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ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 ③

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 「黄色のセーター」です。

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 「闘牛士と裸婦」、アルベルト・ジャコメッティの「ヴェネツィアの女 Ⅳ」、「男と女」です。

 歪んでるけども均整がとれているところが古田織部の焼き物のようだと感じました。
 例えば裸婦は曲線美が見事であるべきといった「べき」がない作品なので見ていて自由な気分になりました。
 
 このブログを始めてから間もなく12年。この間にもピカソの作品は来日していましたが、ピカソの作品を体系的に展示した展覧会に行くのは実は初めてでしたが、遅ればせながら魅力にはまりそうです。ピカソは莫大な作品を残しております。再び今回と同規模の展覧会が開催されることを祈っております。

慶元寺 世田谷区喜多見

 喜多見氷川神社の次に慶元寺をお参りしました。

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 厳かで美しい杉並木の参道です。この風景だけでも来たかいがありました。

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 1755年に建てられた山門です。
 このお寺は1186年に江戸太郎重長により江戸城付近にて創建されましたが、江戸氏が太田道灌に江戸城を明け渡したことに伴い、この地に移転しました。
 
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 江戸氏は江戸時代に喜多見氏と改称しました。この本堂は1716年に建てられた世田谷区最古の寺院建築物です。

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 境内の庭園です。このお寺は徳川家光より寺領10石の朱印状を受け格式ある寺院です。

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 平成5年に建てられた三重の塔です。私は郷土史が好きです。だから郷土の歴史を記録である寺社が好きです。
 中世の頃、世田谷区全域は「吉良氏」(吉良上野介とは別の系統)が治めていたと思っていましたが、恥ずかしながら実は世田谷区は東京の街を最初に造った「江戸氏」ゆかりの地であることを初めて知りました。美しい参道も収穫でしたが、お寺の歴史を知ったことも収穫でした。

 ※ 世田谷区最古の神社建築は勝利八幡神社の旧社殿です。(こちら

ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 ②

 国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」の2回目はピカソです。このブログを始めて11年以上たちますが、実は今回が初めてです。まずは静物画・風景画を紹介します。

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 右から順に「ギターと新聞」、「グラス、花束、ギター、瓶のある静物」、「青いギターのある静物」です。
 ギターはくびれているせいか裸婦像に見えます。

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 「丘の上の集落(オルタ・デ・エプロ)」です。幼児がブロックを積み上げて遊んでいるのを見るような微笑ましさを感じます。
 

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 「ポスターのある風景」です。上の作品同様の感想です。整然としたものも美しいですが、あえて崩すのもまた美しいですが、相当な計算も必要です。そういった意味ではかなり緻密だなと思いました。
 クレーの作品は見て楽しく、マティスは華やいだ気分ですが、ピカソは次々と画風が変わっていたことから凄まじい創作意欲が作品からあふれているので見ていて漲る気分です。次回は人物画です。

喜多見氷川神社 世田谷区喜多見

 10月9日に五島美術館に行った後、世田谷区の喜多見界隈の寺社をお参りしました。3回に分けて紹介します。
 まずは喜多見氷川神社です。

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 1356〜1360年頃の水害による社殿の大破、多摩川の水害により資料が失われておりますが、740年(聖武天皇の時代)に創建されたといわれている古社で世田谷区最古の神社です。喜多見は古墳の多い地域なので古代から聖地だったようです。

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 1654年にこの地を治めていた喜多見氏が寄進した鳥居です。
 喜多見氏は元々「江戸氏」でした。江戸城を建てたのは太田道灌ですが、実際は太田道灌が江戸氏から奪ったものです。

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 世田谷区といえばおしゃれな三宿、下北沢、二子玉川といった街がありますが、喜多見地区は緑豊かな住宅地です。

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 付近より出土した石棒を立石大神として祀っています。このような祠はおそらく世田谷区では唯一と思われます。

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 境内社です。稲荷神社・天神社・大山祇神社・月讀神社・出雲神社・大鳥神社・祖霊社の順に並んでいます。

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 平成2年に建てられた社殿です。重厚でかっこいい!一目で惹かれました。

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 向拝・拝殿の蟇股の彫刻です。中国の故事等にちなんだ精緻な宮彫りはありませんが、向拝正面右より榊・桧・樟(くす)・杉、向拝中右より松・竹・梅・桃、拝殿正面右より本正真・先清浄・宗信心・体神徳、拝殿四隅には青竜・白虎・朱雀・玄武の彫刻があります。

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 神社全体が庭園のような美しさでした。次回は喜多見氏(江戸氏)ゆかりのお寺を紹介します。

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