ピーテル・デ・ホーホ デルフトの中庭 その2
夏はビールがおいしい季節。ビールはいろいろな種類がありますが夏は飲み心地さわやかな白ビールがお勧めです。ヒュールガルデンもいいですが独特な風味が苦手な方には銀河高原がよいです。 そこで今回お勧めするのはこのブログではおなじみピーテル・デ・ホーホの「デルフトの中庭」です。
なお、このブログではロンドンのナショナルギャラリーが所蔵する同名の作品も紹介しています。(こちら)

この作品はフェルメールの真珠の首飾りの少女と一緒に来日した作品です。ピーテル・デ・ホーホはフェルメールの展覧会には必ず寄り添うように出展されます。光と影のように見えますが、フェルメールに影響を与えた画家の一人です。
オランダは砂地に濾過された良い水が多く、おいしいビールも多いそうです。
この作品を見た展覧会は夏に開催されました。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」がメインなので暑い中行列して、美術館なので水分補給もできないなかこの作品を見たので、ビールうまそう!!という印象が特にありました。
ピーテル・デ・ホーホの時代の風俗画は何らかの戒めも描いているそうですが、この作品からは夏の夕暮れのほっとするひと時を描いた作品にしか見えません。フェルメールの作品は見る側に良くも悪くも作法をしいる感じがしますが、ピーテル・デ・ホーホの作品はゆったりと見ることができるのがいいですね。
なお、このブログではロンドンのナショナルギャラリーが所蔵する同名の作品も紹介しています。(こちら)

この作品はフェルメールの真珠の首飾りの少女と一緒に来日した作品です。ピーテル・デ・ホーホはフェルメールの展覧会には必ず寄り添うように出展されます。光と影のように見えますが、フェルメールに影響を与えた画家の一人です。
オランダは砂地に濾過された良い水が多く、おいしいビールも多いそうです。
この作品を見た展覧会は夏に開催されました。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」がメインなので暑い中行列して、美術館なので水分補給もできないなかこの作品を見たので、ビールうまそう!!という印象が特にありました。
ピーテル・デ・ホーホの時代の風俗画は何らかの戒めも描いているそうですが、この作品からは夏の夕暮れのほっとするひと時を描いた作品にしか見えません。フェルメールの作品は見る側に良くも悪くも作法をしいる感じがしますが、ピーテル・デ・ホーホの作品はゆったりと見ることができるのがいいですね。
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北国分愛宕神社 千葉県市川市
矢切神社の次に北国分愛宕神社をお参りしました。

この神社は市川市の指定文化財である樹齢約500年の銀杏で有名です。


二本並んで生えているため、一の鳥居のようです。四方に枝を巡らしています。いままで多くの御神木を見ましたがこの銀杏の生命力の強さは圧倒されます。

参道です。クヌギ(コナラ?)が並んでいました。樹液を出す木もあったせいか蝶を多く見ました。

この神社の鳥居です。社殿の周りは生命力が強い木々で囲まれていました。

ヒヒのような愛嬌がある狛犬さまです。

社殿は昭和9年に造営されたものです。

この神社も屋根の意匠に注目したいただきたいです。
建築の知識がないため、この意匠をなんというか分かりませんが、さざ波のように積まれた瓦が見ていて心地よいです。

扁額も注目です。屋根の意匠がさざ波としたらこちらは怒涛。水を呼ぶ龍の勢いを閉じ込めたようです。
一見地味は社殿ですが、屋根と扁額の対照的な意匠が楽しめる神社でもありました。

撮影時刻は18時半過ぎの夕暮れ時です。昼と夜が混ざる不思議な時間です。社殿の画像とこの画像、冒頭の銀杏の画像と参道から見た銀杏の画像を見比べてみると分かります。この神社は高台にあり南向きであるためこのような風景を見ることができます。良いものを見ることができました。

この神社は市川市の指定文化財である樹齢約500年の銀杏で有名です。


二本並んで生えているため、一の鳥居のようです。四方に枝を巡らしています。いままで多くの御神木を見ましたがこの銀杏の生命力の強さは圧倒されます。

参道です。クヌギ(コナラ?)が並んでいました。樹液を出す木もあったせいか蝶を多く見ました。

この神社の鳥居です。社殿の周りは生命力が強い木々で囲まれていました。

ヒヒのような愛嬌がある狛犬さまです。

社殿は昭和9年に造営されたものです。

この神社も屋根の意匠に注目したいただきたいです。
建築の知識がないため、この意匠をなんというか分かりませんが、さざ波のように積まれた瓦が見ていて心地よいです。

扁額も注目です。屋根の意匠がさざ波としたらこちらは怒涛。水を呼ぶ龍の勢いを閉じ込めたようです。
一見地味は社殿ですが、屋根と扁額の対照的な意匠が楽しめる神社でもありました。

