。創建年代は不明ですがかつて太田道灌が見つけた神像があったそうです。

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 鳥居稲荷神社です。
 享保2年に鳥居丹波守忠瞭(下野壬生藩主)の上屋敷内に建てられましたが、大火事により上屋敷は移転。 その後は新たに移住した住人に祀られました。
 なお、この神社は八丁堀の近辺ですが、住所は日本橋兜町です。

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 最後に八丁堀の景色です。
 東京駅から歩いて15分ですが、雑居ビルが立ち並ぶ昭和レトロな街です。また日本橋同様、水の都であった江戸を偲ぶことができる街でもあります。八丁堀の隣にある霊岸島界隈も神社が多いので行ってみたいです。

ベルト・モリゾ ゆりかご

 この季節の神社は七五三で賑わっており、その風景を見て子供の成長ぶりを思い起こす親御さんが多いと思います。
 しばらくの間、子供の成長がテーマの作品が続きます。まずはべルト・モリゾの「ゆりかご」です。

2014年08月29日15時50分10秒0003

 この作品は2回見てます。1回目は損保ジャパンの美術館で開催されたベルト・モリゾの展覧会、2回目は2014年9月の「オルセー美術館展 印象派の誕生—描くことの自由—」です。作品の女性はベルト・モリゾの姉なので、赤ちゃんは彼女の姪です。

 この作品は母性あふれる作品ですが、子供の寝かしつけに苦労している世の中のお母さんに頭が下がる思いがする気持ちになります。
 子育ては不思議なものでいうことはきかない、親の嫌がることは平気でする等頭のくることが多いですが、寝顔を見ると許す気になります。
 この作品は寝かしつけ四苦八苦したけどようやく寝入って安堵と愛しみの表情に戻った瞬間を描いた、女性だからこそ描けた作品といえます。ではまた!!

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