クロード・モネ 印象 -日の出-
これからの季節は朝日が昇るのを見ながら朝の支度ができますね。
そこで今回する作品はクロード・モネの「印象 -日の出-」です。

2015年の10月2日に都立美術館で開催の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 」で見ました。
いうまでもなく「印象派」という名称の由来となった名画です。「印象」という言葉は当時のメディアには嘲笑として語られたそうですが、この作品以前の風景画と比べると質感がなく、製作中の絵?と思うのも無理もないかもしれません。
朝日描いた作品は数多いです。その中でこの作品を選んだのはこの作品は「1872年11月13日7時35分頃」の風景を描いた可能性が高いとされており、もしそうだとしたら今月鑑賞するのがふさわしいと思ったからです。
工場・船が朝日とともに現れていく様は、古典の授業で習た枕草子の「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」という一節のようです。静かな感じの作品ですが朝日が美しく風景を照らしていく過程を閉じ込めた感じです。それにしても、朝日はいつ浴びても新鮮で神聖ですね。
そこで今回する作品はクロード・モネの「印象 -日の出-」です。

2015年の10月2日に都立美術館で開催の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展 」で見ました。
いうまでもなく「印象派」という名称の由来となった名画です。「印象」という言葉は当時のメディアには嘲笑として語られたそうですが、この作品以前の風景画と比べると質感がなく、製作中の絵?と思うのも無理もないかもしれません。
朝日描いた作品は数多いです。その中でこの作品を選んだのはこの作品は「1872年11月13日7時35分頃」の風景を描いた可能性が高いとされており、もしそうだとしたら今月鑑賞するのがふさわしいと思ったからです。
工場・船が朝日とともに現れていく様は、古典の授業で習た枕草子の「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」という一節のようです。静かな感じの作品ですが朝日が美しく風景を照らしていく過程を閉じ込めた感じです。それにしても、朝日はいつ浴びても新鮮で神聖ですね。
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練馬十一ヶ寺 その2
前回は練馬十一ヶ寺のうち、入り口から見て右側を紹介したので今回は左側の寺院を紹介します。

江戸時代の貞享四年に建立され、昭和4年にこの地に移設された阿弥陀如来の坐像です。手前には10月桜と思われる花が咲いていました。

阿弥陀如来様の裏手は墓地です。こちらは羅漢像です。仏様は心の中にいることを説くため腹を開けてます。

入り口から見て左奥にある九品院です。
こちらは「蕎麦食地蔵」様です。このお寺に伝わるお蕎麦が大好きなお地蔵様を祀るのです。

楽しそうに蕎麦を食べてますね。

九品院の坪庭です。目を閉じると林の中にいるようです。

得生院のお庭です。こちらは鎮守の杜にいる気分になります。

本性院です。仁王様と天燈鬼には近所のおじさんのような親しみを感じます。仏像は信仰の対象なので厳かですが、親しみがわくのも素晴らしい!これは見るべきものです。


迎接院です。小さな参道ですが奥行きと森林の美しさを感じることができます。
東京の寺町といえば谷中ですが、練馬十一ヶ寺は一か所に見どころのあるお寺が集まっているところが良いですね。
この寺町の近所にある国の天然記念物のケヤキで有名な白山神社の記事もどうぞ!

江戸時代の貞享四年に建立され、昭和4年にこの地に移設された阿弥陀如来の坐像です。手前には10月桜と思われる花が咲いていました。

阿弥陀如来様の裏手は墓地です。こちらは羅漢像です。仏様は心の中にいることを説くため腹を開けてます。

入り口から見て左奥にある九品院です。
こちらは「蕎麦食地蔵」様です。このお寺に伝わるお蕎麦が大好きなお地蔵様を祀るのです。

楽しそうに蕎麦を食べてますね。

九品院の坪庭です。目を閉じると林の中にいるようです。

得生院のお庭です。こちらは鎮守の杜にいる気分になります。

本性院です。仁王様と天燈鬼には近所のおじさんのような親しみを感じます。仏像は信仰の対象なので厳かですが、親しみがわくのも素晴らしい!これは見るべきものです。


迎接院です。小さな参道ですが奥行きと森林の美しさを感じることができます。
東京の寺町といえば谷中ですが、練馬十一ヶ寺は一か所に見どころのあるお寺が集まっているところが良いですね。
この寺町の近所にある国の天然記念物のケヤキで有名な白山神社の記事もどうぞ!
中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA その2
中村佑介の展覧会は439点の作品が展示されています。
今回は数ある作品から私が気にいた作品を紹介します。

まずこの作品。2013年に新宿のルミネ1で開催されたイベントで見たことがあるので再会できた嬉しかったです(こちら)

