fc2ブログ

フェルディナント・ホドラー モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン

 家族が陽性(私は症状なし)となり8月17日から26日は自宅待機していました。自分も感染か?家族の容体が急激に悪化したらどうしよう?と戦々恐々の日々でした。

 さて、国立西洋美術館で開催中の「リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」に出展されている作品を紹介しておりますが、今回はフェルディナント・ホドラーの「モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン」です。

Document_20220731_0004.jpg

 フェルディナント・ホドラーは身内を次々と失ったせいか、作品に「死」のイメージがつきまといますが、この作品は爽やかです。

 20代の夏に箱根駒ヶ岳山頂から見た山々と芦ノ湖、または霧島にある大浪池のお釜を思い出します。
両方とも高原にある湖です。どんなにVRが発達しても大自然が作る風景にはかないません。風、湿度、奥行きは再現できないからでしょう。この展覧会では雄大な自然を描いた作品が多いですが、この作品を選んだ理由は私が今まで見た高原の湖の風景を思い起こすからです。
 この展覧会は9月11日までです。フランス以外の国々の画家達の作品が展示されているところも見どころの一つといえそうです。

 遅ればせながらブログ更新の告知、過去記事の紹介のためtwitter始めました。@5dama2tonもよろしくお願いします。
 このブログで紹介しているホドラーの「真実 第2ヴァージョン」もどうぞ!
スポンサーサイト



白龍神社と紀州神社

 8月6日に北区にある白龍神社と紀州神社をお参りしました。
 まずは白龍神社です。この神社は、白羊鉛筆の創業者小林直喜の父が、滋賀県から北海道へ移る際に、屋敷神として祀っていたものを持参して祀り続けてきた神社です。

hakukishu (1)

 一の鳥居に使われている木は別名アララギとも呼ばれ古くから笏の材料として用いられてますが、鉛筆の素材でもあります。

hakukishu (2)

 平成5年に白羊鉛筆を閉じてベネフォームへ移行する際に社を現在地に遷しました。
 なお、近辺にはトンボ鉛筆の本社があります。この神社は北区が工業地帯であったことを現在に伝えています。

hakukishu (3)

 紀州神社は、元亨年中(1321-24)に王子に移住した紀州熊野の鈴木重尚が豊島左衛門清光に諮り、王子神社内に勧請したものです。その後現在地に遷りました。
 
hakukishu (4)

 この神社の神紋です。八咫烏と鳥居という独自のものです。

hakukishu (5)

 街角の小さな神社ですがこの神社に面した道路は「紀州通り」という名称があります。また、所在地である北区豊島は豊島氏発祥の地です。

hakukishu (6)

 豊島氏は熊野権現を勧請し、領地に多くの熊野神社を設けました。その最大のものが王子神社です。

hakukishu (7)

 紀州熊野の鈴木重尚が後醍醐天皇が討幕を始める直前に移住したことと豊島氏が南朝方だった事実は、興味深いですね。
 街角の小さな神社は地域の歴史を今に伝える貴重な存在。これからも大切にされてほしいものです。近隣にある西福寺と豊島若宮八幡社の記事もどうぞ(こちら

アクセリ・ガッレン=カッレラ ケイテレ湖

 今回紹介する作品は最近国立西洋美術館が所蔵することとなったアクセリ・ガッレン=カッレラの「ケイテレ湖」です。

Document_20220731_0003.jpg

 アクセリ・ガッレン=カッレラはフィンランドの画家です。現地では国民的画家と称されています。
 「ケイテレ湖」という作品はモネの「スイレン」のように多くの作品があるようです。国立西洋美術館に収蔵された作品は、1904年から1906年にかけて描かれた作品です。

 澄み渡った空気と湖面を走る波が美しい作品です。フィンランドの国土は森と湖が点在するそうですが、一度でもよいから実物を見てみたいものです。展覧会に行った日も灼熱だったのでこの作品は良い清涼剤でした。

 北欧の画家の展覧会は時々ありますが、フィンランドの画家の作品は初めてです。アクセリ・ガッレン=カッレラはフィンランドの国民的叙事詩『カレワラ』を題材にした作品群が有名です。この作品もフィンランドの国土同様、是非見たいものです。

ときわ台天祖神社 板橋区南常盤台

 板橋天祖神社は東武東上線のときわ台駅近くにあります。
 
tokiwadai (9)

 1200年代に創建された神社です。天照大御神のお姿が現われたという伝説があり、その場所に伊勢神宮を勧請したそうです。

tokiwadai (3)

 江戸時代の地誌にこの神社の参道は松や杉が繁茂しているとの記述があります。そのことを物語る緑豊かな参道です。

tokiwadai (8)

 頭の上に宝珠を乗せた立派な狛犬様です。

tokiwadai (4)

tokiwadai (5)

 参道の脇に境内社が整然と並んでおります。稲荷神社・北野神社・伊勢神社・月読神社・日枝神社と並んでおり、石祠は榛名神社です。

tokiwadai (6)

tokiwadai (7)

 社殿も豊かな緑に囲まれています。前回の氷川神社もですが緑が多い杜は気分が安らぎます。

tokiwadai (2)

 富士山を遥拝できる方角に整備されている富士山遙拝所です。常盤台は板橋区の高級住宅街ですが、この神社一帯は商店街が近くになるどちらかというと庶民的な場所です。近辺にある神社の記事もどうぞ(こちら)!

 | HOME |  »

プロフィール

だまけん

Author:だまけん
絵画と東京近郊の寺社情報を発信します。
twitter @5dama2tonもよろしく!


最新記事


最新コメント


リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック


検索フォーム


カテゴリ

未分類 (0)
外国人画家 (273)
アメリカ (25)
イギリス (29)
イタリア (12)
ウクライナ (7)
オランダ (32)
オーストリア (11)
スイス (21)
スペイン (7)
ドイツ (11)
東欧 (10)
フランス (61)
ベルギー (31)
北欧 (11)
ロシア (5)
日本人画家 (223)
江戸以前 (5)
江戸 (23)
浮世絵 (44)
明治~昭和 (47)
現在美術 (34)
現代美術(洋画) (46)
現在美術(日本画) (24)
寺社巡り (447)
足立 (9)
荒川 (16)
板橋 (17)
江戸川 (1)
大田 (5)
葛飾 (7)
北 (27)
江東 (16)
渋谷 (12)
品川 (7)
新宿 (11)
杉並 (11)
墨田 (5)
世田谷 (15)
台東 (44)
中央 (17)
千代田 (18)
豊島 (27)
中野 (3)
練馬 (11)
文京 (40)
港 (31)
目黒 (5)
東京多摩地域 (17)
神奈川 (14)
千葉 (42)
埼玉 (10)
その他地域 (9)
名所・旧跡 (69)
庭園・公園 (9)
建物 (20)
博物館 (19)
動物園・水族館 (21)