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大円寺と円乗寺

 3月26日に文京区向ヶ丘にある浄心寺をお参りしました。

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 山門は旧中山道に面しております。
 このお寺は江戸時代初期に神田で創建されましたが、後にこの地に移転しました。

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 このお寺の見どころは焙烙地蔵です。
 天和の大火を起こした八百屋お七を供養するために建てられたものです。お地蔵様はお七のために熱した焙烙をかぶって焦熱の苦しみを受けているとのことで、首から上の病気平癒に霊験あるそうです。

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 石仏と苔がいい感じに整った庭園があります。

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 閑静な境内です。このお寺には幕末の砲術家である高島秋帆の墓があります。高島秋帆が砲術の演習を行ったのが現在の板橋区の高島平周辺です。このブログでは演習時に本陣となったお寺を紹介しています(こちら

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 本堂です。高村光雲が作成した仏像が納められていましたが、戦災で焼失。現在は弟子達が復元したものがあるそうです。

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 このお寺から見て坂道を下った場所にある円乗寺です。お七のお墓があることで有名です。境内は最近新築されとても近代的なお寺になりました。以前文京区に住んでいましたが、その時は山門にお地蔵様があった記憶しております。
 
 この地域のお寺は坂の上にあったり、中腹にあったり、谷底にあったりと多層的な地形を楽しめます。谷中もいいけど白山駅周辺もお勧めです。このブログで紹介した同名の大円寺の記事もどうぞ!!
 谷中にある大円寺
 目黒駅近くにある大円寺 
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キース・へリング ラディアントベイビー

 3月後半頃、小学校2~4年生の時の担任のその後を突然知りたくなりました。幸い、息子の学校の先生がこの担任のことを知っており、①私の出身高校から比較的近い小学校に勤務していた、②その小学校の主幹教諭だった、③昨年度が再任用の期限、ということが今月分かりました。そこで今回紹介する作品はキース・へリングの「ラディアントベイビー」です。

キースへリングの3

 いうまでもなく今なお輝きを失わない名作です。キース・へリングが流行っていた時期に小学4年生だったので紹介しております。
 
 小学校1年生の時は担任とそりが合わなかったせいか楽しかった思い出がなく、いじめられがちでしたが、2年生の頃冒頭の先生が担任となり、いろいろなご配慮・指導を頂いたおかげでダークサイドに落ちることなく、小学校4年生の頃はこのキースへリングの作品のように楽しくなりました。この作品の赤ちゃんのように学力・体力・人格が上に向かって歩き出したのもこの先生が担任だった頃です。
 その後、今日に至るまでいいこともあればいやなこともありましたが、「いかに災難から乗り越えるか?」をこの先生から学びましたし、突然この先生の近況を知りたくなったのは、虫が恩師の教員人生が終わったことを知らせてくれたのかもしれません。恩師が教員人生を無事に全うしたことを嬉しく思います。

被官稲荷神社 台東区浅草

 浅草神社の次に被官稲荷神社をお参りしました。

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 重厚な覆屋は大正時代に建てられたものです。 

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 2柱のお稲荷様が愛らしい扁額です。被官とは官を被(こうむ)る、ということから、就職・出世に御利益があります。

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 この社殿は安政2年に建てられものです。

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 御供所に整然と並んだ白狐の置物にはお稲荷様特有の呪術的な美しさがありました。

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 覆屋内部の幾何学的な美しさも必見です。

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 夫婦の狛犬様です。左後ろにある柵ではカブトムシを飼育しているようです。

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 浅草寺をお参りしたからには宝蔵門の仁王様に挨拶をしないわけにはいきません。

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 宝蔵門から見た観音堂です。大きい伽藍がある都内のお寺は他にも増上寺、護国寺があります。それぞれ魅力がありますがこのブログで最も記事が多いことからお分かりの通り、浅草寺が一番で好きです。3回に渡り浅草寺を紹介しました。このお寺周辺には小さなお稲荷様も点在しています。これらはいつの日かお参りしたいです。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 女占い師

 美しい物語を愛でる小説があるように、ホラー小説もあります。
 そこで今回紹介する作品は光と闇の対比が美しいことで知られるジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」です。

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 国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」は美しい西洋絵画の殿堂ですが、展覧会のポスターにも使用されているこの作品は、美しいというより怖いです。

 怖い絵といえば、月岡芳年の凄惨な作品も見たことがありますがまだ2次元のこととして楽しむ余裕があります。
 一方この作品は、右側の占い師の狡猾な顔、左の若者の詐欺にかかっていることに気づかずむしろ論破してやると言いたげな顔だけならユーモラスな作品ですが、右から2番目の女性の冷たい顔には恐ろしさを感じます。
 
 恥ずかしながら昔スマホがロックされ、解除依頼の電話をかけてしまったことがあります。その時の詐欺グループの執拗で冷たい声色、狡猾さに背筋が凍りました。途中で我に返って電話切って急いで着信拒否したので事なきを得ましたが、だまされているときというのは不思議なものでこの若者のように全然気づきません。だからこの作品は詐欺師の恐ろしさを描いているので皆様にも詐欺に気を付けていただきたく紹介しました。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「 いかさま師 (ダイヤのAを持った)」もどうぞ。
 

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