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ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 ①

 10月21日に「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」に行きました。
 この展覧会は展示作品がほぼ撮影可能だったので、撮影した作品を4回に分けて紹介します。
 小学校4年の頃、図工の教科書に載っていたパウルクレーの「船乗りシンドバッド」を見て楽しいと感じ、それ以来ファンです。なので、まずはパウルクレーの作品から紹介します。

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 「植物と窓のある静物」です。

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 「黄色い家の上に咲く天の花(選ばれた家)」
 パウル・クレーの作品の魅力はいろいろありますが、見ていて無邪気な気持ちになれることです。また、優しい音楽を聴いてるような気分にもなります。
 
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 「緑の風景」と「北の地」です。
 無邪気な気持ちにさせておいて、いろいろななぞかけもしてくるところも魅力です。
 以前のパウル・クレーの作品について「世界はいわば線とドットの集合体です。物理学者が数式を駆使してこの世界を成り立ちを解き明かそうとしているのに対し、筆を駆使してこの世界の成り立ちを解き明かすの画家だと思います。この作品はこの世界の成り立ちを私たちに教えているようです。」と書いたことがあります。この2作品はまさにそれと思います。
 
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 「モスクの入口」です。
 この作品はいろいろな考えは抜きにして、イスラム建築のだいご味であるモザイクタイルの美しさが魅力的ですね。
 このブログで紹介している他の作品もどうぞ!! 次回はピカソです。

アーティゾン美術館のパウル・クレー作品
スーパー・チェス
蛾の踊り
花ひらく木 花ひらいて
山への衝動
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五島美術館の庭園と旧古河庭園のバラ

 10月9日に五島美術館の庭園に行き、10月21日は旧古河庭園に行きました。
 まずは五島美術館の庭園です。

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 今年の5月にこの庭園を訪れています。同じ場所から映してみました。(5月の画像はこちら

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 この日は薄曇りでした。晴れている日より石仏がしっとりとしています。緑を楽しむなら晴れの日がいいですが、石仏を愛でるならしっとりとする薄曇りの方が好きです。

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 秋の虫達が大合唱でした。石仏達は虫の音色を聴いてるようです。文人象がありますが、この庭園から川崎方面に向かって歩いて20分の場所には文人象が境内に多くある善養寺があります。

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 10月21日は快晴で旧古河庭園のバラは見ごろでした。

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 バラの本数は都内の他の庭園と比べれば少なめですが、洋館との組み合わせはとても映えます。そのため、他のバラ園より優雅な気分になれます。
 
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 この庭園は本郷台地の崖を活かした庭園です。空を見上げるとバラの中に洋館が見えるという独特な景観です。また、日本庭園の二層構造になっているのも特徴です。

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 この日は洋館の内部見学ができました。洋館内部は撮影不可でしたが洋館の中からバラ園を見ると山手の上流階級になった気分です。 秋ばらの一般公開は3年ぶりです。実に感慨深かったです。

 洋館とバラといえば鳩山会館も有名です。

 周辺には寺社も多いです。合わせてお参りするのも一興です。
 城官寺と昌林寺
 無量寺
 平塚神社

船橋大神宮周辺の神社

 船橋大神宮をお参りした後、京成船橋駅に向かいました。その道中も魅力的な神社が多数ありましたので紹介します。

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 まずは船橋厳島神社です。船橋大神宮から京成船橋駅までの道のりは、古い商店が以外にも残っている懐かしい雰囲気でした。

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 船橋厳島神社を抜けた場所にある御蔵稲荷神社です。
 徳川家康が千葉方面で鷹狩をする際の宿舎として建てられた御殿の蔵の跡に創建されたお稲荷様です。
 この蔵のおかげ周辺の住人は飢饉から免れていたそうです。また、太宰治は船橋で療養生活をしていた際に、御蔵稲荷の鄙びた雰囲気を気に入っていたそうです。

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 船橋御殿跡・東照宮です。日本一小さな東照宮として有名です。同じく徳川家康の御殿の跡地にあります。

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 この御殿は代を追うごとに使われなくなり、船橋大神宮に払下げとなりました。その際跡地にこの神社が建立されました。
  
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 日光の三猿も有名ですが、船橋東照宮にもあります。現在の社殿は安政4年に再建され、昭和2年に修繕されたものです。

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 最後に道祖神社です。

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 境内社の三峰神社です。おいぬ様(狼)がいらっしゃりますが、お稲荷様もいらっしゃります。

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 木鼻もおいぬ様です。疫病や邪悪なものに嚙みつきそうな勢いです。初めて見た珍しさよりも彫刻の見事さにも惹かれました。

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 向拝の龍、木鼻の唐獅子、持ち送りの波と鳥が見事です。路地裏の小さな神社ですが見どころが多いです。この記事4社紹介しましたが、一押しは道祖神社です。なお、東船橋駅近くにも「道祖神社」があり、こちらは見事な銀杏が生えているようです。船橋市内には見るべき寺社が他にあり、大変興味が湧きました。
 

紫式部日記絵巻

10月9日に五島美術館に行き、国宝の「紫式部絵巻」を見ました。

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 上段は「五島本第一段」です。
 10月17日の夜に藤原斉信(左)と藤原実成(右)が、宮の内侍(右上)と紫式部(中央)を訪ねる場面。絵葉書をスキャンしたもので省略されていますが、左側に大きく庭と月が描かれていました。現代風にいえば窓から映える景色が見えるオフィスで社員同士が雑談している場面でしょうか。
 下段は「五島本第二段」です。
 皇子誕生50日目の祝の日の様子です。のちの後一条天皇を抱く中宮彰子と女房たちを描いています。こちらは赤ちゃんを祝福している様子が伝わりますが、十二単って重そうです。昔は全てが人力でした。雅な方々は非力なイメージですが案外現代人より筋力があったかもしれませんね。

 さて、いずれの作品も加藤純子による復元模写も展示されていました。
 原本では黒ずんでいる調度品、公達・女房の衣裳は鮮やかです。特に調度品の鮮やかな赤が目を引きました。平安貴族は様々な種類の赤と黄緑に囲まれていたようです。
 合わせて展示されている詞書に書かれている文章が無学のため理解できないが残念ですが、絵巻からは仕事の合間のちょっとしたひと時を生き生きと描いていることが分かります。
 5月に源氏物語絵巻を見た際に、この美術館のもう一つのお宝である紫式部日記絵巻も見たいと思いましたが、案外早く叶いました。次回も紫式部日記絵巻を紹介します。

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