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虎ノ門金刀比羅宮 港区虎ノ門

 テレワーク推進といいつつも紙ベースで仕事したい団体は多数あり、しかもメールではなく持参をご要望!!虎の門界隈にぶつぶつ文句言いながら行きました。ついでに虎ノ門金刀比羅宮をお参りしました。

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 三田線の内幸町から歩いて10分の場所にあり、ビルの中に社殿があります。大都会ならではの光景です。

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 この神社の特徴は鳥居19世紀に奉納されたものです。
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 左側の青龍と玄武です。

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 右側の朱雀と白虎です。

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 讃岐丸亀藩主の京極高和が領地・讃岐の金刀比羅大神を1660年に三田の江戸藩邸に邸内社として勧請し、その後虎ノ門に遷座したものです。
 社殿は空襲で焼失しましたが、拝殿、幣殿の部分は昭和26年に再建されたものです。日本最初の建築史家伊東忠太の設計による建物で東京都選定歴史的建造物です。

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 コンクリートジャングルに一服の清涼感を与える現代版の鑓水?です。神社といえば鎮守の森ですがこの神社はビジネス街の風景にうまく溶け込みながらも神域としての空間も保つ不思議な神社です。東京らしい神社といえます。

本郷にある金刀比羅宮 東京分社の記事もどうぞ(こちら
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龍口経太 焔(習作)

 つげ義春の作品にはおかっぱの少女がよく登場しますね。そこで今回はおかっぱの美少女を描いた作品を紹介します。
 この記事は2012年11月に日本橋のKAMIYA ARTで開催された龍口経太の個展の記事を再編集したものです。このブログの1回目の記事も龍口経太の作品で、私が最も推す日本画家です。
 
 この作品は個展に出展されていた「焔」という妖しい魅力を放つこの裸婦像の頭部を描いたもので、「習作」というタイトルでした。

習作

 つげ義春の代表作に「紅い花」、「もっきり屋の少女」、「沼」があります。いづれもおかっぱの少女が登場します。
 この作品の女性は怪しい雰囲気が「沼」に出てくる少女に近いです。

 龍口経太は、少女特有の萌えとしたエロスがありつつも何らかの苦悩を抱えてる裸婦像が多いです。
 「紅い花」、「もっきり屋の少女」は少女特有のエロスを感じますが、いろいろ苦悩も抱えてます。今回この作品を紹介した理由はただ単に髪型が同じということに加え、作品の世界観にも合ってると思い紹介しました。

 さて、つげ義春は寡作でカルトな人気がありますが、メディアに登場することは少ないです。
 龍口経太も同様に寡作でカルトな人気があります。今どきの画家はSNSで作品を発表したり個展を告知しますがそのようなことはしていないので、こまめに個展の開催を検索しています。
 
 ※ つげ義春はガロに作品を発表していました。
   このブログでは同じくガロで活躍した滝田ゆうの作品も紹介しています(こちら

谷中安規 幻想集 旅 月のロケーション

 家にいることが多いので超名作の漫画を楽しみたいと思い、ちくま文庫が販売しているつげ義春全集を買いました。
 幻想的、叙情的、呪術的な物語はいつ読んでも魅了されます。代表作の「ねじ式」は多くの漫画家がパロディーにしているので我々は知らず知らず刷り込まれているのかもしれませんね。
 そこで今回はつげ義春の作品を連想する谷中安規の「幻想集 旅 」と「月のロケーションと」を紹介します。

幻想集 旅

 まずは「幻想集 旅」です。
 裸婦と中央の手が別世界への列車に誘っているように見える幻想的な版画です。つげ義春の作品はここではないどこかへ行きたいという願望と幻想的な作品が多いので紹介しました。また、つげ義春の作品に登場する大人の女性はこの版画の裸婦のように大きなお尻であることも多いので紹介しました。
 この作品は主人公が列車に飛び乗って房総方面に行き、安宿の女将と関係を持つ妄想をする「やなぎや主人」を連想します。

月のロケーション
 
 次に「月のロケーション」です。
 谷中安規は月夜とか夜の風景をモチーフにした作品が多く、この作品はその一つです。タロットカードでは月は「自らが導く、未だ見えざる真実への道程。それを辿ることの困難」を意味するそうです。
 つげ義春の作品は漫画家としての高みを目指して精進し苦悩する姿がよく描かれています。
  「月」が「高み」の象徴だとしたら、版画家として、美術家としての「高み」を目指そうといろいろ精進している様と苦悩するさまを表現してると思われるので、つげ義春の作品世界と合致します。

 次回もつげ義春の作品を連想する絵画を紹介します。

川上澄生 初夏の風

 本来なら爽やかな初夏の風が気持ちいい季節です。そこで今日紹介する作品は川上澄生の「初夏の風」です。

初夏の風

 この作品は川上澄生の展覧会には必ず出展される傑作品でかの棟方志功はこの作品を見て版画家を目指したそうです。同時代の版画家谷中安規とは対照的に、川上澄生の作品のは明るくおしゃれです。

 鮮やかな常盤緑(萌黄?版画は作品の保存状態によっては違った色に見えるので。。。)がさわやかです。 愛しい人への想いを書いた詩が添えられています。ネットでこの詩について調べてみたら、川上澄生が中学生の頃憧れた女性への想いを詠ったものでした。中学生の頃はいけてないグループだったので、うずうずした少年の気持ちがものすごく分かります。
 恋する乙女を描いた作品は数多くありますが、恋する少年を描いた作品は案外少ないのでこの作品は貴重です。

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