撮影時刻は18時半過ぎの夕暮れ時です。昼と夜が混ざる不思議な時間です。社殿の画像とこの画像、冒頭の銀杏の画像と参道から見た銀杏の画像を見比べてみると分かります。この神社は高台にあり南向きであるためこのような風景を見ることができます。良いものを見ることができました。
エドワード・バーン=ジョーンズ いばら姫
美術館も再開しました。
今までは思いついたらすぐ行けたのですが「新しい日常」では事前予約が必要な場合もあるので煩わしさを感じるとともに雑踏の中で鑑賞することがないから落ち着いて見れるとも感じています。
「日常」が愛しくなる作品を紹介していますが、今回紹介する作品はエドワード・バーン=ジョーンズの「いばら姫」です。

王女の清らかさではあるが無防備で官能的に姿と、美しいが不穏ないばらといった対比のせいか、一見静寂に支配されてるこの作品に嵐の前の静けさといいましょうか、緊張感を感じます。コロナと共存する日常は緊張感の連続ですね。
さて、、理想の「日常」とは、枕高くして眠れることだと思います。「いばら姫」のあらすじを踏まえると、この作品に「理想の日常」を見出すのことは無理があるかもしれません、しかし、寝顔が美しい=枕高くして寝ていると思いこの作品を紹介しました。
今までは思いついたらすぐ行けたのですが「新しい日常」では事前予約が必要な場合もあるので煩わしさを感じるとともに雑踏の中で鑑賞することがないから落ち着いて見れるとも感じています。
「日常」が愛しくなる作品を紹介していますが、今回紹介する作品はエドワード・バーン=ジョーンズの「いばら姫」です。

王女の清らかさではあるが無防備で官能的に姿と、美しいが不穏ないばらといった対比のせいか、一見静寂に支配されてるこの作品に嵐の前の静けさといいましょうか、緊張感を感じます。コロナと共存する日常は緊張感の連続ですね。
さて、、理想の「日常」とは、枕高くして眠れることだと思います。「いばら姫」のあらすじを踏まえると、この作品に「理想の日常」を見出すのことは無理があるかもしれません、しかし、寝顔が美しい=枕高くして寝ていると思いこの作品を紹介しました。
矢切神社 千葉県松戸市
仕事が早く終わったある日、北総線の矢切駅周辺にある神社を2社お参りしました。
まず紹介するのは松戸市にある矢切神社です。

矢切といえば、「矢切の渡し」です。これは駅構内に展示されている渡し船です。 そのため矢切駅の発車メロディも「矢切の渡し」です。

矢切神社は矢切駅から松戸駅方面に歩いて10分の場所にあります。

1704年に江戸川が氾濫し、その際高台に避難した住民が創建しました。
祭神は倉稲魂命なので、狛犬さまとともお稲荷様もいらっしゃります。

境内にある石祠です。千葉県内の神社をお参りすると必ず石祠があります。都内の特に都心の神社では見かけることは少ないので見るたびにここは違う土地なのだなと実感します。

境内社の天神様です。夕暮れ時でやや暗かったので全貌を撮影することは難しかったのですが、屋根の意匠が美しいです。

あまびえ様です。

社殿です。拝殿向拝中備には龍の彫刻がありますが、注目すべきは屋根の意匠です。

龍の鏝絵が施されています。今回この神社をお参りしたのはこの鏝絵が見たかったからです。

神社の正面にある庚申塔です。
この庚申塔から江戸川方面に矢切を有名にした物語である「野菊の墓」の記念碑があります。
柴又を観光して矢切の渡しで江戸川を渡った際は合わせてお参りしてほしい神社です。次回は御神木が美しい神社を紹介します。
まず紹介するのは松戸市にある矢切神社です。

矢切といえば、「矢切の渡し」です。これは駅構内に展示されている渡し船です。 そのため矢切駅の発車メロディも「矢切の渡し」です。

矢切神社は矢切駅から松戸駅方面に歩いて10分の場所にあります。

1704年に江戸川が氾濫し、その際高台に避難した住民が創建しました。
祭神は倉稲魂命なので、狛犬さまとともお稲荷様もいらっしゃります。

境内にある石祠です。千葉県内の神社をお参りすると必ず石祠があります。都内の特に都心の神社では見かけることは少ないので見るたびにここは違う土地なのだなと実感します。

境内社の天神様です。夕暮れ時でやや暗かったので全貌を撮影することは難しかったのですが、屋根の意匠が美しいです。

あまびえ様です。

社殿です。拝殿向拝中備には龍の彫刻がありますが、注目すべきは屋根の意匠です。

龍の鏝絵が施されています。今回この神社をお参りしたのはこの鏝絵が見たかったからです。

神社の正面にある庚申塔です。
この庚申塔から江戸川方面に矢切を有名にした物語である「野菊の墓」の記念碑があります。
柴又を観光して矢切の渡しで江戸川を渡った際は合わせてお参りしてほしい神社です。次回は御神木が美しい神社を紹介します。