楽しげで健康的な色気がある美女・美少女はミュシャを連想します。このワンダーウーマンを描いた作品は、描かれているのが外国人であるのせいか特にミュシャっぽいですね。

少女が映える服といえばセーラー服です。中村佑介の作品の少女はセーラー服姿が多いです。
こちらはセーラー服の少女を描いた連作集にある「相合傘」という作品です。背景の看板が懐かしくて切なさが倍増となったので紹介しました。

画集「BLUE]の表紙です。鈴木晴信のように色気があり竹下夢二のように儚げなところが良いです。

2019年のカレンダーの表紙です。この展覧会の目玉らしく一番最初に展示されていました。

最後にあまびえ様を描いた作品です。
画家、イラストレーター、漫画家たちが様々なあまびえ様を描いていますが、この作品が一番見て楽しくこの禍を一時でも忘れさせてくれます。会期が短いのが難点ですが繰り返し言います「見逃すな」です。
今回は数ある作品から私が気にいた作品を紹介します。

まずこの作品。2013年に新宿のルミネ1で開催されたイベントで見たことがあるので再会できた嬉しかったです(こちら)

楽しげで健康的な色気がある美女・美少女はミュシャを連想します。このワンダーウーマンを描いた作品は、描かれているのが外国人であるのせいか特にミュシャっぽいですね。

少女が映える服といえばセーラー服です。中村佑介の作品の少女はセーラー服姿が多いです。
こちらはセーラー服の少女を描いた連作集にある「相合傘」という作品です。背景の看板が懐かしくて切なさが倍増となったので紹介しました。

画集「BLUE]の表紙です。鈴木晴信のように色気があり竹下夢二のように儚げなところが良いです。

2019年のカレンダーの表紙です。この展覧会の目玉らしく一番最初に展示されていました。

最後にあまびえ様を描いた作品です。
画家、イラストレーター、漫画家たちが様々なあまびえ様を描いていますが、この作品が一番見て楽しくこの禍を一時でも忘れさせてくれます。会期が短いのが難点ですが繰り返し言います「見逃すな」です。
練馬十一ヶ寺 その1
10月19日に練馬区の豊島園駅近くにある寺町、通称「練馬十一ヶ寺」をお参りしました。2回に分けて紹介します。

浅草にあった誓願寺(現在は府中市にあります)の塔頭のうち十一ヶ寺が、関東大震災後当地へ移転しました。
こちらは寺町の入り口です。今回はこの画像の右側にあるお寺を紹介します。


上2枚の画像は宗周院です。

本堂から山門方面の画像です。どのお寺も参道は綺麗に整備されているので庭園巡りを楽しむことができます。

宗周院と仮宿院です。右にある屋根が特徴的なお寺が宗周院です。個性豊かなお寺が立ち並んでいますが、建物の美しさは宗周院といえます。

受用院です。周囲に高い建物がないので庭園本来の美しさを楽しめるのがいいですね。

称名院です。この日は雨だったのでお庭はしっとりとした美しさでした。


林宗院です。なんと枯山水のお庭です。
都内にお寺は数多いですが、枯山水があるお寺は少ないのでこれは貴重です。美しい湖を眺めているような、京都の東福寺とか大徳寺の塔頭にいるような気分です。久々に見る枯山水に感動しました。
次回は入り口から見て左側のお寺を紹介します。
このブログで紹介している見事な庭園がある都内のお寺の記事もどうぞ!
浄真寺
観泉寺
題経寺

浅草にあった誓願寺(現在は府中市にあります)の塔頭のうち十一ヶ寺が、関東大震災後当地へ移転しました。
こちらは寺町の入り口です。今回はこの画像の右側にあるお寺を紹介します。


上2枚の画像は宗周院です。

本堂から山門方面の画像です。どのお寺も参道は綺麗に整備されているので庭園巡りを楽しむことができます。

宗周院と仮宿院です。右にある屋根が特徴的なお寺が宗周院です。個性豊かなお寺が立ち並んでいますが、建物の美しさは宗周院といえます。

受用院です。周囲に高い建物がないので庭園本来の美しさを楽しめるのがいいですね。

称名院です。この日は雨だったのでお庭はしっとりとした美しさでした。


林宗院です。なんと枯山水のお庭です。
都内にお寺は数多いですが、枯山水があるお寺は少ないのでこれは貴重です。美しい湖を眺めているような、京都の東福寺とか大徳寺の塔頭にいるような気分です。久々に見る枯山水に感動しました。
次回は入り口から見て左側のお寺を紹介します。
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浄真寺
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題経寺